見出し画像

カンフーガールズ現体制終了公演-功夫少女- @ Shibuya Milkyway 2023.09.17


現体制終了公演へ

カンフーガールズ現体制終了公演、遂に当日が訪れた。当日が訪れてしまった、と表現したほうが良いのかもしれない。

実のところ前日までライブを観に行くか行かないでおこうかでずっと悩んでいました。

悩みながらもカンフーのWikiをひとりで黙々と編集しているうちに、数々の思い出とともに里心の様なものがむくむくと立ち昇ってきてしまい、これはやはり彼女たちのラストを見届けねばならない!見届けてちゃんと区切りをつけよう!という気持ちになり観に行くことに決めました。

前物販

僕は前物販のラスト30分前ぐらいからフロアにお邪魔していました。カンフー現場には1ヶ月ぐらい来ていなかったのですがフロアに入った途端、そうそう!この居心地の良さがカンフー現場だよなあと懐かしさが込み上げてきました。

集まっているファンもメンバーもスタッフさんも僕が通っていた頃と何も変わらない景色が待っていました。

受付奥のスペースにはすでにフラワースタンドや花束、のぼり旗が設置されていていよいよラストなんだなというのを実感しました。

前物販が終わり一旦Milkywayが入居しているビルの外に出され、ラストライブ特有の期待と緊張がまぜこぜになったような、あのなんともいえない独特な雰囲気を感じながら開場時間を待ちました。


ライブレポ

今回の記事はライブレポの体裁をとってはいますが、どちらかというと個人的な思い出を語っていることの方が多くなりそうですがお付き合いいただけると幸いです。

なるべくライブの時系列に沿った形には整えているので、一緒にあの日のライブをあらためて追想しながら読んで頂けたらと思っています。
そして、色々な都合で来場出来なかった方々には少しでも会場の雰囲気が伝われば幸いです。

公演概要

■日時 2023年09月17日 日曜日
■会場 Shibuya Milkyway
■時間 OPEN 18:30 / START 19:00
■料金 ・優先¥5,000・一般¥2,000 ※それぞれ+1D
■公演 「カンフーガールズ現体制終了公演-功夫少女-」
■出演 功夫少女(藍谷 依茉/宮瀬 由菜/白城 胡桃/姫翠 瑛梨依/緑川 希星/咲月 仁乃)
■その他 ・前物販16:00-18:00・優先チケット入場特典:全員集合チェキ・優先入場


前半ブロック

M00 SE
M01 功夫物語
M02 神龍闘人
M03 舞踏遊宴
M04 満漢全席

Setlist

今までこんなにフロアがパンパンになったMilkywayは見たこと無いんじゃないだろうか…。それぐらいの超満員で、大げさじゃなくPA卓脇のスロープになっている出入り口のところまでお客さんで一杯だった。もしかしたら入れなかった人もいたんじゃないだろうか。

呼び出しのSEがフェードイン。フロアからは「今日のラストライブ盛り上がっていくぞー!!」の掛け声にその他のオーディエンスが「おーーー!!!」と続く。

本公演のスタート1曲目は『功夫物語』でラストライブの口火が切られた。

デビューライブもこの『功夫物語』でスタートしたのだから、現体制を締め括る今日もこの曲以外には無かったと思う。

イントロで、
「本日はカンフーガールズ現体制ラストライブお越しいただきありがとうございます!」と依茉さん。

『功夫物語』で思い出すのは一番最初にカンフーのライブを観た日のことがつい先日のように思い出される。メンバー皆スタイルが良いんだけれど、この曲を踊っている時の宮瀬 由菜さんの手足の細さに特に驚きました。
由菜さんといえばそのファッションセンスの良さも然ることながら、一番思い出深いのはやっぱりお芝居を観に行ったことですかね。演技に限らずこれからもマルチに活躍していって欲しいと願っています。

ステージはそのまま続けて『神龍闘人』から『舞踏遊宴』へ。

「皆さん今日まで支えてくれて本当にありがとうございます!」という藍谷 依茉さんの煽りがイントロと共にフロアに響いた。依茉さんの煽り無くしてカンフーのライブは成り立たないと言っても全く言い過ぎじゃないぐらい必要不可欠な存在でした。あと、煽りやMCの時の声と歌声の振り幅が大きくてそんなところも好きでした。MCのとき絶妙なタイミングで他メンバーのコメントを拾っていたりして、裏回し的な立ち位置も熟していて凄いなって思っていました。

