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「男ウケしないんじゃ?」着たいものを着たほうが幸せになれる!

先日、某番組で「女性の間では人気だが、男ウケが悪いのでは?」という質問がされていました。「男ウケは狙っていない。自分たちがいいと思ったものを身に付けている」という回答に、Twitterの間でも賛同が集まりました。恋愛ライター的にも、そのほうが幸せになれると思います!

自分ウケVS男ウケ

ファッションには2つの面があります。
・自分が着て楽しむ
・周りに良い印象を与える

の2つです。

今回の男ウケ云々の話は、完全に前者優先ですが、後者も大切になるときもあります。たとえば、結婚式やお葬式、ドレスコードの決まっているレストランやパーティー、職場、など、いわゆるフォーマルな場では、周りに良い印象を与える服装が求められるでしょう。そういう文化も大切です。

ただ、「男ウケしないんじゃないですか?」という質問は、本来「自分が着て楽しむ」べきファッションを、周り(相手)に良い印象を与えるべきではないのか?という意味を含んでいます。

フォーマルな場でもないのに、なぜ相手への印象を一番に服を選ばなければいけないんだ? 自分が好きに楽しんだっていいじゃないか!という声に共感した人が多いということだろうなと感じました。

人生にファッションショーを強いられる必要はない


「男ウケ」は幸せになれない?

「男ウケ」で調べると、メイクやらファッションやらたくさんの記事が出てきます。何を隠そうタチバナも、そういう記事は書いたことがあります。

ただ、ライターは依頼された内容で書くことが多いので、記事=ライターの意見というわけではない場合も多々あります。また、恋愛コラムは選択肢のひとつを提供しているので、「好きな人」や「彼氏」が相手なら、男ウケについての知識を多少欲しいと思うこともあるでしょう。

ですので、男ウケについて書いている記事やライターさんを叩くのは控えていただけると幸いです。


ただし、長年恋愛コラムを書いてきて思うことは、男に媚びる・依存する・尽くす・合わせて変わるなどは、ほぼ幸せにはなれないということ。

今回の反男ウケは、そうした不幸な恋愛を避けるうえで、とても大切なことなんじゃないかと思います。

結局のところ、男ウケだなんだという情報を鵜呑みにしてファッションを揃えたとしても、好きでもない男から評価されるか、好きな人が「かわいいね」と言ってくれたとしても、それは本当の自分ではありません。

自己肯定感や、一時の好意は得られるかもしれませんが、その反応を維持するために、ずっと自分を偽り続けることにます。

しかも、自分が着たいものを着ていない=自分のテンションは上がらないので、そうした気持ちは知らず知らずの間に相手にも伝わり、結局上手くいかないということは少なくありません。

着たいものを着て、恋もゲットしよう!

「男ウケするファッション」や、「男性がキュンとする仕草」と言った記事はたくさんあり、今回の盛り上がりを見ていると、それらを全否定したくなるかもしれません。

ただ、世の中は0か100かで回ってるわけでもなく、ときにはタテマエが必要になることもあれば、ある程度の演技をして楽しむ場面だってあります。

とりあえず、着たいものは着ましょう。まずは、自分のテンションがアガるものを、しっかり認識することは大切です。辛いことや悲しいことがあっても、自分で自分を励ませることは、彼氏がいても必要なスキルになります。

プラス、好きな人の好意を得たい、モテたいという気持ちも、ある程度自分に許してあげましょう。そうした動機で服を選んだり、多少演技をしたりということを全部悪い! と否定する必要もありません。大切なのは、それも自分が楽しい! と思えているかどうか。虚しいならやめましょう(笑)

基本自分の好きなものを。ときどき好きな人用、モテる女用をブレンドして楽しむ。自分自身のさじ加減で生きていい時代です。

ファッションの決定権は自分にありますよね

最後に一番大切なことは、他人のファッションに口を出す権利は誰にもないということ。男性が「それ男ウケしないよ」と批判するのはもちろん、男ウケをしたいと本人が思って作っているとしても、それはそれでOK。

「あ、可愛い。いいじゃん」「すごい男ウケよさそう(笑)いいね~(笑)」など、なんとなく軽いほうが世の中平和に上手くいくんじゃないかなと思います!

以上、タチバナのひとりごとでした。

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