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【活動記録】第28回 今は不安でも大丈夫!Tableauで広がるキャリアビジョン

noteをお読みいただきありがとうございます!Tabjo Webコンテンツ担当のkanaです。この記事では2021/5/3(月)に開催されたスピンオフ企画「今は不安でも大丈夫!Tableauで広がるキャリアビジョン」のレポートをお届けします。

アーカイブURLのご案内

YoutubeLiveでの配信は、アーカイブとして残っております。当日見逃してしまった方、もう一度配信を見たい方は下記クリックしていただくとYoutubeでご覧いただけます

1.企画の背景

誰しも育児・病気・介護等でキャリアよりライフイベントを優先する時期が訪れる可能性があります。今、まさにその渦中にいる方々の中には、自分のキャリアについて不安を抱えている人も少なくないのではないでしょうか。

今回は「育児」にフォーカスし、育児とキャリアの両立に悩みながらTableauでチャンスを掴んできたママ3人(Tabjo幹事メンバー)が自らの経験をお話することで、今後のキャリアに不安を抱えている方々に安心感を与えられたらという思いから開催に至りました。

2-1.ライトニングトーク(tomoさん)

tomoさんは、Tableauサーバー構築やデータドリブンカルチャー定着化等の業務に従事しており、ご主人とお子さん2人の4人家族です。

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2-1-1.私の歩みを振り返る

1人目のお子さん出産後に1度復職し、2人目のお子さん出産後の2016年に2回目の復職を果たしました。大規模なプロジェクトに参画し、今までに経験のない業務であったことから大変なことも多かったようですが、周囲の協力もあり成功を収められた、とのことでした。ご家族の協力もあり、出張もこなせるようになったそうです。しかし、一方で大規模プロジェクトの中での自分の存在価値に疑問も生まれたそうで・・。そこで、tomoさんはどうしたのか・・。自らの希望でデータ分析のプロジェクトに参画したのです。そのプロジェクトでTableauと出会い、Tableauのもつ可能性と自身の新たな能力(企画やコンサル)に気づいたそうです。2019年にはラスベガスで開催されたTableau Conferenceにも参加し、大きな刺激を受けたとお話されていました。

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2-1-2.キャリアアップとTableau

Tableauをどのように自分の武器にするか。(非常に興味がある部分ですね!!)tomoさんは次のようにお話されていました。

自分の今までの経験(業務知識や技術)にTableauを掛け合わせること。好きこそものの上手なれ、「好き」という原動力で乗り切りましょう。

2-1-3.私の考える育児との両立

tomoさんの言葉、私はグッときました。

親の背中を見て育つ、という言葉を「信じる」。
自分の人生と子どもの人生は別物であると自覚する。
子どもとの時間は短い。

親が頑張って勉強していると、子どもはついてきてくれると信じていると仰っていました。最後は、『人生にはいろいろな岐路があり、どの選択をしても後悔は一定以上あると思うが、「IF」を考えるより、前を向いて進みましょう!』という力強いメッセージを頂戴しました。

2-2.ライトニングトーク(norikoさん)

norikoさんは、DX推進リーダーとして支店法人営業活動の見える化・業務効率化の業務を担当しています。ご主人とお子さん2人の4人家族です。

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2-2-1.わたしの育児とキャリア

tomoさんと同じく、1人目のお子さん出産後に1度復職し、2人目のお子さん出産後の2015年に2回目の復職を果たしています。1回目の復職直後は、お子さんが入院するなどの不測の事態が発生したそうです。2人目のお子さんの育児休職期間中は、上のお子さんが発熱を繰り返し、社会復帰を諦めかけたそうですが、ご家族からの応援もあり2回目の復職ができたとお話されていました。(家族の応援は心強いですね!!)2017年にnorikoさんのキャリアビジョンに大きな影響を与える出来事が起こり、自身のキャリアを見つめ直し「育児優先→仕事優先」に路線を切り替えたそうです。(勝負に出ることを決意した、と語っていたnorikoさんがめちゃくちゃカッコよかったです!!)保育園の延長保育を上手く利用し、仕事に打ち込むことで成果が認められ、無事に昇格を果たした、とのことです。