この『舞踏遊宴』の辺りからフロア中央のボルテージがうなぎ登りに上昇していくのを目の当たりにして僕の体温もどんどん上がっていった。
今日は静かにじっくりライブを見てしっかりその記憶を文字に残そうと決めていたのにフロアの熱に絆され引っ張られるように僕も自然と声が出ていた。


次曲『満漢全席』でした。まさかここで!?と思った人は多いんじゃないかなと思うのですが、僕はラストのラストに『満漢全席』持ってくるって予想していました。

『満漢全席』といえばやっぱり僕は1stワンマンの新宿ReNYでの『満漢全席』が今でも忘れられないです。間奏で動員結果が発表されそれを見た緑川 希星さんが感極まりながら歌っていたあの光景は本当に良かったですよ。スタイルの良さから繰り出されるダイナミックなダンスと繊細さが表裏一体となったようなきらてんはとっても魅力的なアイドルさんでした。それと何と言ってもMCの回しを一貫して最初から最後までやり遂げた度胸と努力には惜しみない拍手を送りたいです。

話を戻しますが、このグループがホント満漢全席みたいなグループだったなって思うんですよ。メンバーそれぞれのウリや魅せ方も”可愛さ”だったり”スタイリッシュさ”や”華やかさ”とか色んな味が楽しめるフルコース。

その彩り華やかで多彩な味が楽しめる満漢全席のような彼女たちにガッチリ胃袋を掴まれたわけですよ僕たちは。いまこれを読んでいる皆さんの推しはどんな味で楽しませてくれましたか?

それと僕はこのnoteで何度も何度も言ってるんですけど、今だに『満漢全席』がサブスク化されていないのでもういい加減リリースしてくだいお願いします。こんな名曲このままお蔵入りにするのは勿体無い。

この後1回目のMCへ入り、各メンバーの自己紹介が始まった。
メンバーが自己紹介フレーズを言い終わるとまるで魂の咆哮の様なレスポンスがフロアから返ってくる。もうこのやり取りを見るのも最後なのか…と、まだライブ中なのに少ししんみりしてしまった。


後半ブロック

後半戦は強い曲をギッチギチに詰め込んだようなセトリ構成でした。この辺りからフロア中央の湧き方が凄いことになっていてとても楽しかったです。

M05 虎虎老虎
M06 好好恋旅
M07 愛仁豆腐
M08 東方伝説
M09 棒棒棒鶏
M10 麻良善雀
M11 獅子奮迅
M12 秘密幽玄

Setlist

後半戦の狼煙を上げたのは『虎虎老虎』でした。なんといっても間奏区間のサークルがとっても楽しかった。Milkywayのあのパンパンのフロアでよくあれだけのスペースを作れたなっていうぐらい、恐らく15人前後の人数で回れたんじゃないかと思う。

僕はこれまでずっと虎虎のサークルを遠目で見守ってきたのですが、今日は絶対に参加しようと決めていたので、とっても楽しかったです。

続いて最新曲『好好恋旅』からヒットナンバーの『愛仁豆腐』へと繋げる。
『愛仁豆腐』、フロア全体がゆらゆら色んな色で揺れている光景が今夜は一段と綺麗でした。

他にもDemi.さん作詞の可愛い歌詞が僕は好きなのですが、特に白城 胡桃さんパートの「やりたくない事はやらないよ だってもう疲れたもん」のところがお気に入りでした。ステージ上のくるるんはいつ目を向けても常に笑顔を絶やさず踊ってる印象の素敵なアイドルさんでした。学生生活との両立本当にお疲れ様でした。

続いて『東方伝説』から言わずとしれた湧き曲『棒棒棒鶏』へブリッジ。
なんといっても「ゴマ擦りたい!」のところで皆が一斉にペンライトをすりこぎ棒よろしくぐ~りぐりと回すのが本当にずっと楽しかった!一生ゴマ擦ってたいぐらい今日は楽しかった。途中からろくすっぽステージの方見てなかったんじゃないかっていうぐらいゴマを擦るのがとっても楽しかった、そんなラスト『棒棒棒鶏』でした。

『棒棒棒鶏』の後はその勢いのまま『麻良善雀』へと雪崩れ込む。

続けてラストは『獅子奮迅』と思いきや『秘密幽玄』をラストに持ってくるという構成でした。
『秘密幽玄』は初めて外部のクリエイターの手が入った楽曲だったのでとても思い出深い曲の1つですし、元々アンスリュームのオタクだった僕にとってちぎらちゃんが作詞にクレジットされていたのはとっても嬉しかったです。

