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セクハラされていたのは。

中学来の友人と台湾茶カフェへ。
文才があり、つまり笑いのセンスがあり、スポーツが出来、丁寧に仕事をやりきる、大好きな友人。
noteを書き始めたことで私の中に話したいネタがあふれて出ていろいろ話し込む。
「私自分のこと女性と思っていなかったのかも、だからセクハラとか気づかなかったのかも」という話に、「男性に同志として、名誉男性として見なされていたのかもね。娘ではなく長男として育てられたのかも。」と言われたり。

そんなフェミニズム論的な話の中で、友人がなぜフェミニズムに興味を持ったか話してくれたのだが。学生時代めちゃくちゃ痴漢されてたこと、見ず知らずの人にすれ違い様に容姿を蔑まれた経験などを聞いて、びーっくり!鳥肌が立った。全然知らなかった。
(因みに私は痴漢されたことも、ナンパされたことも、ストーカーされたことも、合コンしたことも、ない!)

社会で虐げられていた女子は、男性上位社会でフェミニズムが守ろうとしていたのは、いつも、となりにいたこの人だったのか。私が見ないフリして存在を抹殺していた被害を受けていたのは、キャバクラ嬢達ではなく、素朴ガールな貴方だったのか…。

人の経験や気持ちは聞かないとわからないもんなんだと改めて思った。
結局男どもの思惑通り彼女は大きな声をあげられないままここにいて、その頃は自分を価値なき存在として落ち込んでいたという。(虐待ってそうなる!)だから彼女はフェミニストになったのだと。男を信用していないのだと。

…じゃあ、だったら、私も声を出すべきだよね。大事な友達みたいな人達を守るために。

静かな台湾茶カフェにフェミニズム論巻き散らかした日。快晴で空は青く広かったけど、私の心は宿題だらけだ。

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