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サンバディ 京都市上京区中町通丸太町下ル駒之町

やっとサンバディに行く日が来た。
なんかで見つけて、いいなぁとずっと思っていた呑み屋さんだ。立ち呑みではないけれどとても良かったので記録しておきたい。

またバヒュッテに行きたいなぁと思って京都に向かっている電車の中で、そういや今日ってバヒュッテやってるのかと気になり(もっと前に調べるべき)インスタグラムを見たらなんと、やってはいるけど店主不在。バヒュッテはあの人がいないといけない。店自体も好きだけど、あの店にはあのお姉さんがいて欲しい。バヒュッテに行ってその界隈で遊ぼうと思っていたので全ての計画が崩れた。あぁあと思ってすぐ、じゃあサンバディ行けるやん!と思いついた。いつも他に行きたいところが多すぎて後回しにして結局時間切れという流れだったので、これはいい機会だった。


“京都府京都市上京区中町通丸太町下ル駒之町“。長い。京都という以外どこなのかわからない。タクシーに乗り近くまで行ってもらい歩く。写真でずっと見てたサンバディの丸い看板が光っている。看板の灯りってやっぱいいなぁとワクワクして、もう少しでビール呑めるなぁ、美味しいつまみ食べてまたビール呑むなぁ楽しいなぁと思う。

ドアを開けるともう何人かお客さんで賑わっていたが、カウンターに座れた。嬉しい。若い夫婦がやってる洒落たお店。京都の長屋を改装した、中庭が見える素敵な店内だ。カウンターに8席くらいと奥にテーブルが2つくらい。

その日は寒かったからか、つきだしが“粕汁“だった。これから呑むって時に汁物?と思ってなんともなぁと思ったけど、一口いただいてホッとする。ビールの喉越しばかり楽しんでないで、こういう始め方もなんかいいなぁと思う。美味しかった。

とりあえずぬか漬けと、ツナとパクチーのサラダを注文する。これは絶対食べたかった。あとはしめ鯖。京都というだけで野菜が美味しい気がするのはいい先入観だ。ちゃんと全部美味しかった。

音楽好きなんだろうなというBGM。どれもこれも知らないけどなんか良くて、サンバディミックスを発売して欲しいと思った。好きな音楽を聴きながら食べて呑んでもうここで今日は終わってもいいねなんて言いながら、いやいやいやいや“井倉“行かないと京都来たんだからと頑張って店を出る。


そのまま向かえばいいものを、陽気なスペイン人の立ち呑み屋にフラッと入ってしまうのである。酔っ払うと何かが馬鹿になって、楽しそうな灯りについ吸い込まれてしまう。“スペイン人は全然陽気じゃない。“ちょっと日本にと思ってもう25年のスペイン人がそう言っていた。

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