『秘密幽玄』といえば以前、ライブの最後にみんなで『秘密幽玄』のサビでTikTok撮影したなーとかそういうのがぼろぼろっと思い出されて、この曲ラストに持ってくるのずるいわーってなりながらステージの皆を観ていました。

あと本人にも誰にも言ったこと無いんですが、『秘密幽玄』の姫翠 瑛梨依さんのダンスがめっちゃ好きで凄い見ちゃうんですよ。

関連してこれも多分誰にも言ったこと無くて初めて告白するんですけど、僕の主観ですよ!と前置きしますが、メンバーの中で瑛梨依さんが一番ダンス上手いってずっと思ってました。瑛梨依さんの(ダンス)スタイル好きでした、8年間のアイドル人生本当にお疲れ様でした。

曲終わりは「今まで私たちに付いてきてくれて本当にありがとうございました。それでは以上、私たちカンフーガルズでした!」で締めて、メンバーが下手へと捌けていきました。

終わってしまうとあっという間で、さっきまでの熱気が嘘のようにフロアから抜けていった感じがしました。

アンコール

今夜のアンコールは仕切りをしていた方の間近でそれを見ていたので、ちょっとやばいぐらいに感動してしまいました。

その方のアンコールに入る前の挨拶がもう本当に素敵で、今そのとき感じたままの感謝の気持ちがストレートに伝わってきて、格好良かったしとても感動しました。たぶんあのフロアに居合わせたファンの人も同じ気持ちだったと思います。

お人柄を知っているからというのもありますが間違いなく今までで一番感動した口上でした。あのシーンの動画は永久保存版。

EN-1~記念撮影

アンコール1発目は『棒棒棒鶏』から。もう最後とかそういうの関係なくって、今目の前で響いている音とパフォーマンスしているメンバーに心と身体全てを委ねて楽しむのみ!

こんな大声で「ゴマ擦りたい!ゴマ擦りたい!」って叫ぶことなんてもう人生で無いんだろうなって頭の片隅で思いながら、明日声出なくなってもいいやぐらい声を出しました。

『棒棒棒鶏』はね、やっぱりこの曲でカンフーは1段跳ねたのは間違い無い。それぐらい勢いがあって、キャッチーで、フロアも楽しめて改めて良い楽曲だったなって。そしてこの曲は音源よりも現場で聴いた方が圧倒的に良かった。

『棒棒棒鶏』終わり、恒例の記念撮影タイムへ。

最初にメンバーとフロアを入れた集合写真を撮りました。これも主催公演の度に色んなポーズで撮ってきたけれど、あらためて見返すとその日のライブのことだったり特典会で話した事とかを結構思い出せるんですよね。

今日の集合写真も記事の後段の方で載せていますが、本当にみんないい笑顔だし各色のペンライトが綺麗に光っていてとっても良い集合写真でした。

続けてメンバーの囲み撮影へと移ります。

これもみなさん毎回綺麗に撮って現像したのをSNSに上げてくれていて、それを見るのがいつも楽しみでした。

僕の非力なスマホだと全然綺麗に写らないので、途中から撮るのを半ば諦めて綺麗に現像された写真がSNSに上がってくるのを待つ人になっていましたねー。

撮影タイムが終わりいよいよメンバーが一人ひとり最後のメッセージを語り始めます。

それまで撮影タイムのワイワイした空気が一変してフロアの耳目がメンバーへと注がれてゆきます。

MC各メンバーのコメント

今日は最後ということもあり、いつも以上に頑張ってメモをとったんですが、聞き取りづらかった箇所は省略しています。また、いつものことですが実際のコメントとは多少の違いがあるかと思いますがご了承ください。

咲月 仁乃

現体制終了公演にお越し下さりありがとうございました。
今日一日この曲はもうやることないんだなっていう風に思って
悲しい気持ちでしたが、みんなが笑ってくれたからすごく楽しく最後まで演じることができました。
1年4ヶ月前にデビューして、アイドル一年生で、最初の物販の時とかは独りぼっちで突っ立ってて悲しかったんですけど、1年半でこんなに沢山の紫色を見ることができてとっても幸せです。

一般人だった仁乃をアイドルにしてくれてありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。咲月 仁乃でした。

宮瀬 由菜

今日は会いに来てくれて本当にありがとうございます。
ずっと泣きそうだったんですけど……
沢山のピンク色が見れて嬉しいです。
みんな由菜のこと見つけてくれて本当にありがとうございました。
みんなのこと大好きです。宮瀬 由菜でした。

