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山に海に絶景がそろう 盛岡発 山田線・三陸鉄道リアス線の旅【JR東日本パス 2日目 1】

JR東日本パスの旅で前日は、中尊寺を巡った後、盛岡市内でゆっくりとしていました。

1日目の中尊寺についてはこちら。


6:32 盛岡駅発 宮古まで

久しぶりに、盛岡発の早朝の列車に乗ることに。資料を見てたら、昨年の同日にも長門本山に行くために、6時半くらい発の列車に乗っていたようです。

駅構内の人はまばらでしたが、三陸海岸沿いの宮古まで向かう、この列車は半分余り席が埋ってました。

JR東日本パスを持ってるであろう旅行者を、
車内で多く見かけます。

この山田線、極端に本数の少ない路線で、この列車を逃すと、11時台まで宮古まで向かう列車がありません。

6:32 定刻通り、盛岡を出発です。
これから、宮古まで2時間半の旅です。


山田線はすぐに山間部へ

盛岡駅発  10分後には、山が線路に迫り、田園風景に。ただ、ほどなくして、上米内(かみよない)から、線路は山へと分け入っていきます。


山田線で秋を見つけた

上米内を出てから30分
区界(くざかい)駅に到着です。

辺りには霧がかかり、木々は色づいていました。この時期の早朝だからこそ見られた風景だと思うと、この時点で来てよかったと感じたのです。

ここから先は、渓流を縫うように走る列車から紅葉を楽しむ時間

1時間以上、紅葉の中を分け入って進んでいきます。

次第に脇を流れていた川も太くなってきたら、そろそろ宮古に到着です。

9:01 宮古到着 三陸鉄道乗換

三陸鉄道の乗換駅・宮古

当初の腹積もりなら、乗換に20分もあるから、ゆっくり駅構内で写真を撮るなり、駅そばでもすするなりできる…と思っていたのですが、その目論見は甘いものでした。

9:20 宮古発 久慈行き

駅が混雑していて、駅そばを食ってる余裕はなさそうでした。

しかも、入ってきた列車が満員の状況。
入れ替わりで乗れたものの、久慈まで1時間半あまり、立ち席となりました。

トンネルとリアス海岸と

宮古からしばらくは、線路は内陸を走り、トンネルが続きます。

海とガッチリした防波堤が見えると、田老(たろう)駅。

リアス海岸の谷の奥にある町は、2011年の地震による津波で、大きな被害に遭いました。

田老もまた、そんな町の1つでした。
このような防波堤を、沿線でよく見かけることになります。

入り組んだ海岸線に鉄道を通すため、トンネルと海とが代わる代わるで見えてきます。

深い谷の下に、港が見え、沿線の生活の様子が見てとれます。

三陸鉄道は、景色のいいポイントで、列車をゆっくり走らせてくれる所もあり、それは混雑してる車内であっても、ありがたい限りです。

前方遠くに見えるのが、八戸方面。
そろそろ、三陸鉄道の終点・久慈に到着です。

11:06 久慈到着

1時間半余りで、久慈に到着です。
JR東日本パスの効果もあってか、車内は混雑していました。

車体の側面にこんなものが。
三陸鉄道が被災したさいに、クウェートから燃料の支援を受けたとのこと。

そのため、震災後の建造の車両側面には、このようなお礼の言葉が書かれているとのこと。

大船渡の盛~久慈とを繋ぐ、三陸鉄道

その一部だけ乗ってきたのですが、平常時に、三陸鉄道に運賃を直接払って乗ってみたいと思える旅でした。

すぐのJRの乗継便であれば、13時頃には八戸に着きます。
お腹が空いたのと、疲れたのもあり、久慈でちょっと休憩してから、八戸まで向かいます。


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