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必需品! 懐中電灯

皆さんは、旅先に懐中電灯を持っていきますか? 懐中電灯は、自宅では自転車に取り付けるか、非常時などでしか使わないと思いますが、旅行では意外と活躍する場が多いのでオススメです。

しかも昔の豆電球と違い、LEDを使用した最近の懐中電灯は光量も電池の持ちも段違い。コンパクトで携帯しやすくなっています。私は移動中、常に取り出せる場所に入れています。

懐中電灯の使い道

まず、発展途上国を訪問する際には、懐中電灯は必携になります。そもそも日常停電がないのは先進国・新興国だけ。電力供給が乏しい国は、道路の信号機も数多く設置されず、ビルにも停電時に使う発電機が併設されているのをよく見かけます。そんな状況ですから停電にも結構な確率で遭遇します。でも懐中電灯があれば、安心して居室で過ごすことができます。
最近は燃料高騰もあるので、おそらく今まで以上に停電は頻発すると思います。持って行ったことがない方は、ぜひこれを機会に準備してください。

カンボジア・シェムリアップで見かけた、ビル併設発電機

先進国でも懐中電灯は使います。ホテルについたら、まず初めに実行しなければならないのがベッドチェック。南京虫がいないかどうか、ベッド下と脇をのぞくときに懐中電灯を使います。南京虫がいれば、5mm程度の茶色い虫がいたり、2,3mmの墨色の糞ジミが点々とついているのでわかります。

またホテルの居室は間接照明であることが多いので、字を書いたり作業をしたりするには明るさが足りないときがあります。わざわざベッドわきの読書灯の近くに移動するのも面倒。そんなときは懐中電灯を補助照明にしています。

海外では、日本のように街灯がたくさんありません。夜になると道が暗くなり少々不安。でもそんなときに懐中電灯があれば安心。
あるときアンコールワットで、プノン・バケン寺院から夕暮れを見ようと、レンタル自転車で出かけました。夕暮れを過ごして帰ろうとすると、すでに辺りは真っ暗で市道もはっきりわからないほど。皆Tuk-Tukで市街に向かう中、私は電灯がついていないレンタル自転車で戻らなければならなくなりました。どうしようかと思いましたが、ボディバッグに懐中電灯が入っていて一安心。無事にホテルに戻ることができました。

ここで私が使ってきた懐中電灯を紹介させていただきます。

新旧・勢揃い!

①ペンライト :△

まず、旅行に懐中電灯を携帯し始めた当初使用していたのは、特にこのために買ったわけではない、自宅にたまたまあったペンライト。舞台スタッフ御用達・足元を照らすときにつかうものです。

楽天で1000円弱でした

単四電池1本駆動で非常にコンパクト。ボディはアルミ削り出しで丈夫。バッグのファスナースライダーにぶら下げて携帯していました。しかしこの懐中電灯、普段使いにはもってこいですが、常時手に持ち、照らしたいところへ向けることを想定した形状。両手が空いていればそれでもいいけれど、自転車に乗っていたり荷物で手がふさがっていたら使えない。それとも、どこぞのスパイ映画みたいに口にくわえなければならないのでしょうか?😅

②クリップライト:○

次に使い始めたのが、どこかのノベルティとして入手した、このライト。

AliExpressでSilicone Clip Lightと検索すると出てきます。5米ドルぐらい

コレが非常に優れもの! 背面がクリップ兼マグネットになっており、パチッとバックパックのショルダーハーネスに挟み固定できるので非常に楽。ドミトリーのスチールベッドにもくっついて、読書灯にピッタリでした。
光量も申し分なく、自転車のライトとしても十分使えるほどで、上述のアンコールワットで活躍した懐中電灯はコレでした。

しかし、これが容量が小さいボタン電池の2個駆動であったことが残念。LEDライトながらも電池の持ちがそんなに良くありませんでした。加えてボタン電池は海外では入手しにくく、発展途上国ならばなおさら。まぁ、出発前に電池の確認をすればいいだけの話なんですが。
さらには電池ブタがネジ止めで、交換に精密ドライバーが必要ということもあって、かなり長く愛用していましたけれども次を探すことにしました。

③100均マグネットライト:✖

電源がボタン電池ではダメ!ということで使い始めたのは、裏にマグネットが付いたこの100均LEDライト。単四電池2本駆動で問題ないだろうと購入。

Seriaとかで売ってます

しかし使ってみると、肝心のマグネットが100均にありがちの小さいもので、裏ブタに一つついているだけ。ちょっとの振動ですぐに取れてしまう。読書灯には使えるけれど、自転車にはとうてい付けられない。
また前面中央がライトになっているので、ベルクロテープも使えない。ショルダーハーネスにつけようと思うと、キーホルダーでぶらぶらさせるしかない。これもダメだということで、1回使ってお蔵入り。

懐中電灯、最終形!

再びボタン電池クリップライトに戻りましたが、旅行中にAmazon USAでこちらを見つけ、現地購入。

Energizer® Hard Case® Professional Multi-Use Light。Amazon.comで13米ドル

電池はAA、つまり単三電池1本で単四電池2本分よりも容量が大きい。また明るさが今までのものとは段違いで、かなり遠くまで照らすことができます。見ての通りケースは堅牢・防水で、マグネット付きのクリップも備え、もう至れり尽くせり!ちょっと重くて、見た目はアレだけど、ようやく理想の懐中電灯に巡り合った!

とまぁ、いろんな懐中電灯を使いまわし、今に落ち着きました。皆さんもぜひ懐中電灯を海外旅行にもっていってくださいね。

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