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失恋から立ち直るまであと○日【⑩初めてのマッチングアプリの話】



マッチングアプリに登録して1日で疲れた。


男性との関わりが少なすぎる私は、とりあえず「気軽に話せる異性が欲しい」と思い、人生初のマッチングアプリに登録した。

というのは嘘で、本当は半年以上前に登録だけしていた。当時付き合っていた彼にひどいことをされ(長くなるため割愛)、突発的な衝動で登録したはいいが、我に返り写真も自己紹介も設定せずにログアウトしていたのだ。


出会いの第一歩はもうできている。あとは頑張るだけ。


かねてからマッチングアプリに憧れはあった。
普通に生活しているだけでは絶対に交わらない人と出会えるなんて何だかロマンティック。素敵な出会いがあるといいな。

さっそく経験者の友人のアドバイスをもらい自分の情報を埋めていく。

私が聞いたアドバイスは、

・写真は数枚、無加工のものを掲載。
・出会いたい人を絞り込んで探す(顔がカッコいい人、年上など……。)
・最初は年上(社会人)の方が良い、奢ってくれる可能性が高いため。
※あくまでも友人の個人的な意見です。

自分なりの盛れている写真、可愛く見えそうなスイーツの写真(野菜たっぷりサンドイッチ、かき氷、知覚過敏だけど)張り切って書いた長文の自己紹介、笑顔の顔文字、盛れている写真、盛れている写真。


さあ、いよいよスタート。

私はトップ画面を開き、画面一面に様々な男性の顔写真を見た。
地元が同じの20台後半の男性、塩顔系の男性、IT関連の仕事をしている社会人の男性、おいしそうなものを食べている男性、旅行先で楽しそうにほほ笑む男性。



私はアプリを閉じた。

今まで、男性への耐性が少なすぎて、一気に摂取できる男性の情報量を超えた。
キャパオーバーした私は布団に入り、ゲーム実況、「ドコムスチャンネル」の生配信アーカイブを見始めた。そしてしばらくするとマッチングアプリに戻りスワイプをする、そしてまたゲーム実況。その繰り返し。


しばらくは「離島ガチャ」をお供に、マッチングアプリ慣らしていこうと思う。

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