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馬肉関係

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引退競走馬が馬刺しにはならない。というのは間違えているという話を、自分は昔からしている。もっと正確に知らなければならない。そして、しっかり向き合わないといけない。
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#引退競走馬

引退競走馬の殺処分とは?


はじめに「殺処分を免れ…」という前置きから始まる引退競走馬に関する報道。
様々な媒体が引退競走馬に関するニュースを報道するが、その際には「殺処分」という言葉を用いるケースが多い。

実際問題、引退競走馬が肉になっているのは間違いないと言っていいだろう。
そういう内容の記事を、僕は公開している。

そうなると「殺処分」という言葉を用いるのはおかしいと思っている。
以前にも自分は、引退競走馬の殺処分

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引退競走馬の活躍場所を減らしたくないから、上げ馬神事を無くさないで


こういう呟きは、本来のところあまりしたくない。それでも呟くことにしたのは、神事に引退競走馬が使われるからこそ、その受け皿があるわけで、もし馬が使われる神事を無くせば、ただでさえ引退競走馬の受け皿はそれほど多くないという現実があるのに、その1つが無くなってしまう可能性があることに危機感を抱いたから。

出来ることなら存続して欲しい取り組みだが、ここまで炎上して叩かれてしまった以上、今の形式のままで

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乗馬にするより馬肉のほうが、買い取り価格は高い現実

この競り結果から分かるように、肉としての軽種馬(サラブレッド)の価格は大体50万以上が今の相場だ。昔に比べたら上がっている。
これは何故か?と言うと、コロナ禍が関係してくる。国内に肥育用として輸入される馬の頭数・枝肉が減ったこと、おうち時間で少し贅沢な馬肉に手を出す消費者が増えたことなどが言われている。
実際、2021年には1万1364頭の馬が国内で屠殺されている。これは肥育用として輸入した馬も含

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