一つ一つ登っていく
ヨガには段階がある
ヨガの世界で共通して説かれているのは
「段階を経て一歩一歩成長していきなさい」ということです。
様々なヨガ経典や哲学の流派がありますが
一貫して説かれているのは
ヨガの学びの道にはハシゴが用意されていて
それを一段一段登りなさいということ。
そして
そこに一段飛ばしや二段飛ばしの裏技はないということです。
代表的な所で言うとアシュターンガ・ヨーガ(八支則のヨーガ)です。
「ヨーガの八部門とは、禁戒、勧戒、座法、調気、制感、凝念、静慮、三昧である。」
(ヨーガ・スートラⅡ-29)
このようにヨガの実践は大きく分けて8つあって
それを一段一段登りなさいと説かれています。
モチベーションにも段階がある
このように
1段、また1段と着実に成長していくには
モチベーションが大事ですよね。
ヨガではそのモチベーションも段階分けされています。
「実習者の熱望が弱いか、中程度か、強いかにより、三昧(ゴール)への間近さに差がでる。」
(ヨーガ・スートラⅠ-22)
まあこれは当たり前ですが
熱量によって成長のスピードに差が出ると言っていて
その熱量も弱・中・強があると言っているのです。
つづく
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