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幸せな組織とは

組織を生命体のようにしなやかにする、とは。
自然(じねん)経営を長く行ってきた武井浩三さんが、その組織がどのように成り立ってきたかを研究し、形にした方法がDXOです。

【自然経営に必要な3つの要素】
重なり合い(反対語は分断)
自律分散(反対語は中央集権)
循環(反対語は搾取)

【進化型組織の意思決定の仕組み】
境界の「開放性」
情報の「透明性」
力の「流動性」

全ての組織が進化型組織が合っているわけでは無いですが、DXOの方法は仕事を見える化することで要らない仕事を減らしていくことができます。
経営の経は縦糸、営は横糸、組織として自然の摂理に則って営むのが経営です。システム全体の持続可能性を追求するので地球もだいじにするところがいいなと思います。

関係者が意見を出し合い誰もが意志決定して責任感を持って実行します。
そのための第一歩はメンバー間の対話により「関係の質」を高めることです。情報の透明性が「関係の質」に影響を与えます。

次に自分たちの組織のWWHを言葉で共有します。
Why(パーパス)「なぜ、私たちの組織は社会に存在しているのでしょうか?」
What(バリュー)「私たちが社会や顧客に届けている具体的な価値は何でしょうか?」
How(スタンス)「その価値を私たちはどのような姿勢や思いで届けるのでしょうか?」

それから言葉で明確にした存在目的を果たすために必要な業務を洗い出しします。メンバーは自分の得意なことや好きなこと、など全体のバランスを考えながら最適な役割を担っていくことができます。

次に、事実をわかりやすい「数字」で正確に捉えます。「予算」よりも「予測」。従来型組織の「予算」では目標が目的化しがちです。
「数字」で客観的に現状を理解することで、現場がスピーディで柔軟に意志決定していくことが可能になります。

それから会議体を設計します。ミーティングや対話の質が高まります。
「場」をしっかりと整えることでスムーズな活動が行えるようになります。

最後に意志の流れをデザインします。
コミュニケーションが円滑に流れるようになると、様々な意見やアイデアが生まれます。部署を越えた助け合いが可能になります。

DXOのテキストはサイトからダウンロード可能です。


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