見出し画像

苦手を克服しよう(後編)

今回は苦手なものを克服するのに欠かせない「行動」についての重要さを書きました。行動力を上げたい方は是非お読みください。前編はこちら


とにかく行動

インターネット環境が整い
スマホがあれば簡単に情報が手に入る世の中になりました。

これだけ情報が平等になった社会では
もはや情報量で差別化を図ること出来ません。

ではこのインターネットの時代で
本当に価値があり
希少性が高く
差別化を図れるものは何か。

それは行動です。

情報収集は0⇨1の作業
行動は1⇨100の作業

とするならば
現代は0を1にすることは容易に出来る時代です。
つまり今は誰でも
インプットすることによって
頭の中を充実させることが出来る時代です。

でも本当に大事なのはその後です。
1を100に積み上げていくように
アイデアを実際の行動に移していく部分
つまり
アウトプットで形にしていく部分こそが
価値のあるものなのです。

前編で話したように
苦手なものというのは
体験した量が少ないもの
と言い換えることが出来ます。
そこに対して
行動をぶつけていくということは
どんどんその苦手を克服していくということになるので
一概には言えませんが
メリットがあることは間違いありません。

今の時代
行動したら
すぐにメリット(結果)がついてくるような仕組みになっています。
情報が平等になった社会では
行動こそが価値のあるものなのです。


インプットとアウトプットを繋ぐもの

インプット(0⇨1)からアウトプット(1⇨100)へ
この間をスムーズにしてくれるものがあります。

それは言葉です。

自分の考えやビジョンや課題なんかを
言葉に落とし込めると
それがよりスムーズに
行動へと繋がりやすくなります。

その理由は
言語化していく過程で
頭の中が整理され
「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」の
バランスが取れたり
行動に対する取捨選択や優先順位を
うまくつけることが出来るようになるからです。

ヨガの世界では
「身・口・意(しんくい)」というキーワードが出てきます。
身と意、つまり体と心を経由しているのは口
すなわち言葉です。

行動というアウトプットをするためには
まずは「言葉に現す」という
プチアウトプットが必要です。

僕が毎日この記事を書きている理由はここにあります。
言語化を進めていくことで
頭の整理がつき
結果、行動を加速させることが出来るからです。

言葉には
重い腰を上げやすくする力があるのですね。


隠れ完璧主義

行動の重要性はわかった。
言葉に落とし込めれば
行動しやすいのもわかった。
でもなかなか第一歩が踏み出せない...
という人も多いと思います。

そういう方は
もう一度前編で話たような
「自分のスピード感を把握出来ているか」と
「学習領域内の行動をしようとしているか」を
自問自答する必要があると思いますが
そのもっと根本的な部分を理解することも大切です。

行動に踏み出せない根本的な理由は
「隠れ完璧主義」にあるかもしれません。
自分では気がつきにくい心の深い部分で
失敗したくないという「隠れ完璧主義」が
行動に制限をかけてはいませんか?

こういった方は
失敗したくないから念入りに準備をして
成功する自信がついてから行動しよう!
と思っている方が多いです。

しかし残念ながら
この自信をいくら増やしても
行動には繋がりません。
なぜなら
そのプロセスを踏んでいる以上
心の底にいる「隠れ完璧主義」は
ずっとそこに居続けるからです。

自信をつけることが無駄という話ではなく
行動に制限をかけているのは
「成功」と「失敗」という概念であることを理解し
その概念をアップデートすることで
脱・完璧主義をしなければ
いくら自信をつけても行動には転換出来ないという話です。

ヨガではこのような
成功と失敗という
二極対立の感情を克服しなさい!
と教えています。

これは主観で見るから二極化するだけの話で
客観で見ればどちらも一緒なのだということに
気がつきなさいという教えです。

地球にいるから北と南という概念が存在するけだけで
宇宙から見たら北も南も関係なく「ただの地球」ということです。

客観的に観れば
今恐れている「失敗」というのは
実は「成功」と対して変わらないと考えることが出来ます。

このように
成功と失敗を再定義して
「隠れ完璧主義」から脱却できると
行動量が上がり
その結果
苦手の克服に繋がると思いますよ。

おわり

画像1

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?