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魔法のようなお芝居があったんだ

学生時代手伝っていた劇団の主催の方が亡くなったとYahooニュースが伝えていた。20年近くお会いもしていないけれど、時々気になって検索して近況を見たりしてた。あの時、学生たちを魅了した世界は確かに彼の頭の中から紡ぎ出されたものだった。胸をぎゅっとつかまれる若さの叫びのようなもの。

横山さんの作劇は台本ありきではなくて、即興を紡ぎ合わせるスタイルでだからこそ意味がわからないマジカルワールドができあがる。その意味のわからなさが好きだった。明るくて、きらきらしてて、カラフルで、夢のような世界が好きだった。役者さんたち一人一人の魅力の弾けるお芝居が好きだった。本当に好きだった。心の底から大好きだったんだ。

願わくばそちらの世界でも楽しい演劇を紡いでほしい。

きらきらした夢を一瞬でも見せてくださってありがとうございました。

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