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耳がきこえる ~ジブリ鑑賞の回~

最近、ゲオでDVDを借りて(ほぼ)ジブリ鑑賞をしている。

今月観た作品
・ラピュタ
・風立ちぬ
・耳をすませば
・かぐや姫の物語
・紅の豚
・おもひでぽろぽろ
・ルパン三世 カリオストロの城
・平成狸合戦ぽんぽこ

年齢、一緒に観る人によって、新たな一面を知れたり、違った捉え方ができたりもするから面白い。
高畑勲監督の作品は特に生活に身近なテーマが多いので、面白みは少ないのが事実ではあるんだけど、大人になっていくうちに、より味わい深く感じる。


平成狸合戦ぽんぽこは、前は、たぬきたちが愉快で面白いみたいな感覚でしかなかった(さすがにこれは幼少期の頃の感想だけど)ので、大人になって改めて観ようと思う人は少なかったりするんだけど、ちゃんと観ると、シリアスなテーマではあるし、最後はじんわり泣けてくる。


おもひでぽろぽろは、一人で「私もそんな頃あったよなぁ〜」と思い出に浸りながら観るもいいし、大切な人とも一緒に観たい、大好きな作品だ。


おもひでぽろぽろは東京生まれ東京育ちの主人公が
田舎への憧れを抱いていて、大人になって姉夫婦の親戚がいる山形へ紅花摘みに行くというお話なんだけど、彼が山形出身なので、方言や土地に馴染みがあったようですごく楽しそうだった。


そして彼は、ジブリにおいても鉄道オタクをしっかりと発揮する。


鉄道がシーンに出てくる度に、テンション上がって一時停止をして、逐一私に「これは今もうどこどこでしか走ってない貴重な電車なんだよ!」とか、「なんとかなんとかは、これ今鉄博(鉄道博物館)に展示されてるやつだね。」「うわぁ、これはもう見ることができない駅舎なんだよ…19何十何年まではやってたんだけどね。」とか、説明してくる。

もうジブリ作品はどれも何度も観ているから、
あたたかい目で見守ってあげられた。
徐々に一時停止の頻度が増してくるとだんだんと笑えてくる。次の作品ではどうなるか、楽しみだ。

こう話すと、彼にばかり付き合ってあげてる人
というイメージを持たれるかもしれないが私は私で、突然鑑賞の最中に関係ないことを話し出したり、うろちょろ動きだしたりする。たぶん迷惑なんだけろうけど、それに対して特段怒ることはないので、その優しさには感謝している。

そんなことも踏まえ、彼と一緒に映画を観る時間を、これからも大切にしたい。わざわざ映画館に行かなくても家で観るでも全然いい。その作品に対してお互いがどんな感想を持つか、みたいなのはとても大事な気がする。外出しなくても新たな体験を通して相手の価値観を知ることができてここは合うんだな、合わないんだな、みたいなものも映画を通して感じることができる。

彼は今まで、鉄道とカメラ漬けで映画の世界には
あまり踏み込んでいなかったそう。
私は映画大好きなので、これから自分の好きな作品含め、色々な映画を一緒に体験していきたいなと思っている。多分楽しんでくれるはず。

さいごに、題名について
彼は、海がきこえるを観たいそうなんだけど、
「耳がきこえる」と2回言い間違えていた。
ので。そんなわけです。

ジブリのフィルム写真ないので、ジブリに出てきそうな、とある地のアトリエの写真でおしまいです。

どう?出てきそうかな?
ほら、これはね。そうだよね。
すごく小さな本が作られていた
夏でもなんだか涼しそう

そういえば、今日で彼と付き合って1年3ヶ月。
これからも彼との生活を楽しんでいきたいな。
ではまた。

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