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一方、育児の面ではお子さんの小1の壁にぶつかり、仕事を辞めようかと思う時期もあったそうですが、周りの協力を得て短時間勤務に戻したり、お子さんとの接し方を変えることで乗り越えたとお話されていました。そして、2020年4月に現在の部署へ異動となり、データ活用人材育成の社内プロジェクトへ参画。社内Vizコンテストで3位となり、「DXのことは大井が頼りになる」というブランドを確立後、Tableauを武器に、関連部門を巻き込んで法人営業部門のデータドリブン文化の浸透に挑戦中とのことでした。

2-2-2.まとめ

norikoさんからは「乗り越えたい気持ちがあるなら、決して諦めないで!!」というメッセージを頂戴しました。

育児中であっても、成果を出せば必ず評価してもらえる。上を目指すなら、いつが勝負時か、自身のキャリアビジョンから逆算して考える。キャリアビジョンを考える際には、育児中であることに囚われ過ぎないことが大事。
育児とキャリアの両立は、目の前に階段がある状況と似ている。一人なら楽に上ることができるけれど、小さい子どもが一緒だと大変。無理だと思っても助けを求めたり、違う方法を見つければ解決できることが多いので、試行錯誤を続けてほしい。

2-3.ライトニングトーク(kana)

最後は、この記事を書いた私自身の経験談です。私は、Tableauを使用したダッシュボードの開発・維持/運用や利用促進業務を担当しています。tomoさん、norikoさんと同じく主人と子ども2人の4人家族です。

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2-3-1.わたしの育児とキャリア

私は、2013年1月から3年4ヶ月の育児休職期間中に2人出産し、2016年5月に復職しました。久しぶりの仕事に喜びを感じると同時に、自分が中堅の域に達していることに「焦り」を感じました。先輩方を頼ってばかりではなく、自分がリードできる存在にならなければと強く思ったことを覚えています。2017年にTableauが導入され、ダッシュボード開発担当者に任命いただいたことは転機でした。(当時の上司には感謝しています!!)この開発業務を通して、リーダーシップのスキルを磨くことができ、「自分がリードできる存在になる」というミッションは達成できました。

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2019年には、データ活用人材育成の社内プロジェクトへ参画し、データドリブン文化を伝え広める力も身につけました。(がしかし、維持の難しさに直面。)2020年のGW(ちょうど今頃です)、1冊の本に出会い「他者貢献」が生きる意味だと知り、「Tableauで貢献したい」と強く思いました。そのために自分には何が必要かを考え、Tableauの上級スキルを身につけるべくDATA Saberへ挑戦しました。挑戦の背景には、子供たちが自立(自分のことは自分でできる)してきたことと、昨今のコロナ事情で在宅時間が増え、自分のために時間を使えるようになったことがあります。DATA Saberへ挑戦中は、特に、ダッシュボードのデザインについて力を入れて学び、社内Vizコンテストでは準優勝でしたが、デザイン部門でトップの評価をいただけたことは自信につながりました。これからもTableauを武器にデータドリブン文化を伝え広めていきます!!

DATA Saberについて知りたい方はこちらからどうぞ!

2-2-3.まとめ

私からお伝えしたいことは次のとおりです。

【育児】子どもの自立を促す&家族の協力を仰ぎましょう。真に必要なことに注力(やらなくていい家事はやらない等)。発想の転換で乗り越えましょう。
【キャリア】理想のキャリアを歩むために、まず、ビジョンを思い描きましょう。何をすべきか見えてきます。そして、優先順位を立てて、最短ルートを通りましょう。

3.パネルディスカッション

事前アンケートの内容から3つのテーマについてディスカッションを実施しました。長くなってきましたので、詳細は、Youtubeをご覧ください。45分頃から始まります。

①時間の捻出方法

②周りから理解を得るためのコミュニケーション術

③男性の育休

4.クロージング

私たちの事例が正しいとは限りませんが、育児とキャリアの両立で悩んでいる方の何かしらのヒントになると嬉しいです。

今後もTabjoは、皆様の心休まる場所が提供できればと考えています。そしてぜひ、アウトプットの場としてもご活用ください!!

おまけ

参考情報です。お読みくださった皆様のヒントになれば幸いです。

tomoさんからは、整理・収納の本です。

norikoさんからは、管理職として働いているママ友さんからのアドバイスです。

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最後に私(kana)からは、2冊の書籍です。「嫌われる勇気」から「他者貢献」を学び、「データ視覚化のデザイン」ではダッシュボードのデザインを学びました。

なお、イベント当日の資料は以下のスライドからご覧いただけます。

以上です。最後までお読みくださりありがとうございました。



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