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1stヴァイオリンでの譜読み

譜読みはヴィオラが一番難しいと考えています。
ハ音記号である事や音域的にも音源から弾いている内容が聞き取りにくく
イメージしにくい事から私は割と苦労します。
2ndヴァイオリンも比較的イメージがしにくいですね。
かたや1stヴァイオリンの譜読みはあまり苦労せずスラスラ進みます。
楽譜を前に楽器を持って練習する時間より
音源を聞く時間の方が大事かな?とすら思います。
というのも聴こえたまま弾けばいい部分がかなり有るからです。
音源でも1stヴァイオリンの音色は一番良く聴こえますし
メロディも多いので覚えやすいのです。

ただ1stヴァイオリン特有の苦労が無い訳では有りません。
それは異常な加線の多さです。
1stヴァイオリンはE線開放から始まりE線上で2オクターブ程度の音域を
弾く事になります。五線譜のさらに上に6本は加線が付く訳です。
コレはかなり読みにくいです。
じゃあどうやって読んでいるのか?というと
加線3本までは一瞬で読める様に訓練していますが
ソレより多いと数えないとわかりませんので直感的には読めません。
だから、ぶっちゃけ読んでません。
加線が4本以上出てくる部分は音源から耳コピしたり
一旦、オクターブ下げて書き出して覚えるまで弾き込んでしまいます。
つまり音程を拾う取り作業だけ別に分けて行って後は弾き込んで暗譜です。
加線表記ではなく8va表記の場合も有りますが
不思議な事にコレも咄嗟には読みにくいんですよね・・・

ヴィオラでは加線表記よりもト音記号表記になる事が多いのですが
コレもかなり読みにくいです。
個人的には加線表記にして欲しいんですよね。

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