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「子どもたちの未来」を応援し続けたい~日産セレナ担当者インタビュー~

TABLE FOR TWOは、飢餓と飽食という世界規模で起こっている相反する食の不均衡を同時に解決することをミッションに掲げ、2007年に日本で立ち上がったNPO法人です。以来、多くの法人・個人の皆さまにお力添えをいただき、今年の10月に設立15周年を迎えます。15周年を記念して、TABLE FOR TWOとして初となるnoteの公式アカウントを開設しました。2022年9月~12月の間、設立後15年を振り返り、TABLE FOR TWOが歩んできた道のり、現在、そして今後について発信してまいります。

11月6日まで開催中のおにぎりアクション。トップスポンサーである、日産セレナさんへのインタビュー第二弾をお届けします(第一弾はこちら)。今回は日産本社のマーケティングオフィスでセレナを担当する田中さんにお話を伺いました。

「日産セレナ」が持ち続けている「子どもの可能性を広げる“家族のためのミニバン”であり続けたい」という想いと、TABLE FOR TWOの「世界の子どもたちへの支援を通じて世の中を良くしていきたい」という情熱が掛け合わさって、日産セレナは5年連続トップスポンサーとして「おにぎりアクション」を応援しています。
これまでの「日産セレナ」の独自ハッシュタグ投稿によるアフリカ・アジアの子どもたちにお届けした給食数は、4年間で約22万食に及びます。

日産セレナが初めておにぎりアクションに参画したのは2018年。
以来、5年連続でトップスポンサーとしておにぎりアクションに協賛しています。

――おにぎりアクション協賛の背景や想いを教えてください。特に、2020年はコロナの流行拡大、2021年は半導体不足で困難な状況が続いていますが、参画を続けてくださっている想いについてもお聞かせいただきたいです。

「日産セレナ」が持つ「子どもの可能性を広げる“家族のためのミニバン”であり続けたい」という想いを絶やすわけにはいかない、と思い今年度もおにぎりアクションに参画致しました。
特にコロナの流行拡大によって、「小さな子供が外で自由に遊べなくなった」、「家族でのお出かけの機会が減った」という声をよく聞きます。
親にとっても子供にとっても、家族の思い出は、今・この瞬間しか体験できないものであり、かけがえのないものだと、弊社は考えています。
その家族の思い出をもっと増やしたい、もっと特別な思い出にしたい、そのために弊社でもできることがあるのではないかと考え、おにぎりアクションへの参画を今年も継続することを決定いたしました。

セレナの中で生まれた、今しかない、大切な家族の瞬間を切り取った投稿。何気ない日常の一コマが思い出に刻み込まれます。

――事業を通じて社会貢献性の高い活動に参画し続けるには、会社としての想いに加えて、担当者の情熱があるからこそ、実現できているのではないかと感じました。担当者の目線から、おにぎりアクションに取り組んでみてどのような感想を持っていますか?

おにぎりアクションは、「楽しんで社会貢献できる活動」として弊社内で輪が広がっており、店頭でお客様と取り組み熱量を感じたり、お客様の反響が大きくて驚きました。
おにぎりを家族や友達と一緒に作るだけでもわいわいと楽しく、おにぎりを食べてHAPPYな気持ちになれ、さらに写真を撮ることで思い出も残る。そして、投稿するだけで社会貢献ができるという、自分のHAPPYが社会貢献につながる素晴らしい活動だからこそ、楽しんで担当することができています。

日産を訪れた高校生におにぎりアクションの活動を説明する田中さん。

――2018年以降担当者は数回変更になっていますが、情熱のバトンが引き継がれ、想いをもって参画してくださっていることが嬉しいです。情熱のバトンが引き継がれている背景にどんなことがありますか?

