オールジャパンで世界を変える~おにぎりアクションの舞台裏~
TFTが10月16日の世界食料デーを記念して毎年開催している「おにぎりアクション」。
昨日の世界食料デーに合わせて、TFTではインスタライブを実施しました。
おにぎりアクションへの想い、参加者の皆さんからの投稿、そして給食が届く先の支援先の子どもたちの様子についてもご紹介しました。
主催のTFTだけでなく、協賛企業・団体や参加者のみなさん、多くの力が掛け合わさり実現し、ここまで広がっています。
組織を超えた連携を目指す「合同企画会議」
おにぎりアクション開始の数か月前から複数回、協賛企業・団体が一堂に会して、”合同企画会議”を行っています。その場で、各企業・団体の担当者さんが、おにぎりアクションへの想いや、今年やってみたいことなどを共有し、おにぎりアクションの企画を考えています。
おにぎりアクションは2015年から開始した取り組みですが、この”合同企画会議”は、おにぎりアクションをもっと「オールジャパンで世界を変える取り組みにしたい」という想いで2018年から行っています。
コロナ前はオフラインで、コロナ後の2020年からはオンラインで開催。
オンライン開催により、首都圏以外の企業・団体さんにも気軽にご参加いただけるようになりました。
組織の枠組みを超えた担当者さん一人一人の想い
協賛企業担当者の皆さんは、おにぎりアクションを盛り上げよう、少しでも多くの給食を届けよう、と企画会議に臨んでくれます。
継続的に参加してくださっている担当者さんも新しい担当者さんも、おにぎりアクションへの熱い想いを語ってくださり、中には「おにぎりアクションは個人的なライフワークです」とおっしゃってくださる方もいます。
そのように取り組んでくださる姿にとても感謝しています。
おにぎりアクションは、「I」ではなく「We」で取り組んでいる活動だと実感します。
飢餓の解消は世界的にも大きな課題の一つで、解消までには時間も労力も要しますが、国連機関やNPOだけでなく、さまざまな企業や団体、そしてひとりひとりが携わって輪を広げていくことで大きく世界が変わると思います。
「もっとがんばろう、協賛企業の皆さんと協力して、一食でも多くの給食を届けたい。参加者の方に少しでも楽しく参加してもらい、もっともっと良いおにぎりアクションを作り上げていきたい。」
合同企画会議は、主催の私たちにとっても、気持ちを新たにする場にもなっています。
今年初の試み「参加者アイデア会議」
これまで毎年、協賛企業・団体の皆さんと一緒に「合同企画会議」を行っていましたが、今年はおにぎりアクションを盛り上げるアイデアを出し合う「おにぎりアクション参加者アイデア会議」も初めて開催しました。
参加者の皆さんからは、メモが取り切れないほどのたくさんのアイデアが飛び出しました。主催側とは異なる目線での意見はとてもフレッシュで「やってみたい!」と思うものばかりです。
ご当地おにぎりの紹介、
インスタライブ実施&支援先の食事の様子の紹介、
全国のおにぎり屋さんを巻き込んだアクションなど、
アイデアのいくつかはSNSを中心に今年の企画に反映させていただいています。
議論が進む中で、アイデアとともに世界の子どもたちへのたくさんの愛情とおにぎりアクションへの共感の声も寄せられ、とても温かな場になりました。
立場を超えて関わってくださる皆さんの熱量を少しでも形にできればと思い、主催であるTFT、協賛企業・団体の皆さん、そしてアイデア会議に参加してくださった皆さんとスペシャル動画を作成しました。
おにぎりアクションが大切にしているメッセージを皆で繋いでいます。
過去最大規模の給食数を目指して
おにぎりアクションは、参加者の想いを形にしてくれる協賛企業なくして成り立たないキャンペーンです。
参加者、協賛企業、TFTが一体となってはじめて給食を届けることができます。
今年の給食数の目標は、160万食。
これは過去8年間のうち最大規模で、約8,000人の子どもたちの1年間の給食に相当します。
目標達成に向けて一丸となって盛り上げる今年のおにぎりアクション、すでにたくさんの企画が行われています。協賛企業の一覧や、各企業のおにぎりアクションタイアップ企画は特設サイトをご覧ください。
SNSでおにぎりアクションに参加してくださっている方は、期間中このような投稿を目にされているかもしれません。
こういった投稿は、「合同企画会議」から協賛企業・団体さん同士の間でアイデアが生まれているんです。
まだまだ期間中、たくさんのコラボが予定されているので、ぜひSNSのフォローや企画サイトのチェックもお願いします!
協賛企業・団体のキャラクターが登場する塗り絵も用意しているので、ぜひ活用してみてください!(ダウンロードはこちらから)
11月6日のおにぎりアクション終了まで、皆さんのご参加をお待ちしています。
月500円のご寄付で、子ども1人に1ヵ月分の学校給食を届けることのできる「マンスリーサポートプログラム」もぜひご検討いただけますと嬉しいです。 http://jp.tablefor2.org/donate/ (TABLE FOR TWOは寄付金控除の対象です)