なぜ私はLarsenの弦を使うのか
ヴァイオリン弦はPirastoro社とThomastik-Infeld社が人気ありますよね。
2強って感じですよね。
しかし私はLarsen社の弦を好んで使います。
Thomastik-Infeld社もたまに使いますがPirastoro社はまず使いません。
ではなぜ私はLarsen社の弦を使うのでしょう。
理由その1. 割安だから
Larsen社のフラッグシップモデルのIlCannoneでもセットで8,000円台です。
Thomastik-Infeld社のフラッグモデルのDynamoだとセットで14,000円台。
Pirastoro社のフラッグモデルのPerpetualはなんと!セットで18,000円台!
お財布に優しいLarsen社は神なのです。
理由その2. 寿命が長いから
Larsen社の弦は切れにくい、ホツレにくい、経年変化しにくいと
非常に優秀な長寿命です。
Thomastik-Infeld社の弦は経年変化が早めです。
コレはかならずしも変化が劣化とも言い切れない部分では有りまして
少しヘタってきてからが粘り強い気もしますし
ヘタって来た時の落ち着いた音色が本来の持ち味なのかもしれません。
Pirastoro社の弦は巻き弦のホツレが出やすく結果として寿命は短めです。
理由その3 音色にクセが無いから
Larsen社の弦は良くも悪くも素直でクセがない味付けの少ない弦です。
強烈な輝きやガット弦のような温かさを求める方には
向かないかもしれませんが
ジャンルや演目を選ばない素直な音色は使い勝手が良いです。
あと張力が低めで弾きやすいです。それでも音量はちゃんと出ますし
音抜けが良く、遠鳴りします。
理由その4. 密封パッケージなので買い溜め長期保存が出来るから
実はコレが一番のポイントかも知れません。
私は弦は割引やポイントアップ等のキャンペーンでまとめ買いをします。
しかし密封パッケージの弦でないと長期保存時に錆びたり経年劣化するので
長期保存が出来ないのです。
Larsen社の弦は密封パッケージなので長期保存でも劣化しません。
ちょっとマイナーな存在だけれど、とても良心的なメーカーなので
Larsen社も選択肢に入れてあげてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?