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宗教二世の私がカウンセリングやカードリーディングを提供していることについて。

こんにちは!

最近、「Hello, beautiful!」という挨拶をして配信をしている方を見て、重くなりすぎず、思わず相手がにっこりしちゃうような言葉ってなんだろう?と探している橘奈緒美です。

会った瞬間から「この人と会えて嬉しい」と思われるような人って素敵ですよね。


さて、今回はちょっと重いかもですが、宗教二世の私が今の自分の活動について思うことを書きます。

重い?大丈夫?続けるよ。

ということで、私は自分が宗教二世だということをちょっと忘れかけていたのですが、ちょうど今日思い出すきっかけがあったんですね。

そのときに感じたのが、「あ、私結構許せてきたかも、母のことも自分のことも」ということでした。

心理学を学ぶまで、母に対しては「あの経験があるから私は苦労してるんじゃん!」という恨みがあったし、自分に対しては「私には幸せになる価値がない」という罰を無意識に課していたんだと思います。

まだ完全に許せたとは思っていないし、この先何か問題が起きた時、やっぱりあんな環境にいたせいだ!と思うこともあると思います。

それでもかなり自虐的なところからは抜けられて、傷つくようなシーンや人からはすぐ距離を置き、人や何かに執着することは減りました。

お弟子期間中にそのことに触れた記事を書いていました。

私が何の宗教に入信していたのか(正確には母が入信していて私と妹はしばしば脱出を試みていた)はわかる方もいると思います。

ただ、その宗教の方を責める意図はないので、あえて具体的な名前は出していません。

私の幼少期〜中学生の頃まではいつでも平手やハンガーやコードが飛んでくる状態でしたから、家は安心できる場所ではありませんでした。

周りの大人も気づいていないか宗教の人たちに囲まれている状態だったので、外に助けを求めることなんて到底無理だったんですね。
(外側に向けては優しくて善良な人たちだから。)

だから脱出のきっかけ自体は傷つくことではあったけれど、心が死んでいたとはいえ高校生の時には自力で抜けることができたので、ある意味ではとてもありがたいことでした。

ところが脱出に成功したらしたで、子供の頃からやりたいことも好きなことも抑圧されていたので、何をしたいのか、夢見たら良いのかがわからない。

これがやりたいかも!というものが出てきても「あんたには無理」「それは神の意志に反する行為」と言われ続けてきたので「やっぱり無理かも」とすぐ諦めてしまうという「ビジョンが描けない私」が出来上がりました。

それでも社会人になってからは、やってみたかった習い事をしてみたり、朝まで遊んでみたり、それまで禁止されてきたことを徐々に叶えていきました。

そして転職したり、ワーキングホリデーに行って親の目が届かないところでヒャッハー!となってみたりと、徐々に世界を広げることもできました。

その頃には母も宗教と関わらなくなり、親子関係もだいぶ良くなっていたので、私たち家族の中では解決済み案件として過去の出来事になっていました。

だけど普通に生きているつもりなのに、どこかで人間関係がうまくいかなくなったり、過剰な量の仕事を振られたり、恋愛においても黒歴史を重ねていたんですね笑

このままではまずい!となってカウンセリングやコーチングを受けているうちに、根本師匠のお弟子制度で心理学を学ぶことになり、

「宗教の影響が強くてビジョンを見ることができない」
「両親を助けたかったのに助けられなかった自分を罰している」

ということが判明したのでした。

それまでは目の前の問題解決にしか思考が向いていなかったので、幼少期に受けた宗教の影響やトラウマに関しては放置していたんですね。

「私はまだマシ、もっと酷い環境で育った子だっているんだから」という謎の防衛思考が働いて、他人から見れば明らかな虐待と毒親だということにも蓋をしていました。

そもそもそこを認めることで「可哀想」って思われたくないというのは幼少期からずっと思っていて、だから私は「誰にも頼らず、迷惑をかけず生きていかねば!」という強烈な自立を目指していた様に思います。

そりゃ目上の人たちからしたら助けが必要な状態だとは思わなかっただろうし、友達からは強烈に依存されることもあったし、支え合えるパートナーなんて現れませんや。

ということで数々のモラハラ、パワハラやしょうもない恋愛が続く原因を突き止められてしまったわけです。

師匠が笑うせえるすまんの如く「どーん!」と私の根本原因を突き止めたお弟子講座中のセッションのレポートはこちら。

それまで目を背けてきたことに向き合っていくのはしんどい部分も多かったけど、そこをえぐりに癒しにいったおかげで、

「私はやっぱり表現することが好きかも」=ボタニカルジュエリー

「私は同じような経験をした人の役に立てるかも」=カウンセリング

「私はインスピレーションを言語化することが好きかも」=カードリーディング

という自分がしたいことの輪郭がハッキリしました。

幼少期、占いはサタンの所業と言われるような環境で育ったので、今私がカードリーディングをしているなんて想像もしていませんでした。
(ちなみに今は神社仏閣に行くこともとても好きです。)

そもそも私がお金をいただいてセッションをすることになるなんて、自己肯定感が底辺だった頃からは考えられないことです。

でも最近は、少しずつ自分を許せてきたんですね。
そして家族にもそれぞれの辛さがあってああなっていた、というのも完璧には許せなくても理解はできた。

時間はかかったけど、この後は私の命を使って私なりの精一杯の幸せを許して、物作りだろうがカードリーディングだろうがカウンセリングだろうが、好きなことで誰かに貢献できるなら存分に役立ててもらおう、と思うんです。

私の友人でとてもかっこいい仏画師の女性がいるのですが、彼女は「この命、きっちり使い果たして神様にお返しする」と言っていたんですね。漢!笑

その友人は自分の足で立って使命を生きているけど、繋がりをとても大切にしています。
そういう状態を私も目指して、「受け取り、与える」という循環ができている相互依存への道を歩んでいきたいと思っています。

本当に辛い状況の渦中にいる時は、どうしても目の前の日々を生きるだけで精一杯です。

それでも、その中から少しでも自分を引き上げたいと思えるなら、まだやれることはあるんですよね。

私も偉そうなことは何も言えません。まだグダグダしてることも本当に多いのです。

だけど私に任せても良いかな、と思ってセッションを受けてくださる方がいるなら、宗教二世の方もそうでない方も、全力でサポートさせていただきます。

今回も長くなりましたが、ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

特別料金でのカードリーディングセラピー3ヶ月連続セッションも可能です。

メールにてご案内させていただきますので、ご興味のある方がいらっしゃいましたら是非お問い合わせください。

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