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「ロジカルな考え方」をロジカルに説明できないワケ

こんにちは。はたらく女性のかていきょうし タブタカヒロです。

令和2年 2020年2月12日発売の著書「かてきょ式わくわく思考せんりゃく。」のスピンオフ記事。今回のテーマは。。。「ロジカル・シンキング」です♪

こう言われたことは、ないですか?

もっとロジカルに考えて!」と。
多くの方が経験してるかと思います。そしてその相手に

ロジカルに考えるって、どう考えたらイイの?」と質問しても、
満足いくコタエをもらったことは、ほとんど無いかと思います。

ロジカルに考えるとは…ロンリ的に考えるコトだ! と単純和訳してみたり、
構造的に考えるコトだ!と難しそうな用語でケムにまいてみたり、
筋道立てて考えるコトだ!とちがう言葉に言い換えてみたり、
余計にもやもやが募るコタエが返ってくるのがオチ。

「オレはロジカルに考えるコトがデキる!!」と思っている人ほど、ロジカルに考えることをロジカルに説明するコトができていない。。。よく見かける光景です。

ロジカルな考え方を、ロジカルに説明できないのはなぜ?

理由は3点あります。

① ロジカル思考は自分はできてると思い込んでるから
② ロジカル思考ってどんな思考かは考えたことがないから
③ 男性的思考とロジカル思考を混同しちゃってるから

この3点目、意外に聞こえますが…実はいちばん根の深い理由なんです。なぜそんな混同が起きちゃうか。。。太古の昔からつづくロングロングストーリーが背景にあります。

オトコ思考=ロジカル思考のかんちがい

ヒトが狩猟で生きていた太古の昔から、だいたいオトコが狩猟担当。狙ったエモノを効率的に仕止めるのが、彼らの優先課題。

だからオトコ思考のパターンって、目的・目標から逆算するハンター型なんです。しかも目的を効率的に仕留める延長で…結論から先に言う、理路整然と簡潔に伝えるといった効率性がお好きなのも納得いきます。ついでに仕留めた獲物の数や大きさで優劣競うし自慢するのも、男性ならでは(笑)。

日本の働く環境ってココ数年でずいぶん変わりましたが、それでも以前オトコ社会。長い歴史を経てオトコ思考がビジネスにおける「暗黙の共通ルール」化しちゃっているので、オトコ思考で考えるとみんなが分かりやすい。つまりロジカル!と取り違えちゃう。

だから。。。「ロジカルとは」と聞かれても長年染み付いた暗黙ルールなのでうまく解説できない。コレがロジカルとは?と聞かれると答えきれない最大の理由だとボクは考えてます。


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