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2020年度のIIBC Award of Excellenceが届いた

2020年度のIIBC Award of Excellenceが届きました。それって何?について詳しくはここを見ていただくとして、ざっくりとはTOEICの四技能それぞれのテストで一定以上のスコアを取るともらえる表彰状です。2019年の受賞者は310名で今年はコロナの影響もあってテストが中止となった時期があったり、L&Rは抽選制となったりしたせいか数が少なく213名とのことです。私の今回のスコアは2019年よりスコアは低いんですが、まあ、2019年はL&Rのマークシートは縦線1本で採点されるかどうかが気になって試したかったので、そのためにはあまり微妙なスコアだとスキャンされなかった結果なのか、実力なのかはっきりしないと思ったのでテスト勉強をしっかりしたんですよね。もう縦線1本で大丈夫か確認したい一心で。もともとTOEICの四技能の中ではRのテストが最も苦手で2020年は勉強をさぼったら案の定スコアが落ちたという次第。

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一方でスピーキングテストは今まではあくまでも普段の自分の力を測定するものと位置づけていて、テストに特化した勉強はあまりやってなかったんですが、テストに向けた勉強で結果としてスピーキング力が上がるならそれもありではと思ったのと、テストのためのTipsを考えてみるのも面白いかと思い始めて最近はそんな傾向になっています。

英語を勉強すると言っても人によって話す・書く・読む・聞くのどこにフォーカスしたいのかは異なるのでどうしても勉強方法が偏りがちです。しかし、一つを伸ばすためには他の三つの要素も必要になります。ですので、このThe Awardを目指すのは自分が注力している以外にも少しは強制的に目を向ける方法としては良いかなと思っています。
「聞く」は耳で音をキャッチすることが必要になるので一旦置いておきますが、残り三つを並べると日本人が一般的な英語学習を中学・高校で学んだことをベースに行うと読む力>書く力>話す力の順になるのではと常々考えています。
読むことが出来る英文であれば自分でも書けるかと言うと母語でもそんなことはありません。プロの作家・記者のような文はそうそう書けません。そこにはスタイルの違いもありますし、慣れてない言い回し、普段使わない言葉もあるはずです。でも読めばわかるものは多数あるでしょう。反対に自分では書けるんだけど読むとなると読めないということは起こりません。
また、書く際には必要であればじっくり考える時間を使えますが話すとなるとそうはいかないので、自分が書ける表現の一部が話すことが出来る表現。ですので、話す練習だけしてもある程度表現の幅が書ける表現に近づいてくると、それ以上は伸びるのが難しく、そこを超えるには書ける力を伸ばすしかありません。同様のことが書ける力にも言えるので、話す力の更なる向上には読める力を伸ばす必要があります。長くなるので残りを一気に一文で済ませますが、同様に書くときにも読む力は必要ですし、読む力はアウトプットの経験がある方が伸ばしやすいと思います。このたたりはまた機会があれば。

さて、「聞く」のは、耳から英文をインプットする「読み」のようなものなので少なくとも、耳から英文が入ってくるその速度で英文を左から右へ一方通行で返ることなく読んで理解出来ないと、聞くことは出来ません
また、音を英語として認識するためには音の聞こえ方を知って慣れている必要がありますが、さらに文法や表現も知っている必要があります。慣れてない人は全神経を耳に集中させて、聞こえてくる音に100パーセント頼って音を拾おうとしがちで聞こえる音が全ての世界になってしまいます。しかし実際には人の話を聞くときには音が緩んでも落ちても、それまでの流れや抑揚、リズムと今までの経験を突き合わせて補間しながら聞いています。そしてこの経験を支えているものは文法知識と読む・書く・話すの力です。

と、テキストで書くと説得力がありますが、まあ、私はそんなことを考えていますってことでした。今年はすでにSpeaking & Writing テストは受けたので結果が規定に届いていればあとはListening & Readingを頑張るのみです。

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