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日本一狭い駅そばのお店へ! 中央西線の旅【2022-23冬 青春18きっぷの旅 #3】

この冬の青春18きっぷの旅
最後の三連休の所で泊りがけで出かけることに。

目当ては、飯田線
諏訪湖畔の岡谷から天竜川沿いを下り、豊橋まで200キロの鉄路に乗りに行きたいと。

ただ、流石に日帰りは無理なので、松本(長野)で宿泊してから南下しようと思ったのです。


7:45 京都駅発


18きっぷの旅となると、だいたい8時頃には出発しています。
ただ、今回はこの便に乗らないと、乗継がシビアな箇所があるので、一旦、真っ直ぐ名古屋まで向かいます。

7:45 京都発 ⇒ 8:41 米原着
8:46 米原発 ⇒ 9:16 大垣着
9:26 大垣発 ⇒ 9:58 名古屋着

途中、米原・大垣の乗換を挟んでいるものの、席が完全に埋まることもなく、三連休中の割には比較的快適な乗換でした。


10:24 腹ごしらえして名古屋発

名古屋で20分ほど待ちに。
この先、昼食の時間帯に食事がとれないのもあり、名古屋で腹ごしらえ。
中央本線のホームの「住よし」のきしめん。

名古屋で軽く食べたい時には、よくお世話になっています。
人気なのもあって、食べ終わる頃には待ちができている状況でした。

この後は、中央本線を下っていきます。
この列車に乗らないと、途中で2時間待ちになるため、早めに乗り込みます。


12:00 中津川(岐阜)発

岐阜と長野の県境に近い中津川(岐阜)
ここからが普通列車の本数が減る区間になります。

長野まで向かう特急しなのは毎時1本走っていきますが、松本方面に抜ける普通列車は2時間に1本しかありません。

次の乗継の塩尻まで2時間弱かかるのもあって、意地でもこの列車に乗らないといけません。


中津川から先、中央本線は塩尻まで木曽川沿いを走ります。
今回は割と雪は少なめです。

ここは、ちょうど旧中山道の沿線でもあります。中津川もそうですが、途中、木曽福島や奈良井といった旧宿場町の名前が並びます。

今回は、さっさと通過してしまいましたが、一度、腰を据えてゆっくり巡りたい場所です。


13:49 塩尻着 「日本一狭い駅そば」へ

中津川から2時間弱で、塩尻に到着です。
塩尻は新宿(東京)方面から来た中央本線との合流点です。

ここから北に向かえば、松本や長野に向かえます。

降りた目的は、コチラ
塩尻駅にある「日本一狭い駅そば」です。

この駅改札内にある駅そばの入口。
この中には人ひとりしか入れません。

メニューも、おっ!と思うものが。
塩尻・松本周辺の郷土料理・山賊焼きが乗ってる「山賊そば」、鹿肉の乗ってる「鹿そば」

そこで日和って、きつねそばを頼んでしまいましたが…
狭い店内で、1人でそばを食べるのは、旅情をよりかきたてるものがあり、10分ほどでしたが特別な時間でした。

また、乗換待ちの間にくることでしょう。
なお、改札を出れば、もう少し広いスペースもありますので、急ぐのであれば一度改札外に出て頼むこともできます。


14:19 塩尻発 辰野経由で岡谷へ

松本に向かう前に、翌日の飯田線の入口になる、辰野方面へ寄り道をします。


この右の山へと向かうのが、旧中央本線の線路になります。

というのも、ここから諏訪湖沿いの岡谷の間に「塩尻峠」という急な山道が控えていました。

鉄道にとって急斜面は天敵です。
そのため、右のまだ緩やかな山道を抜けて、距離はかかるものの、途中辰野を経由していくルートが元々の中央本線のルートでした。

しかし、昭和になって、岡谷~塩尻間に、塩尻峠をぶったぎるかのように、直線的に線路が敷かれたことにより、今や岡谷~塩尻間は普通列車でも10分ほどの距離になりました。

辰野経由の旧中央本線の区間は、今となっては、普通列車がたまに通るだけのローカル線になってしまいました。

辰野駅(長野)

ここから南へ、200キロ線路をたどると、豊橋(愛知)まで抜けます。
この先の旅は翌日にお預けです。


塩尻から40分ほどかけて、岡谷に到着です。
岡谷駅の案内板を見ると行き先に確かに「豊橋」の文字が。

ついに、飯田線の旅に向かうんだ…という実感が湧いてきた瞬間でした。

ただ、このまま向かってしまうと、ほぼ真っ暗な中、飯田線に乗ることになってしましますが。

予定通り、このまま松本に向かいます。


16:14 松本着

松本のホテルにチェックインしてから、少し散歩に。

やはり、見に行くのは松本城。
日没間際なのもあり、だいぶ暗かったのですが、意外に黒の天守閣でも映えると思い、驚いたものです。
堀に鏡映しになった見事な天守閣の姿も。


夕食は、松本に来た時の恒例になっている、松本の郷土料理「山賊焼き」
松本駅構内にある「からあげセンター」で美味しくいただきました。

翌日、1日列車に乗りっ放しになるのもあり、この日は早めにホテルに撤収。
それでも、十分にローカル線の旅らしい旅をした一日でした。

ついに翌日、飯田線200キロの旅に挑みます。

【続く】


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