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【アバクロ vs ユニクロ】強いのはどっち?

皆さんは、アバクロというアパレルブランドをご存じでしょうか?

アメリカのカジュアルブランドである『Abercrombie&Fitch』、日本での通称アバクロというブランドです。

私も好きなブランドの一つで、ロゴマークは「ヘラジカ」。2009年12月には日本に上陸しています。

そんなアバクロはシンガポールにも1店舗ですが上陸しています。久しぶりに近くを通りかかったのでお店を除いてみたら、

全然品物がないのです!

これは、どうしたものかと店員さんに聞いてみたら、「もう少しで閉店する」とのことです。

一時期アジア各国でも一世を風靡していたので残念です。

そこで、日本を代表して世界中に触手を伸ばしているユニクロと、アバクロを比較してみました。

個人的なイメージですが、アバクロとユニクロを比較すると、アバクロのほうが高くて高級なイメージがあります。

ユニクロはコスパ最高ながら質も高いイメージです。

このイメージを踏まえ、両社の店舗数・売上を調べてみたので以下に纏めます。

■Abercrombie & Fitch
<アバクロGroup全体店舗数>

2008年:1097店舗
2020年:735店舗
<アバクロ単体店舗数>
2015年:379店舗
2019年:308店舗
2020年:238店舗
<アバクロ売上金額>
2019年度売上:$3,590M
≒3949億円($1=110円換算)

対してユニクロは以下のようなデータでした。

■ユニクロ
<ユニクロ世界店舗数>
2016年:1795店舗
2020年:2252店舗
<ユニクロ売上>
日本売上:8729億円
海外売上:1兆260億円
トータル:2兆2905億円

これを見るとユニクロの
完全な圧勝です!

アバクロは、店舗数が年々減っているのに、ユニクロはここ5年くらいはパンデミックの影響も受けず店舗数も順調に拡大していました。

全体の売上はユニクロのほうが5倍以上も大きいという結果です。

確かに、ユニクロはアジアだといろんな国で見かけますが、アバクロはそこまでの店舗数も見かけません。

世界的なニーズとして、『高級志向のものよりコストパフォーマンスが高いものが強い!』ということを学んだ今日この頃です。

シンガポールはお金持ちが多いので、アバクロももう少し売れてもいいような気がしますが、それよりはユニクロなんでしょうね。

日本人にとっては嬉しい結果です!

ビジネスモデルを考えるときは、高級志向で行くのか?薄利多売で行くのか?、今回のようなアバクロvsユニクロのことをもっと深堀してみるのもいいかもしれません。

本日も最後までお付き合い頂き有難うございます。

また明日お会いしましょう。

~タチサラ~


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