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私は譜読みは速いが楽譜は読めない

私はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ギターとマルチプレイヤーで
ヴァイオリンとヴィオラに関しては毎月演奏会がある状態ですので
常に譜読みをしている生活です。必然的に譜読みの速さが求められます。
しかし実は私は楽譜が読めません。
何を言ってるかわからないと思いますので少し丁寧に説明します。

このように譜読みしています

音符の位置で弦上の押さえる場所は瞬時にわかります。
でもその音がドなのかソなのかシなのかはわかっていません。
脳内で音も鳴っていません。私にとって楽譜は指板表です。
一回脳内で音に変換する工程が無く
楽譜を見た時点で既に押弦は終わっているので初見は速いです。

調性とフィンガリング

調号を見た時点で頭の中の指板表が対応して押弦位置がセットされます。
この際に長調である、短調であるは一切判別していません。
C-DurもA-mallも全く同じ指型としてだけ判別されています。

調性とフィンガリング

調性が変わった場合は脳内の指板表が対応して切り替わります。

調性とフィンガリング

ギターでコードを押さえる感覚で指型が作られる感じです。

調性とフィンガリング

♯と♭が4つ付くぐらいまでの指板表は
ヴァイオリンでもヴィオラでも丸暗記しています。

五度圏

でも#や♭が6つ付くような調号までは暗記していないので
五度移動する感覚を使っています。

五度移動するという事は隣の弦に移動するということ

幸い、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロは隣の弦との間隔が五度なので
頭の中の指板表を隣に移す感覚で対応しています。

五度移動するという事は隣の弦に移動するということ

#が増えた時には運指表の指型を高い音の弦にズラして押さえます。

五度移動するという事は隣の弦に移動するということ

♭が増えた時には運指表の指型を低い音の弦にズラして押さえます。

つまり私にとって楽譜とは音のデータではなく運指データなのです。
楽譜を見た時点ではどんな音なのかどんな曲なのか全くわかりません。
ただ自動で指は動くので音を出してみて楽器から鳴った音を聞いて
初めてどんな曲なのかわかります。

基本的に困ることは全く無いのですが、時折
「ファの音のところから弾いて!」とか言われると
どの場所の事を言っているのか全くわからないので目が泳ぎます。
そもそもファってどんな音だろう?
E線開放弦はたしかミだからその半音上かな?
と考える時間が発生するので音が出るまでに15秒程掛かります・・・

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