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シンプルに伝える方法:「1分で話せ」

前から、自分は話が冗長になってしまう癖があるなと思っていました。しかし、ロジカルにシンプルに話すことが本当にいいことなのか、疑問に思っていました。

この本にその答えがあった気がします。

「ロジカルだけでは人は動かなくて、感情を動かさないといけない」

本当にそうだな...と思いました。自分が冗長になってしまうのも、背景を理解してもらうために、あるいはイメージを作ってもらえるように具体例を話すからで、間違いではなかったなと感じました。

ただ、余分で削れる部分はあったな、とも思ったので、冗長には変わりはないです...笑

今日も、簡単に学びになった3つのことを紹介していきます。

■伝えるときのポイントに関する3つの学び

1分で話せ.002

ー 人は左脳で理解し、右脳で感じて、それでやっと動ける

1分で話せ.003

人が納得するためには、支離滅裂ではなく、ロジックが通っていないといけないというのは明らかです。しかし、そこに「情熱」「感情を動かす」ということがないと、人は動かないのです。

具体例を使うのは、

人を動かすために、イメージを作る

という目的があります。ただ、具体例を言えばいいのではなく、人を動かすために具体例を使わないと意味がないのです。私にとっては、できていない部分であり、大きな学びだったなと思います。

具体例を話した後は、必ず言いたいこと「結論」につなげて、相手を動かすところまでつなげる意識を持っていきたいと思います。

ー 提案のポイントは3段ピラミッド

1分で話せ.004

話す内容は、頭で上記のピラミッド構造を作ると話しやすくなります。結論から、ロジックが通るようにつなげていきます。

ロジカルというのがポイントで

相手にとってロジックが通っているのか

ということが大事です。

私は大学院で研究をしていたのですが、研究発表の指導を受けるときに、

「聞きに来る人がどんな専門性を持っているのか、を考えろ」

ということをよく言われました。専門性が違えば、前提となる知識や考え方が異なるから、その前提を意識して考えないといけないということです。専門的すぎる、難しい言葉を使うのもいけません。これは、仕事でも私生活でもあらゆる面で大事ですよね。

これらのピラミッドの内容を「1分で話す」ためには、相当無駄なところを削らないといけませんね。常に

「無駄はないのか?」
「この言葉は本当に必要か?」

など、自問する癖をつけたいと思います。

ー 一番大事なことは伝えたい「想い」

自信がなさそうにしている人の話は、他の人は聞くでしょうか?

と本にありました。

自分が自信がなさそうに話をしているのを想像してみてください。

私自身も想像して話を聞いてみましたが、自信がなさそうにしている自分の話は、頭に入ってきにくかったです。

自信のせいで伝わらなかったら意味がないですよね。何かを伝えるときには、何かしら「想い」があるはずで、それをどうしたらわかってもらえるか、考えることが大事です。自分は関係ないですよね。


自信があるフリをすることが大事

ということもどこかで聞いたことがあります。なかなか難しいことですけど、自分に自信を持って話をしていくことを、強く意識していきたいと思います。

■最後に

「ロジック」と「感情」を常にセットにして考えることが大事ですね。練習あるのみ、だと思いますので、常に「目的」「Why」を考えるようにして、自分の行動に「想い」を持つようにしていきたいと思います。

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