緑川 希星

今日はカンフーガールズの為に会いに来てくれてありがとうございました。
きららのファンの人たちは優しくて器が大きくて温厚な人が多くて、本当に沢山支えられてきました。
辛いときはメンバーが一番近くに居てくれて、一緒に色んなことを相談したり話したり、こうした方が良いよねって話したり、そうしてみんなのお陰でTIFや数々の夏フェスに出演させていただけて、アイドルのなかで一番の夢を叶えられたかなと思っています。

1年4ヶ月はわたし的にはちょっと短かったんですけど、カンフーガールズで自分の人生の夢を叶えられて本当に嬉しかったです。
これから先もみんなの前に立ち続けようかなとおもうので、
ありがとうございました。

白城 胡桃 

ミルクホワイト担当の白城 胡桃 です。ありがとうございます。
早いような短いような、毎日慌ただしかったので憶えてないような日もありました。でもそんな中でもこうして1年4ヶ月辞めずにカンフーガールズでいた自分に思い残すことは無いかなって…やり切った。
満員のライブハウスを見させて頂いて嬉しい限りですありがとうございます。

最後こうやって沢山の人が門出を見届けてくれるのが嬉しいです。またどこかで会えますように。ありがとうございました。

姫翠 瑛梨依

最年長の姫翠 瑛梨依です、本日はありがとうございました。
私はカンフーガールズを最後にするって決めて入って、8年間アイドルを続けたんですけれど、本日で私はアイドルをしないって決めてライブしました。(もうアイドルをすることは)今回はないです。

みんながTIFに連れてってくれたり、他の大きなステージとかみんな色々大変な中頑張ってくれたり、今日だって空けて来てくれたり、凄く凄く8年間支えて貰って、今こうして交わることのなかったメンバーや皆がひとつ屋根の下に居ることが私は幸せです。大好きです。

本当に本当に今日まで一人ひとりが凄く大切で、私に生きる意味を与えてくれました。本当にありがとうございました。

藍谷 依茉

藍谷 依茉です、みんなのお陰で黄色が好きになりました。
カンフーガールズになって出会ってくれた人もそうだし、ずっと応援してくれてる人もそうだし、出会って見つけてくれて本当にありがとうございます。

カンフーガールズに入るまでちょっとだけ時間が掛かってしまったんだけど、待ってくれてる人がいて嬉しかったし、カンフーガールズになってからも会いに来てくれてありがとうっていう気持ちです。
煽りとかやったことなくて、MCもカンフーガールズに入ってから沢山やらせて貰えたのは、メンバーもファンの人も支えてくれたからここまでやることができました。ありがとうございます。

カンフーガールズとしては凄く全うしたなって思うんですけど、皆が居てくれるお陰でまだまだ目標ができているので、またどこかで会えたら…。
一年半、本当にありがとうございました。

ライブが始まり、メンバーがステージに登場して数曲はまだ少しぎこちないというか緊張の残っている面持ちに見えた彼女たちでしたが、ライブが中盤に差し掛かった辺りからなんとなくですが今日で終わりだということをしっかり受け止めて既に次の夢や目標を見据えているようなそんな表情にも見て取れました。

そうした表情の在り処は上記の各メンバーのコメントが如実に語っているのではないでしょうか。

みんなとっても素晴らしい最後のコメントだったとおもいます。

色々な事情でどうしても来場が叶わなかったファンの人の目にも留まりますように。

EN-2

MCのメンバーコメントが終わって最後の曲振り、依茉さんが叫ぶ。

「まだまだこんなんじゃ終われないよね!?まだまだ声出せるよね??本当に最後の曲です!『獅子奮迅』!!」

"バカになっチャイナ"
"アホになっチャイナ"
"好きな事どんどんやっチャイナ"

好きな事どんどんやっチャイナですよ。でも、冗談じゃなく本当に横移動の一体感とサビの振りコピの楽しさは頭のなか空っぽにしてバカになって騒げた曲だったんですよね。

この曲も色んなことありましたよね。メンバーが横移動の時に逆に行っちゃったりコケたり、ほんと話題に尽きない楽曲だった気がします。

今夜のガチ恋口上はMilkywayのビル全体を震わすような凄まじい愛の雄叫びが轟いていました。

この『獅子奮迅』は今夜限定の特別バージョンっぽかったのですが、全長5分半ぐらいあったんじゃないかっていう、それぐらい横移動した気がしました。

気分的にはエンドレスで60分ぐらいずっと横移動していたかったです。それぐらい名残惜しかった。

「「それでは以上、私たちがカンフーガールズでした!ありがとうございました!!」」

メンバーがステージから退場していく時にフロアの至る所から、「ありがとうーー!!」とか、メンバーの名前を叫ぶ声が飛び交ったり拍手が巻き起こって、本当に素晴らしいラストでした。

