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海外民泊・Airbnbのススメ。世界ひよわ紀行《都会のモヤシ編》

私の海外旅行は民泊(シェアでは無く1軒貸しの家)がほとんどです。
まだAirbnbが無かった頃は、現地不動産屋さんからウィークリーマンションを借りていました。
お風呂キッチン共用はしんどい性格なので、玄関から完全に独立したタイプです。
ロンドンではあまりに宿代が高かったため、1度だけ共用タイプに泊まりましたが…私は朝4時起きでアンティークマーケットに行っていたので気を使いましたし、トイレが1時間以上使用中になっていて困ったりと落ち着きませんでした。

と言うわけで今回は、私のように体力もあまりなく、危険は避けたく、そこそこ綺麗で便利な所…ホテルで言うなら星3は必須位で、でもお金は出来るだけかけずに贅沢した〜い★と言う都会育ちの贅沢なモヤシ向けです。
体力あるガチムチマッチョメンは限界旅行を、お金持ちは相応にゴージャスな旅行をお楽しみください。(´∀`*)

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ヨーロッパのホテルはほとんどシャワーのみです。
民泊でも浴槽が無いことが多いので、写真でしっかり確認しましょう。
検索で「浴槽あり」にチェックを入れると、日本の賃貸探しで「ペット可」にチェックを入れたときぐらい物件が減りますw
浴槽をあきらめれば、選択肢の幅は無限に広がります。

あとは何階か、高層階ならエレベーターの有無も重要ポイント。
毎日階段で5階まで(最初と最後は巨大なスーツケースを抱えて)とか、大変ですよ!
ヴェネツィア本島はエレベーターなしがデフォなので、下層階がオススメ。
下層階でも窓は鉄格子なので安心です。

位置はバス停や駅に近くて、明るくて便利な所が良いです。
出来れば道が広めの所です。
ヨーロッパの歴史的重要区の道は石畳でボコボコのガッッタガタなことが多く、ヴェネツィアは特に階段橋が多いので、スーツケースは本当ーーに辛いです。
あとはブリュッセル中心、スウェーデン旧市街、エストニアのタリンなど。
世界遺産だと元の状態に戻さないといけないので、費用も時間もかかり、ほったらかしになってることが多いんですよね。
タリン↓は坂も多くてやばかったです、ここをスーツケースで…。(;´д`)

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ロンドンやミラノ、パリ…などの都会は地面は問題ないですが、治安面で考えるとやはり細い路地裏のお宅は避けたいです。
ゆーてヴェネツィアの宮殿アパートの入り口はスッゴイ路地裏で街灯も弱々でほぼ真っ暗でした、小さい島なのでしょうがないんですけどね。
日中でこれ↓ですよ。懐中電灯を持って行って良かったです。

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一応ヴェネツィアでも探せばこれ↓位便利で明るい場所もありますが、レアです。
3回目のヴェネツィアのお宿です。
ちなみに道の端に積んである板は、浸水したときに組み立ててその上を歩くための物です。
つまりここは割と浸水しやすい地域と言う事ですね。

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ヴェネツィアのお得旅では、本島では無い所(メストレ)に泊まって節約!と言うのをよく聞きますが、私はお勧めしません。
ヨーロッパはトイレは有料、水も席も有料。
目当てのお店が休憩中で閉まってることも。
そんな時、屋台でおやつを買って宿に帰って、買った荷物を置いてお茶を淹れて…便利な場所は結果的に安くついたりします。

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朝もやのヴェネツィアや夜のヴェネツィアも見られますし、移動時間と電車代も考えたらケチる所では無いですね!(´∀`*)

★民泊に持っていく物のオススメ★
ミニライト…
ヨーロッパは街灯や灯りが全体的に少ないので、持ち歩いていると安心です。
玄関も真っ暗なので、鍵穴が見えないんですよw
私は護身用も兼ねて、目潰しに使えるほどの超光量ライトを持って行ってます。
安心の中国製!!
こう言う時は安全に気を使いすぎる日本製より、フルパワーでぶっ放す中国製が頼もしいですw

ミニハサミ…
備品に置いてないことがあります。
ヨーロッパの密封パックは切り口がありません。
「知らんがな」みたいな感じです。
「こちらのどこからでも切れます」がどこからも切れなくて怒っている場合では無いのです。
包丁でも切れない渾身のガチムチパックがよくある上に、100均的な便利店が無いので現地調達が高くつきます。
刃の大きさによっては手荷物だと没収されるので預け荷物へ!

謎の紐…
カーテンタッセルに。荷物をまとめる様に。物干しに。
なんか余ってる紐でいいです。
ちなみにヴェネツィアの宮殿アパートのカーテンにはタッセルがなかったので、自前の謎の紐で結んであります。

2液の接着剤…
お守りに。靴底が突然の分離!とかスーツケースのキャスターが!!とか、万一に備えて。実際ドバイで靴底がまさかの大分離した時に使いました。
1液の接着剤は力が弱いです。
これも没収されると嫌なので預け荷物に。

サランラップ…
自炊派に。現地調達すると「ビニールを薄く伸ばした物体」しか手に入りません。
切れない。お皿にくっつかない。レンジでチリチリ。
なんだあれは。
日本の技術は世界一ィィィ!!!

(女性向け)生理用品…
日本の技術は世界一ィィその2。
ヨーロッパではワタを詰めた長方形の袋みたいな、香料強めのが売ってます。
人体に沿う様にできていないです。真ん中がへこんだりしていません。
厚みもすげぇ!
「多い日用」は、でかくなって綿が増えるだけです。

…日本感覚で行くと、ヨーロッパって全体的に不便なんですよ、仮住まいだからという以上に。
「何でこれが無いの!?」というものが無いのです。
品揃え豊富で遅い時間までやっていて安価な店も無いです。
不便だけど、まぁそんなもんだよ!みたいな国民性を感じます😄

***おまけ***

今回の話は主にヨーロッパ用です。

中国香港台湾あたりは大抵何でもすぐに安く買えますので、最悪パスポートと現金さえ持っていれば何とでもなります。
実際、本当にパスポートと財布のみで搭乗し、大変怪しまれた人を知っていますw

ただし、中国本土の場合はVISA等のカード類はほぼ使えない(空港からのバス、電車、タクシーですらダメ、ホテルも高級ホテル以外は使えない)ので、ある程度の現金がないと真面目に詰みます。
両替所も少なく銀行に行く必要があるので、人民元の状態で持っていないとダメです、ご注意を!

ちなみに、中国ではホテルが安くて広くて便利でセキュリティも良いので、ホテルに泊まった方がお得です。(´∀`*)

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