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比叡山をお得に巡れるフリーきっぷ 【京阪電車・叡山電鉄】

比叡山延暦寺

京都市内から見て北東方向にある「比叡山延暦寺」
天台宗の総本山として、平安時代から連綿と信仰の場として続いてきた寺になります。

延暦寺自体は比叡山に塔頭が点在していて、根本中堂がある「東塔」、修行場として知られている「西塔」、一番奥にある「横川」と大まかに3つの地域があります。
これらを巡ろうとすると、1日かけてもおかしくないくらいの広さがあります。

比叡山延暦寺の山中を移動するのに、春~秋にかけてであれば、バスが走っています。ただ、これが結構なお値段します。
山中を端から端まで行くだけで、片道800円という具合です。

その比叡山中のバスまで含んだ、お得に参拝できるチケットが、叡山電鉄や京阪電車で販売されています。


叡山電鉄で販売されているチケット

出町柳駅

京阪電車の京都側の終点・出町柳駅。
ここからさらに北東方向に走る「叡山電鉄」があります。

以前、鞍馬寺や貴船神社に行く際にオススメした叡山電鉄です。


「比叡山延暦寺巡拝 叡山電車きっぷ」というのがありまして、
大人3200円・こども1500円で、出町柳駅などで販売しています。

この中に含まれているのが…

  • 出町柳駅~八瀬比叡山口間 乗り放題

  • 叡山ケーブル・ロープウェイ 乗り放題

  • 比叡山内のバス 乗り放題

  • 比叡山延暦寺 参拝券

まともに比叡山延暦寺まで行くと片道1420円、拝観料が1000円かかりますので、仮に一番近い東塔しか行かないとしても、お得になります。

比叡山の西側の坂本に降りるのをご希望であれば、+300円の「比叡山フリーパス」というものもあります。


京阪電車で販売されているチケット

叡山電鉄の乗換駅・出町柳まで行ける京阪電車も、比叡山延暦寺行きのお得な切符を出しています。

京都からであれば、「比叡山延暦寺巡拝 京阪線きっぷ」というのがあって、
大人3700円・こども1700円で、主要駅の窓口で販売しています。

先ほどの叡山電鉄の「比叡山延暦寺巡拝 叡山電車きっぷ」の内容に加えて、京阪電車の(京津線・大津線を除く)京阪線全線が乗り放題になっています。

差額は500円ですので、三条や祇園四条からなら叡山電鉄の出町柳駅でフリーきっぷを買った方が若干お得ですが、京阪にある程度乗る前提であれば、京阪で買ってしまってもいいかとは思います。


延暦寺に行くならじっくり時間を取って

先ほども書いた通り、延暦寺は非常に広大です。
もちろん、山中なのもあるので、簡単には市内に戻って来られません。

そのため、一日じっくり腰を据えて巡ることをオススメします。

また、山中にさほどお店がある訳でもありません。
そのため、飲み物と軽く食べられるものは、市内で用意の上で参拝されることをオススメします。

特に、一番奥の「横川」の雰囲気は非常に良いですので、気になる方は時間を取ってご覧になられることをオススメします。

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