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弘前水の街巡り

9/24、10/1は水の街巡りでした。
弘前の街がどれほど水が豊かだったか、今もその恩恵をどれだけ受けているか、歩いて街巡りをしているうちに実感する旅になっています。

現役で活躍している冨田のしつこ(洗い場部分)

れんが倉庫美術館に生まれ変わった福島藤助の福島醸造。大工から転身した彼が酒造りで成功したのも豊富な水のおかげ。

最盛期は10棟のれんが倉庫が並んでいたとか

れんが倉庫から富田のしつこは歩くとすぐ。その途中は豊かな水を利用した某家の庭の名残が垣間見えたり、大正、昭和当時の街が想像されたり。
参加の皆さんの思い出とオーバーラップして面白い話が飛び出すんですよね。これが街歩きの楽しいところ。

しつこにいるほんの数分の間に、大量のペットボトルを抱えて水汲みに来たおじさんにも遭遇しました。
胸肩神社ではお賽銭をあげてから水を汲みました
いいことありそうな気になるから不思議、笑

大和沢川からの伏流水が多いこの辺りですが、水はそこまで冷たいわけじゃなく、柔らかい口当たり。

そして御幸町を抜けていくと見えてくる旧偕行社。こちらの森は江戸時代に九代藩主津軽寧親の別邸があった九十九森跡で、昭和の頃までは池もありました。

旧偕行社の建物がみどり保育園だった時代には園児が走り回って遊んでいた九十九森

最後は弘前銘醸さんへ。
こちらも福島藤助がれんが倉庫の福島醸造のあとに建てた富名醸造だったところ。れんが倉庫は今も4棟が残り、当時の風情が偲ばれます。

115年の歳月を経て現役のれんが倉庫
弘前銘醸敷地内で見つけた止まれの標識
古さがいい味を出してます

弘前銘醸さんにも、一般の人に開放している湧水があります。汲みに来れます。

水の街巡りをするとみなさん、
弘前銘醸さんの水が甘くて一番美味しいとおっしゃいます

その水で作る氷。ゆっくり時間をかけて凍らせるので美味しい。この氷を溶かした水は更に柔らかいそうで、もちろん飲ませていただきました!
甘い。美味しい!

弘前銘醸さんが経営するハチドリ酒店では角打ちや各種お酒、シードルの試飲セットもあります。

シードル試飲セット、これで400円!
棟方志功がデザインを手がけた「遊天」、シードルナイト優勝の「弘前城シードル」なども弘前銘醸さんの銘柄

弘前銘醸の水で作るご飯はまた美味しいそうで、今回のランチは銘醸さんのお水で炊いたご飯を準備。いろいろあって考えていたランチの準備ができず、このたびのランチはふぐランチです!(私の実家がふぐ新なので笑)超お得!
ちなみにお土産は弘前城シードル!!

このご飯が銘醸さんの水で炊いたご飯です!
思いがけないふぐランチにご飯のおかわりも笑

というわけで、濃厚な3時間の水巡り。
10/8(日)が最終回です。
もちろんランチはふぐです。
締切は前日、まだご参加いただけます!
下記までお申し込みください。

10/8(日)10:00-13:00「弘前水の街巡り」
まちなか情報センター集合

行程 れんが倉庫→冨田のしつこ→胸肩神社→旧偕行社→弘前銘醸(銘醸さんにてランチ、弘前城シードルのお土産付、古津軽ウィークゴールド賞にもエントリー出来ます)

参加費 4,500円(税込)
定員  8名まで
締切  10/7(土)17:00
申込先 旅する弘前(前田)
           080-1680-9387
           maedaita@gmail.com

雪が降る前にまちあるきしようよ!

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