靴下はほどくと1本の糸になる【ami-ami】
1本の糸が形作っていくって、なんだか夢があります。「編む」っていう一つの動作が無限の世界を作るというか。
今回新たに”贈りもの”に特化した読み物コンテンツを立ち上げました。
その名も「ami-ami」
JTBコミュニケーションデザインの齊藤さんにお力を借りて、やろうと決めてから4ヶ月。今日は「ami-ami」立ち上げにまつわる話を書こうと思います。
1.「ami-ami」とは
2.「ami-ami」の名前の由来
3.これからやっていきたいこと
1.「ami-ami」とは(私なりの言葉で)
この1年ちょっとのうちに、世の中を取り巻く状況は大きく変わってしまったわけで。関空も、昨年は過去最低の旅客数だったそうです。人の行き来も少なくて、ソーシャルディスタンスっていう新しい言葉を知って、今まで普通にできていた対面の会話もできなくて、遠方の人とも気軽に直接会うのが難しくて。私、先日不意に後ろから肩をたたいて話しかけれた時、すぐ後ろに顔があるだろう事がとっさに怖くなって体を避けてしまって。その時、「あ、相手に嫌な思いをさせてしまったかもしれない。」とドキッとしてしまいました。
未知で目に見えない事に怯えて、疑心暗鬼になって。物理的な距離が心の距離も生んでしまっているような。
だからこそ今ってちょっと大げさなくらいがちょうどいいと思うんです。相手へのいろんな想いの伝え方を。「いつもありがとう」とか「あなたのことを気にかけています」っていう気持ちは特に。
電話をしたり、手紙を書いたり、気持ちの伝え方はいろいろありますが、"何かを贈る"のもひとつ。
ami-amiは、"贈りもの”にまつわるあれこれにタビオ視点をちょっと加えて、読んだ人に、ほっこりしたりちょっとクスッとしたり、そして誰かに贈りものしてみようかな、と思ってもらえたらいいな、という思いでスタートしました。
2.「ami-ami」の名前の由来
”贈りもの”をすることは、誰かと誰かの心の糸を繋ぐこと。タビオの靴下も、1本の糸を繋ぐように、デザインを考える人、靴下を作る人、靴下を届ける人、いろんな人の思いが編まれて、できあがります。
贈りものも靴下も、誰かと誰かの想いを"編む"、そこから、「ami-ami」という名前になりました。
このロゴデザインにも、「1本の糸になる」イメージが込められています。(弊社企画デザインのエース作!かわいい。)
3.これからやっていきたいこと
”贈りもの”にまつわるエピソードや情報を、様々な切り口で。
1/15に立ち上げてから「贈りものに添える」というテーマで、
大阪の老舗印刷会社羽車さんと”手紙の選び方”について、
詩人の最果タヒさんに”言葉で想いを綴る”ということについて、インタビューをさせていただきました。
(こちらについてはまた後日書きたいなと思っています)
先日録画していたNHKの72時間という番組の再放送を観まして。年末の道頓堀で道を歩く人に声をかけて、わらしべ長者で物と物を交換していく、っていう企画で。
ひとつひとつの物に、それぞれの背景と持ち主の想いがあって、その物に込められた想いは次の人には直接伝えられないけど、物が象徴としてあって、それを誰かに託していく。
ふわ〜これもひとつの誰かと誰かの想いを繋ぐ形やんと、心に響きました。
贈りものにまつわる、物や人。
うまく言えませんが、そういう、誰かと誰かの想いを繋ぐ、その行動自体にフューチャーした記事もいつかお届けできたらいいな、と思います。(着地が下手ですみません)
どうぞami-amiをよろしくお願いします。
11年目のけけろでした。
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