見出し画像

アイデアを出す「掛け算思考」というお作法

こんにちは。はたらく女性のかていきょうしのタブタカヒロです。

令和2年 2020年2月12日発売の著書「かてきょ式わくわく思考せんりゃく。」のスピンオフ記事。今回のテーマは。。。「掛け算思考」♪

割り算が情報を整理する、引き算が本質を見抜く。この世に3つあるイケてる思考の最後のピースが掛け算。アイデアをひらめく思考です♪

ひらめきは、才能ではない。

本書で何回も何回も強調してるコトが一つあります。それは
アイデアとは優れた人限定の才能ではない。やり方わかれば誰でもできるお作法、というコト。

コレはわくわく思考の割り算・引き算すべてに共通します。思考法とはスゴい人の能力や武器じゃない。誰にでも同じ考えを共有してわくわくするための共通言語

でもアイデアっていちばんスキルやセンスが求められるイメージがあります。なので具体的にアイデアのお作法ってナニ?をご紹介します。一言でいうと

組み合わせ。ゼロからイチを生み出すんじゃなくて。既存のモノと既存のモノをかけあわせ、今までにない新しい組み合わせ生み出すこと。

既存と既存を足して1+1が2以上…的な足し算発想じゃなく、掛け合わせるから「掛け算」。組み合わせの掛け算で、まったく新しいけケミストリーを見つけるのが、アイデアです。

アイデアを生む作業はアレに似ている

お料理する人はそうだよねって共感しやすいと思います。

食材・調理法・スタイルを組み合わせてまったく新しい創造をする。お料理って掛け算思考によるアイデアがスパークする代表例なんです。

オトコ社会だったお仕事の場にも、もっとお料理の考え方が浸透すると、アイデアが生まれやすい環境に変われると思います。

02_掛け算べき算_Haradaさま_20200107.001

本書に登場したナゾの図とは?

アイデアセミナーではいろんなお作法をご紹介していますが。。。本書の163ページに隠れキャラ的に挿入しているナゾの図があります。

オリジナルの画像はコレ↓

02_掛け算べき算_Haradaさま_20200107.003

フィギュアスケートの羽生結弦選手 かける。。。???本文では一切ふれていない「お題」ですがアイデアという「組み合わせ」のお作法を例を使って説明するKeynoteスライドなんです。

このスライドを詳しく解説っ♪

よいアイデアは常識をくつがえすのがポイント。常識をくつがえす組み合わせ方のお作法は4通りあります。

① 同類のものと組み合わせる
② 近隣のものと組み合わせる(似ているモノ・お隣にいるモノ)
③ 異質のものと組み合わせる
④ 方向感があさってなものと組み合わせる

お題を「羽生選手が主役の恋愛ドラマを企画する」とすると。。。
① は同類(男子フィギュア選手)で宇野昌磨選手。むむむそうきたか!女子が喜ぶ常識くつがえすドラマになりそうです♪
② は近隣ってことで女子フィギュアの浅田真央さん。正統派な恋愛ものになりそうですね♪
③ は羽生選手とはビジュアルやスタイルが異質な渡辺直美さん。人気でそう♪
④ はもはや明後日でもはや人じゃない石(笑)。コレは新機軸のおもしろい映画ができそうです♪

。。。という風に、実はアイデアって降って湧いてきたり、何かのお告げだったり、神秘的な能力・スキルの賜物じゃなくて。組み合わせという掛け算のお作法。身につけたら誰にでもできるお作法なんです♪

。。。というスライドが、出版社様の企画会議でウケたらしく、本文に挿入決定(笑)。原稿ゲラみたボクが「コレ、本文に書いてませんけど?」とお伝えしたら「みんなのお気に入りなんです!」とお願いされてそのまま掲載となった、逸話付きの図解でした♪

それでは、実践してみましょう♪

ついでに、ボクがアイデアのお作法セミナーでつかっているスライドをもう一枚、本邦初公開♪

↓これはでは、。。常識をくつがえす掛け算思考のお作法つかって「株式会社」と○○というおもしろい組み合わせを考えましょう♪というお題です。

02_掛け算べき算_Haradaさま_20200107.001

もちろん「正解」はありません。わくわくする組み合わせ無限にあるはずなので。もしご興味あれば、ぜひやってみていただくと嬉しいです♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?