見出し画像

集中と瞑想の違い

瞑想を理解するためには
集中と
瞑想を
区別することが
大事だと思います。


「コップ」と「お水」で説明します。

集中とは
コップにお水を注いでいる状態

瞑想とは
そのお水がコップから溢れていく状態

です。
ここで言うお水というのが
自分の意識です。

つまり集中状態とは
意識がどんどんその対象に向かっている
足し算のエネルギーで

瞑想状態とは
その集中が満杯になり
波紋のように外に広がっていくような状態です。

「意識が外に広がっていく」
と聞くと
注意力散漫のようなイメージを持ってしまいそうですが
これは違います。

コップの中を見てください。
コップの中は相変わらず満杯にお水が入っています。

瞑想状態とは
一つの物事に集中しつくした結果
集中していることすら感じなくなり
その対象が自分の一部になったような感覚になります。

そのため
「集中しよう」という足し算のエネルギーはもう必要なく
意識が波紋のように広がり
周りに向けられるようになるのです。

なので
集中状態では周りが見えなくなり
瞑想状態は周りが良く見えるようになります。

アスリートは
この瞑想状態のことを
ゾーンと呼びますよね。

特に相手がいるスポーツなんかは
集中状態ではパフォーマンスを発揮することが出来ません。

瞑想状態というゾーンに入るから
周りや相手の選手がよく見えるように
パフォーマンスを発揮することが出来るのです。

おわり

画像1

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?