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TACK
2024年6月1日 22:59
「爆発物処理班」これは僕の、かつてそう呼ばれた頃のお話。物語の始まり今から10年と少し前のこと。大学生という「黒歴史を大量生産する時期」を知ることなく、僕は高校を出て社会へと飛び出した。田舎から都会への就職。故郷は超がつくほどの田舎で、某テレビ番組に突撃されてもおかしくない山奥の一軒家が僕の生家だった。そんな僕にとって、キラキラした都会は別世界、異次元と言えた。誰にとっても煩