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8.試験を受けての手ごたえ


前回のお話


試験を受けての手ごたえ



本試験の手ごたえは非常に悪かったと記憶しています。

特に2限目の管理会計の試験が終わった後は絶対に落ちたなと思った記憶があります。

幸い2限目と3限目の間には昼休憩があったので気分を落ち着かせることができました。

試験の点数自体は問題用紙に自分がどの選択肢をマークしたかを書き残していれば、TACが公表している解答速報を参照して答え合わせをすることができます。

結果として管理会計は足切りを少し上回るような点数ぐらいは取れていました。他の科目である程度の点数を取れていたので、TACの本試験データリサーチ上で自分の得点が合格点を上回っていることがその日にわかりました。


気持ちの切り替えが大事


結果論になってしまいますが、管理会計の手ごたえの悪さを引っ張る必要は全くなかったということになります。特に管理会計は点数が他の科目に比べて取りにくい傾向にあると思います。

終わった科目のことを考えてしまう気持ちは十分理解できるのですが、すぐに次の科目に気持ちを切り替えることが重要だと思います。
私の場合、気持ちを切り替えるために2つのことを意識していました。


意識したこと①


まず1つ目は「こんなにやってきた自分ができないのだから周りもできていないだろう」という意識を持つことです。

一見するとただの自信過剰な受験生なのですが、時には自分に自信を持つことも重要だと思います。
特に本試験では弱気になってしまうと全ての問題が難しく見えてきてしまいます。
日々の自習から自分に自信をつけるためにも少し負荷をかけるような勉強をすることを意識してみてください。

意識したこと②


次に2つ目は本試験の時に周りの人達の会話をできる限り耳に入れないことです。

どうしても周りの人達は受験生同士で答え合わせを始めて「あそこがこうだった」とか「ここはこうじゃない」みたいな話を始めてしまいます。

そういった話が少しでも耳に入ってしまうと自分は大丈夫だったかなと不安になってしまいます。
この不安は全くもって必要ないので、私は休憩時間に入ってすぐにイヤホンで音楽を聞くようにしていました。

あと1日試験会場に1人でいるのも辛いという人もいると思います。
私の場合は、終わった科目のことを一切しゃべらないようにしようと約束していた受験生仲間と少し立ち話することもありました。


今日のワード

解答速報・データリサーチ
合格判定ライン(TAC調べ)が出るもの。
全国ランキングを本試験当日からリアルタイムで集計・反映。
出題テーマ、選択肢ごとの解答率なども出る。細かい。

足切り
(短答式試験の)合格基準は4科目の総点数の70%です。ただし各科目の得点比率において40%を満たさず、かつ答案提出者の下位から遡って33%未満となる科目がある場合、不合格になる事があります(いわゆる足切り)。

TAC

管理会計(論)
テキスト量は比較的少ないが試験は毎年難しい。
40点くらいでもめげずに。

マーライオン(シンガポール)
世界遺産ではない。

編集者山口より

「こんなにやってきた自分ができないのだから周りもできていないだろう」
「本試験の時に周りの人達の会話をできる限り耳に入れないこと」
この意識は非常に大事ですね。

私も各種試験を受験してきましたが、科目間の切り替えは非常に難しいです。メンタル面のマネジメントも大事。

今日、水道橋校では論文式の全国公開模試(2日目)を実施しています。
最終日もがんばって!

次回のお話 「試験後の学習」

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