「結婚したい!」までぶっ飛んだ片思いをしていい理由
「結婚を前提に付き合ってください!」と言われると、正直重い。
これはきっとみんなそう思うはず。でも、結婚を全く前提としないお付き合いは、ただの遊びになるので、これもまた微妙だ。
実のところ、結婚は交際時どころか、片思い中から意識してもいいし、そうするメリットもたくさんある。
今回はそんな恋の仕方を提案してみたい。
■やっぱり「ゴール」はそこでしょ?
絶対あり得ない言葉だけど、「別れることを前提に付き合ってください!」と言われたら、絶対にOKはしないし、ほとんどの人が「(゚Д゚)」こんな顔になるはずだ。
でも、「結婚を前提に」という言葉の対極を考えてみると、「別れることを前提に」だともいえる。
結局のところ、恋する2人が行き着く先は、たいていの場合「結婚」か「別れ」のどちらか。恋の在り方もいろいろなので、あえて結婚をしないというカップルもいるが、今回はその話は横に置いておきたい。
結婚しても、その先もずっと2人の人生は続くわけで、結婚を「ゴール」と呼ぶことには抵抗感もあるが、お付き合いの終着地点という意味では、ゴールはやはり結婚だろう。
■なぜ「結婚」というワードは重いのか
お付き合いをするカップルなら、だれしも行き着く終着地点なのに、「結婚」というワードを出すと、なぜ「重い」と言われるのだろうか。
ひとつは、結婚が「厳粛な契約」であること。法的な拘束力もあれば、実生活でも家族となり、生き方もガラリと変わることがある。
まだお互いについて知らないこともたくさんあり、信頼関係も築けていないのに、そのような「結婚」を言い出されれば、「重い」と感じるのも無理はない。
とはいえ、それはあくまで伝えたときの話。
自分の中で相手との「結婚」を意識する分には、なんら問題はなく、実は幸せになるためへの近道にもなる。
■結婚をライフスタイルとして考えてみる
結婚すると、いろいろなことが変わるが、総じて表現するならライフスタイルがガラリと変わるのではないだろうか。
住む場所、キッチンや寝室などの生活空間、寝起きの時間、聞こえる音から見えるものまで、とにかくあらゆるものが変わる。
突然変わることが不安で、相手との生活がうまくいくかを体験してみたいがために、同棲をするカップルもいるが、結局のところは「結婚」の2文字が頭にあることも多いだろう。
そんなライフスタイルの変化を切り分けて考えていくと、「優先順位」という共通ワードが出てくると思う。優先順位とは、なにを大切にして、なにを後回しにするかということ。
こう考えていくと、だいぶお付き合いに関係性があるように思えてこないだろうか。
■片思い中から結婚を意識しても早すぎることはない!
片思い中に結婚を意識することは、結局のところ「長続きする相手」を見極められるということにつながる。恋に燃えて、数カ月で冷め、相手のイヤなところが目立ち、半年程度で分かれてしまうのは、よく聞くパターンだ。
誰かを好きになると、相手のどんなところも魅力的に感じてしまう上、夢中になりすぎると、自分のライフスタイルまで相手に合わせてしまう人もいる。
だからこそ、片思い中から結婚を意識することは、今の自分のライフスタイルと比べることができ、意外と冷静に相手を見極められるのだ。
お金の使い方は? 好き嫌いを含めた食生活は? 寝起きの時間帯は? 親を含めた家族との付き合い方は? お酒やたばこなどの習慣は?
こういったライフスタイルや優先順位は、親しくなっていく過程で、必ず考えることになる題材だ。
好きな相手との結婚生活なら、容易に妄想をスタートさせることができるはず。どうせ妄想をするなら、上記のような具体的なポイントを含めてみよう。知らないことがあるなら、ふさわしい範囲で尋ねるといい。
片思い~お付き合いを経て、相手を知っていくごとに、自分がぼんやり見ていた「相手との結婚生活」にピントがあってくるはず。そうしてハッキリ見えてきた映像が、自分にとって心地よいものであれば、おのずとお付き合いは長続きすると思う。
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