当初はこんなに手狭な箱に詰め込んでどうなってしまうんだろう?と心配する声も聞かれていましたが、終わってみれば大団円でした。

このレポはあくまで僕の角度で見た風景です。会場に足を運ばれた皆さんの心の桃源郷には最後どんな風に映ったのでしょうか、そしてどの場面が一番印象に残ったんでしょうか。

終演後特典会のあいだ

僕はほとんどの時間を普段は前室として使われている受付裏のスペースで過ごしていました。スタフラと各メンバーののぼり旗が設置されていた場所です。

あのスペースでヲタクと雑談したり、写真を取りに来た方達に色紙の寄せ書きをお願いしたり、のぼり旗のサインをお願いしたりして過ごしていました。

メンバー1人につき2枚の色紙に寄せ書きがしてあったのですが、どれもびっしりメッセージが書き込まれていて、愛されていたんだな~っていうのが伝わってきました。

特典会の最後に色紙ものぼり旗もちゃんと本人たちの手元に渡されて(のぼり旗は時間切れで全部は直接渡しきれてなかったかな)良かったです。

特典会は大盛況のうちに23時30分をもって終了しました。最後まで和やかな雰囲気に包まれた特典会でした。

ライブ全体を通して

最後なんだからもう少し音響が良くて大きい箱でやらせてあげてよっていう気持ちと、カンフーの強みでもあったステージ後方のモニターやスクリーンを使ったド派手で可愛いリリックPV演出が最後に見られなかったのは残念の一言。

音響はひとまず置いておくとして、見方を変えればスクリーンが無かった分メンバーの一挙手一投足をしっかり記憶に刻み込めたのかなとも思う。

セットリストの構成については、僕は『満漢全席』を大ラスに持ってきて終幕みたいな流れを予想していました。

実際は、入りが『功夫物語』→『神龍闘人』で、ラストが『棒棒棒鶏』→『獅子奮迅』という、新宿ReNYで行われた1stワンマンを踏襲した構成でした。

僕の予想は外れましたが、振り返ってみて『満漢全席』でなんかちょっとしんみりして終わるよりも『獅子奮迅』で爆湧きして終わって良かったなという感想です。

さて、全曲を引っ提げてラストに臨んだ今夜のライブでしたが、メンバーにとってもファンにとっても、文字通りこれまでの集大成のライブだったんじゃないでしょうか。

6色の光の渦と音、MIXコール、ライブ中盤からリフトも景気よく上がっていてカンフーガールズ現場の楽しいところが全て詰まっていた様に思います。

少なくとも僕はフロアの後ろの方から大勢のファン越しにステージ上のメンバー達を見つめていてそう感じました。

どっちも綺麗で輝いているんですよ、アイドルもオタクも。

僕は常々言っていることなのですが、アイドルが一番輝く瞬間って終わりに近づくその時期の一瞬が一番キラキラと神々しいぐらい輝くって。

でも今夜のライブを見ていてまた一つ新たな発見をしました。アイドルのそれと同じく、そんな彼女たちの輝きに呼応するようにファンも最後の瞬間にとびっきりキラキラしていたなって。

あのファン達の笑顔と愛に満ちた羨望の横顔がこの現場の全てを物語っているなあと。

そして、演者もそれを支えるファンも互いに情熱と愛情を傾けた先に到達する1つの答えがあの夜フロアに在ったような気がします。

最高だったよみんな。

1年4ヶ月間ありがとうございました
本当にお疲れ様でした


あ、そういえば結局エビスラムネさんて誰だったんでしょうか?

終演後のメンバーコメントなど


黄色担当 藍谷 依茉さん


ミルクホワイト担当 白城 胡桃 さん


水色担当 緑川 希星さん


ピンク色担当 宮瀬 由菜さん


紫色担当 咲月 仁乃さん



セットリスト

『カンフーガールズ現体制終了公演-功夫少女-』@Shibuya Milkyway 2023/09/17


万が一サポートして頂けるような神がいらっしゃいましたら、取材費としてありがたく使わせていただきます。