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執筆アトオイ日記#002 〜 目指したのは20年越しの「恩返し」

ページ・ゼロ

こんにちは。はたらく女性のかていきょうしのタブタカヒロです。

令和2年 2020年2月12日発売の著書 かてきょ式わくわく思考せんりゃく。をどんな想いで書いたかをページをめくりながら振り返るアトオイ日記2回目は。。

すみません。ページをめくる前です(笑)。なぜこの本を書いたのか?当時の想いを振り返らないと始まらない。いわば本文に入る前の「ページ・ゼロ」です。

それには昨年の執筆時期からさらに20年前、ワンピースの回想編くらいさかのぼります。ボクがビジネス書籍を読むキッカケ「エピソード・ゼロ」の時期です。

時は20年前

2000年。ボクは社会人になって数年経ち、なんとなくシゴトは分かってきた…けど不満。もともと会社の経営層目線でシゴトしたいと思ってたから。そろそろ経営論を身につけて「その先」に行きたいっ。。と思ってた時期でした。

ココで政治経済学部なのに勉強してなかった大学時代のボクを恨んでしまうのですが(笑)、同時にボクは経営論は初心者同然。どぉしよぉ。。難しい専門書読んで知ったフリになるのはカンタン。専門用語とその定義と方程式覚えたらイイんだから…でも、まずそもそもの仕組みとか意味を理解しなきゃダメデショ…

何からどう勉強したらいいんだろぉ。。。と手がつかない状態が続いてました。この本と、会うまでは。

そう、この本デス。最初に読んだときは衝撃でした。難しいコトをこんなにカンタンに解体するコトができるのか!?っていうか表面的に記憶するんじゃなくてじぶんのコトバで周りに分かりやすく伝えるくらいにならないと学んだって言えないんだナと。目からウロコ状態。

キッカケは、この本だったんデス。経済の仕組みホントに学び。経営論に感じてた敷居の高さも解消。書籍を読みあさるようになりました。さらに数年後にビジネススクール通ってMBA、そしてコンサル転職…という道を辿ることになりますが、ボクにわかりやすく知識と自信を解放してくれたこの一冊との出会いがなかったら…ボク、今ごろフツーにくすぶってる自信があります(笑)。

10年後

2010年前後。ココは本書のプロフィールとかぶるの省略しますが。ボクが はたらく女性のかていきょうし をスタートした時期です。「かてきょ」のコンセプトにはいくつかの人物や考え方へのオマージュ(今的に言うとリスペクト?)がありますが。。。そのひとつはやっぱ、この本。

知識をわかりやすく。みんなに開放するっ。っていうちょっとした「特権的な、知」のシステムに対する反逆児的立ち位置は、竹中平蔵さんへのリスペクトが入ってます。

そんな立ち位置で「かてきょ」スタートしたら…フシギなつながりが。竹中平蔵さんが会長を務めるパソナさんでの女性起業家向けセミナーのお仕事をいただくようになりました。ボクのセミナー中にサプライズ登壇していただいたコトも(!)。

トップ写真はその時にこの本を持ち込んで…「今のボクがあるのは、すべてこの本のおかげでした!」と竹中さんに感謝をお伝えしつつ、本にサインをもらったときの一枚デス。

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20年後、今。

そんなこんなで書籍を書く機会をいただいたから…目指したのは「思考法ってこういうコトだったんだ!」的本。専門知識の持ち主たちに対する高い敷居をぶっ壊し、学ぶという「素敵な冒険」への興味と勇気と自信を届ける。20年のボクがあの本からもらった恩のおかえし。

そんなコトが…1ミリでもできたらイイなっと思って書きました。だから相当、文章もデザインもなんでんかんでんこだわりました。編集者さまにはご苦労かけちゃったな…と反省しつつ(笑)

ゼロページで時間とっちゃいましたね、ラーメンだったらのびてる。。。ってコトで次回からはさっそく本文をめくって振り返りたいと思います♪



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