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歯医者さんチャレンジ。

ついに行ったぞ、歯医者さん!備忘録。

幼いときに行った歯医者さんで暴れてもいないのに歯科衛生士さん(?)に押さえつけられて、しかも乳歯に銀歯をつけられてすごく怖かった思い出。
(その数本の歯はすぐに抜けて天井と川に投げました)
それから本当に歯医者さんが怖くて、歯を診てもらったのなんて、学校の歯科検診が最後。あれは小学生の頃だろうか?中学、高校もあったかな?キオクニゴザイマセン。

そんな私が、何を血迷ったか
一昨年の年末に唐突に歯医者さんを予約して、歯のクリーニングやら、虫歯をレジンで固めたり(?!)してもらって、昨年年始には治療終了。
初診の問診票に「歯医者さんが怖くて、頑張って来ました。」って書いたので、やさしーく子どものように対応してもらったアラサー。
半年後くらいに定期検診に来てくださいねって言われて、定期検診のはがきまで届いた。
恐怖しか無かった場所に、血迷って思い切って行ったもんだから、続かない。足が向かない。怖い。
そして時間が合わない。いや、これは言い訳。

アラサーになって、アラフォーがじわじわ近づいてきている奴が何怖がってんだって感じかもしれませんが、怖いものは怖いのです。
苦手なものは、苦手なのです。
苦手なものに「うなぎ」とか書いてたけど、今度から「歯医者さん」って書こう。そうしよう。 

ラジオでリスナーさんが歯医者さんに行く、とメッセージを送られていて、私も行かなきゃ~と思ってメッセージを送ったら読んでいただいて、
「歯医者さんは行ったほうが良いですよ~」というパーソナリティーさんからのお言葉。そして「がんばれー!」「怖くないよ~」というリスナーさんたちからのお言葉。
これは行くしかない!頑張るしかない!とその日のうちに歯医者さんに電話して予約。我ながらようやった。

そして今日(記事をUPした時点では昨日になってしまった)が決戦の日。
もう今からバンジージャンプでもするんかなくらいに緊張して息が上がって、変な汗かいて、手が震えて…ホントに怖いんだな、わたし。って思った。

問診票はコメント書くところがなかったので、診察室でいきさつを歯科衛生士さんにおはなし。
歯医者さんが怖くて…⇒「あ~、よく言われます~」、検診行かなきゃと思いながらなかなか行けなくて…⇒「あ~、よく言われます~。来いっつっても来ないですもんね~」とゆるーい歯科衛生士さん。
いろいろおはなしして、レントゲンを撮って、検診とクリーニング。
それから先生が来て、虫歯リスクがほぼない綺麗な歯だけど、コーヒーとお茶飲みすぎで色素沈着していること、そして、親知らずにちょこっと虫歯があることを教えていただいた。

先生「親知らずの虫歯って横にうつっていったりするんだよね。親知らずってあってもメリットないし、抜く?そのままでも良いけど。なんなら今から抜けるよ?」
わたし「( ゚д゚)ハァ?今から?!」
先生「うん、今から。抜く?」
わたし「はい、抜きますッ!」
歯科衛生士「えええ?!大丈夫?!ホントに?!」

ということで、ノリと勢いで親知らずを抜いた。
先生も歯科衛生士さんもチャラい?テキトー?良く言えばとってもフレンドリーな方々でノッてしまいました。

麻酔を打って、さらに何かを刺して(?)、しばらくしてから歯に何かを刺して?歯を挟んで?先生がめちゃくちゃ力を入れる。
メリメリメリメリィッ…という歯の音がめちゃくちゃ怖かった。
その後はいつの間にか歯が抜けていて、とにかく血が出た。今も出ている。止まれよ
痛みはほぼなし。リスナーさんたちへの報告で「抜いたの!?」と驚かれたのは、痛みがあるからだったらしい。中には縫った人もいるとか。こわぁ
歯科衛生士さんが「痛くないよー」って言ってたから、じゃあ抜こうかなと思って抜いたけど、痛くないのはミラクルだったのかもしれない。
私は飛び出た親知らずを舌で触るクセがあるのだが、抜いてからもついやってしまって、
もう恐らく何十回も「あ、もういないんだった…」と失ってしまった親知らずを想うのであった。(持って帰ってきたけど)

明後日(記事UP時点では明日)は消毒。もしかしたら反対側も親知らずも抜くかも。親知らずは要らない、が先生の持論。

抜歯のあとにもらったプリントに「身体の一部を失った緊張と不安と…」のような文言があって、そうか歯も身体の一部だったなと再認識するなど。
嚙み合わせたときのなんとなく居心地の悪い感じ。痛くはないんだけど、あ、もういないんだな、みたいな。失恋か。

失っても、慣れていくんだろうな。

ひとつ、安心感があったのが、なんと院内でラジオが流れていること!
微かにいつも聞いているパーソナリティさんのような声がする…と思っていて、診察室に入って確信に変わった。
クラシックのようなBGMも流れているんだけれど、その後ろで、今月のPOWER WAVEが流れている…!!!!!
ものすごい安心感と、こりゃあ今後軽率に歯医者さんの報告出来んな…と思ったのでした。本当に微かに流れているので、休憩室?どこで流れているのかは謎。
まあまず、機械がウィィィィィィイイイイイン!!!!っていっているので、ほとんど聞こえないんだけど。