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ガンジャ先生。3-8

至極の足マッサージ

シルバーの鍋に野菜を放り込む。
Alan Walker feat.Ina Wroldsen - Strongest

 『あれとこれと‥‥‥あとナームとビアシンね。氷も』
映画で少し遅くなった僕らはそのままデパートのレストラン夕食取ることになった。
 外はすでに暗くなって遅めの食事だ。
デパート内は明るく輝かせている。
僕らの入ったのはMKいうタイでは有名なチェーン店らしい。

 山のようにオーダーされた野菜は驚いたが、思ったよりお腹が空いていたみたいでみんな箸が止まらない。
 タイスキっていう料理はしゃぶしゃぶと鍋を合体させた様な料理であり出汁も効いて食べやすかった。
 辛めのソースはこんな使い方あるのか。
正直料理に関せば満足しまくってる。美味しい物は正義だ!

 箸を動かしながらガンジャ先生が話繰り出した。
「なかなかのもんだろ。飽きるけどタイ料理はイケるはず。みんなもそろそろやっと慣れてきたかな?」
「「はい!タイが好きになりました!」」
「まぁ今回は息抜きってところか。一応予定では明日王宮を観光して、明後日よりサムイとかタオ島で4,5日。んでビーチにでも行くから少々移動が続く。今日明日で疲れをとっといてくれ。」
「あの〜サムイとかタオ島って何するんですか?」
「せっかく南国きたんだから泳ぎたいだろ?タオではスキューバの合宿みたいなもんだ」
「スキューバ?って潜るスキューバダイビング?」
「ただ遊ぶだけでもなんだからな。資格はあればあっただけいい」
「?!水着ない」
「値段10万以上するって昔。。」
「僕は残念ですがパスですね。泳げないし」
ヤレヤレと残念そうふりして僕はそう答えた。
先生は構わず説明続ける。

「どうせ沈むんだ。泳げなくても問題ない。水着とかどこでも売ってる。明日購入してこい。ダイビングの予約もバッチリしといた。あそこは指導員も日本人なんだよ。金の事は心配せんでもいいぞ。4万いかなかったし」
「マジか」
「マジだ。あと他に困っていることないか?分かる範囲なら答えよう」

「‥先生。トイレの事なんですけど。。紙は流さないほうがいいのですか?」
「あ、あと小さいホースはなんですか?掃除用?」
「一応首都だからなここは。デパートやモールなどは流れるはず。そのまま流してかまわんよ。ただ田舎や島は横のゴミ箱入れるように。すぐ詰まる。ホースはウォッシュレットだ。自分で合わして発射させる。。んなんだよ?変な顔して。」
絶句という場面を初めてみた気がする。
ウォッシュレットは想像しにくい。みんなが固まる中代表して僕は
「マジか」
と最近口ぐせになったセリフを言う。決まった!


 その後熱射病など気をつける点など聞いて、夜遅めの夕食は無事終わった。シャワーは浴びたい時でいい。あそこは一応サービスアパートなので、たまにシーツやタオル交換もしてくれるという。ただ掃除時間はできるだけ開けておく事と、貴重品は持っておくようにと忠告もされる。
う、先生はビールに氷入れながら飲んでいた。
突っ込んだほうがいいのかな?

 帰りは人通りも少なくなったので、みんなで歩いて帰ることにした。
 外は暗くなりながらも独特湿気で、屋外に出るとやはり暑い。汗はかかないけど、この空気は深夜まで続くという。
大通りの車は減ったがクラクションがうるさい。
 露天もほとんどなくなり、店舗はシャッターがしてあり、掃除している人もいた。見慣れない風景に一変してた。

 歩きながら、動いた範囲は1kmくらい?なんとなく行動範囲理解したと思う。
みんなさすがに疲れたのか、帰りはついて行くだけで会話はなかった。
オレンジ色の街頭。
クラクションの響く道路沿いでビーサンを擦りながら歩いていく。


■■■ 茜

いろいろありすぎて頭が理解できないけど、外国来たんだな。と改めて思う。歩は慣れるのはやいけど、やっと転ばず歩けるようになった。
歩道が所々壊れてるもん!少し寝たのはスッキリできたかな?
この景色はキレイだなと〜単純に思う。
あーデジカメ忘れてた。明日の観光は持って行こう。
時刻は20時半くらい。路地ではゴミも在るけど、昼みたいに大勢いないのでスムーズに進める。

「あ、マッサージしてくか?疲れただろ」
帰り道、ガンジャ先生がふと気づいたように言う。
「タイマッサージ?」
「そういえば有名だったと記憶が。。」
「行こう行こう♪楽しそうだし」
『マッサージ〜マッサージ〜♪』と声かけてる人も気になる。でもたくさんあるよね。。この通りで今で6件目くらい。
 先生が先導して(perfect)と名のある店入る。
ピンクのワイシャツ、少し色黒のお姉さんに案内される。
入ると爽やかな冷気、そして柑橘系のお香の匂いが体をつつむ。「うわぁ‥‥‥」
すでに先生はみんなのコースを話つけてるみたいだ。
足マッサージだから順番にね。とガンジャ先生は対面でお茶のんでる。こういうやりとりを見るとできる人なんだけどな。。
 
 席に座り緊張したけど、足を洗ってもらいオイル?の様なものを塗った足マッサージは最高だった!
未亜ちゃんも雪ちゃんも互いに目を合わせトロンとした表情をしていた。
もう一度言う最高に気持ち良かった!パーフェクト最高!♪

 席が少なく4人、2人と順番にマッサージ終えみんなリラックスできてホテル帰る。
足のむくみも取れなんか変な感じ。
先生より、明日も9時に食堂でいいので速く寝ろ。と。
はーいと言ったあとあまり記憶がない。
部屋に入るなりベットにそのまま落ちるように寝た。

こうして私の長いバンコクの一日は終わった。

■■■

「シャワー終わったよ〜」

茜?あーもう寝てるんだ。

髪を吹いて廊下に出ると静かなエアコンの音だけが鳴り響く。先の柑橘系の匂いが鼻から離れない。

・・あの部屋だったよね?

足音を立てない様に女の子は歩きだした。

――ーーーーーーーーー

長い1日終わります。次より新章へ。

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経験はチカラです。 若い頃行っとけば良かったな〜と思う事も多かった。 世界は広いです♪ ٩(ˊᗜˋ*)و

ありがとうです♪ ٩(ˊᗜˋ*)و
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海外が好きです。広島出身。 よくいる広島人で。燃えやすく冷めやすい(笑) 香港とバンコクで働いていました。  いろいろな経験を小説やマガジンで説明できればいいなと思います。 この世界は素晴らしい。 Twitter @tactvv

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