おにぎりアクションは、日産社内の認知度が高く関連部署に非常に前向きにご協力頂けていることが情熱を持つ背景にあります。
私は今年から担当ですが、「今年はおにぎりアクションやらないの?」といった声をたくさん頂きました。さらに、今年は、日本人だけでなくグローバル社員からの注目が高く「おにぎりが外国人に受けがいい」「日本の文化が社会貢献になるのが興味深い」といった反響を頂きました。
弊社に根付いた活動だからこそ、情熱をもって担当できているのだと思います。

チームでもおにぎりアクション!

――日産セレナは数々のキャンペーン施策を行っていると思いますが、「おにぎりアクション」だからこそ実現できていることはありますか?

おにぎりアクションは、複数の自治体や協賛企業が多く、皆様が積極的な姿勢で企画を検討しています。
今年は初めての試みとして、自治体×日産セレナでYOUTUBER「HIMAWARIチャンネルさん」を活用しておにぎりアクションを紹介いたします。おにぎりアクションだからこそ自治体さんやたくさんのタイアップ企業のご協力を頂きながら動画製作できたと思います。

――コロナ禍3年目に加えて、今年は半導体不足も深刻だとの報道も目にしています。そのような状況の中、今年おにぎりアクションを通して伝えたいメッセージは?

コロナ禍やウクライナ情勢等で、先行きの見えない状態になっているのではないかと感じることが増えました。そんな時だからこそ、身近な人や家族を大切にかけがえのない時間を過ごして頂けたらと考えております。
どんな時も、子どもの可能性を広げる“家族のためのミニバン”であり続けたいと思っておりますので、弊社がおにぎりアクションに参加することで少しでも皆様がHAPPYになるお手伝いができれば、こんなにうれしいことはありません。

昨年のご参加者。愛車のセレナと一緒に、親子で元気におにぎりアクション!

――現在進めていらっしゃるYouTube動画企画の見どころはどこでしょうか?

「究極のおにぎり体験」を是非ご覧ください!
1から塩づくりし、おにぎりアクション協賛自治体である福井県「いちほまれ」を羽釜で炊いて「究極のおにぎり」を作ります。
HIMAWARIちゃんねるさんのまーちゃん、おーちゃんも「おいしい!」と声を上げたおにぎりを是非楽しみにしてください!

――今後、日産自動車として、また「日産セレナ」を通して、実現したい社会は?

当社は、2030年には市場投入するすべての自動車を電気自動車に、そして2050年には車のライフサイクル全てでカーボンニュートラルを実現することを決めています。 SDGs貢献のために、自動車業界が担う社会的な役割は大きいと考えています。また、お客さまからも、環境や社会貢献に関する姿勢を常に問われていることを実感しており、電動車普及のリーダーとして取り組んで参ります。
これからも日産セレナは、おにぎりアクションを通じて、お客さまと一緒に「子どもたちの未来」を応援し続けてまいりたいと思います。 そして、“他のやらぬことをやる”という日産自動車DNAを大切に、これからもトップスポンサーとして、TABLE FOR TWOと一緒におにぎりアクションの活動を盛り上げ、そして世界中の子供たちの幸せに貢献していきたいと考えています。

――同じ目標に向かって、お客さま・社内の仲間・協賛企業と一丸となって取り組むことが、情熱の源になっているのですね。素敵なお話をありがとうございました!

田中さんの想いは、日産ストーリーズでも掲載されています。こちらもぜひご覧ください。

クルマとおにぎりの写真に「#OnigiriAction #思い出をよくばろう 」の二つのハッシュタグを付けてSNSまたはおにぎりアクション特設サイトに投稿すると、通常の倍の10食を日産セレナが協賛するプラスアクションも実施中です。世界の子どもへの想いを載せて、ぜひご参加ください。

取材協力:日本マーケティング本部チーフマーケティングマネージャーオフィス 田中雄士様


インタビュー第一弾はこちら!あわせてお読みください。


月500円のご寄付で、子ども1人に1ヵ月分の学校給食を届けることのできる「マンスリーサポートプログラム」もぜひご検討いただけますと嬉しいです。 http://jp.tablefor2.org/donate/ (TABLE FOR TWOは寄付金控除の対象です)