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持病持ちから身体障害者(内部)になって十数年。少しは体調が悪い中での移動に慣れてきたので、内部障害者目線での移動の話とここなら行けそうかな?の妄想旅行をまとめていきたいと思います。障害者でなくても高齢者の方とか高齢者の方の旅行を考えている方とか歩く体力がない方とか手すりがないと階段は無理よって方の参考になればと思います。

そもそも内部障害って何?って方もいますよね。身体障害者というとパラリンピックやデフリンピックに出場されているような手足や視覚、聴覚に障害がある方がよく知られていると思いますが、内臓など体の中の機能に障害がある人も身体障害者です。内部障害は外見からは分かりにくい人が多いので日常生活ではあまり出会うことがないかもしれません。聞いたことありそうなところで言うとペースメーカーを入れている心疾患の方とか人工透析をしている腎疾患の方がこの内部障害に当たります。障害による影響は人それぞれで車椅子を利用している人もいれば体調さえ良ければ移動に問題はないという人もいます。

私は持病の影響で腎臓を悪くして障害者になりました。臓器移植を受けて透析離脱していますが、元々の疾患と貧血と戻らない筋力に悩まされながら生活しています。移動の問題だけ上げると、杖なしで歩けるけれど長時間は難しい、休憩しないと足がつる、体調によっては同じ時間歩くよりも一箇所に立ち続ける方が難しい、手すりがないと階段は難しい、手すりがあっても二階分くらいにしておきたい、手すりのない段差も時間がかかるし段差が大きければ諦める、列車とホームの間が広く空いているところがございますは結構厳しい、そんな障害者です。移動に難が出てきた頃の自分の祖父母に近いと思っています。

移植は地元では受けられなかったので地方から都心の病院に通院中です。地元では車生活なので電車には慣れていないし、都心は地元の何倍も人いるし、みんな歩くの早いしで東京怖いってところから通院のルートだけは一人でも困らず移動できるようになりました。ちょっと買い物して帰ろ、ももう大丈夫。

もう大丈夫になるまでは色んな失敗がありました。採血10本取ってからの大江戸線の下りエスカレーターは無理だったとか、東京駅でエレベーターまで通り改札通っちゃって大回りになったとか、指定席取らずに電車に乗ったら満席で横浜まで待てば座れるかと思ったら横浜までに気持ち悪くなっちゃって途中下車して休むことになったとか、こんな失敗から学んだ移動ルートの話をまとめていきます。

あと書きたいのは旅行の話。健康だった(健康だと思っていた)ころは旅行が趣味で年に3〜4回は泊まりで旅行をしていました。透析離脱できて透析の日を気にしなくてよくなってから家族との旅行は何回か。一人でも動けそうとなってからはコロナもあって思うようには動けず。行きたいところのバリアフリーの状況とか調べるだけ調べて行けてないので、そろそろまとめていくつかは実行に移したいと思います。

健常者の方も車椅子じゃない身体障害者ってこんな感じで社会の中にいるんだな、と読んでもらえたら嬉しいです。

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