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2024年3月に読んだ本まとめ。名作、話題作はやっぱり面白い!

2024年3月に読んだ本は全部で4冊。1冊毎に、ちょっとずつ紹介していきます。


1.『「手紙屋」~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』(喜多川泰 , ディスカヴァー・トゥエンティワン)

就職活動の時に読みたかった一冊。

働くとはどういうことか?
何のために働くのか?

ということを考えさせられる。つくづく就活の時は、何も考えていなかったなと実感する。

ただ、この本に書かれている内容は、社会人になっても、というより何歳になって読んでも感銘を受ける場所はあると思うし、思い出さないといけないと感じた。

2.『燃えよ剣(下)』(司馬遼太郎 , 新潮文庫)

新選組副長「土方歳三」の生涯を描いた作品の完結編。幕末と言う動乱の中、最期まで戦い抜いた姿に心を動かされる。

幕末と言う時代、どの立場にいても、なにか自分の中に、一本筋の通った強い思いが必要だったのではないかと感じた。所謂「志」と呼ばれるものがないと、生きていけないのではないかと。

何が正しいのか?
何を信じればよいのか?

それぞれの立場で、それこそ命がけで考え行動したおかげで、日本が変わっていったのではないかと感じた。

3.『伝わる・揺さぶる! 文章を書く』(山田ズーニー , PHP新書)

ブログやnoteを書くにあたり、文章の勉強をしようと思って読んだ本。

文章は書くためにあるのではなく、伝えるためにあるのだと感じた。文章を書くことが目的になってはダメで、伝えることを目標にしようと、改めて考え直した。

その為には、何を書くか(もちろん書き方は大事だが)を考えるのではなく、自分の感情や気持ち、主張を常に考えていくことが大事なのだと思った。

4.『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈 , 新潮社)

ずっと表紙とタイトル、そして本の帯の「かつてなく最高の主人公、現る!」という言葉にも惹かれ、気になっていた作品。

わかる。「最高の主人公」と言いたくなる気持ちが。もう既に成瀬のファンになっている。

次は、何をしてくれるのだろう!
次は、どんな成瀬が観られるのだろう!

と、わくわくしてしまう。
一気に本を読み終えたのは久しぶりだった。

本屋大賞おめでとうございます。

最後に

3月に読んだ本は4冊と、最近の中では少ない方だった。ただ、それぞれジャンルの違う本を読むことができ、ひとつひとつが記憶に残っている。やはり名作と呼ばれる作品は面白いし、話題になっている作品は面白い。積極的に読んでいきたいと思った。

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