見出し画像

タイ語検定3級 合格体験談

タイ好き日本人のタクです。
先日タイ語検定を受験し、ずっと目標にしていた3級に合格することが出来ました!
タイ語の学習を初めてから4年。1つ大きな節目を超えることが出来たと思っています。
ということで今回の記事では、3級に向けて自分が行っていた勉強方法を紹介していこうと思います。

なぜ3級?


タイ語検定3級は日常生活においてタイ人と意思疎通が可能で、タイ人の小学校低学年同等のレベルとも言われています。
ビジネスまでとは行かないものの、日常会話であれば特に問題ないという所でしょうか。
そんな3級の合格率はなんと30%程度と言われており、中々難易度が高いです。。
私は学生時代にタイに1年間留学をしたことがきっかけで、タイ語を勉強し始めました。
現在は仕事でタイと関わることをしており、将来的にもずっとタイと関わりたいという想いを持っているので、留学後もタイ語を勉強していました。
自分のタイ語能力がどの程度なのか知るという意味でも、まずは3級合格を目標にしていました。
次からは私が使っていた教材等を紹介しながら勉強方法について話していこうと思います。


左から①中級タイ語総合読本
②タイ語検定単語集
③&④タイ語検定試験過去問

①中級タイ語総合読本


私はこの教材をメインに学習をしていました。
タイ語検定用の参考書ではありませんが、この教科書の内容をしっかり学習できれば、基本的には3級に合格できる力はつくと思います。
内容としては、各章(計25章)でタイのあらゆる社会や文化にまつわるテーマを取りあげており、長文から文法、単語など幅広くタイ語の学習をすることが出来ます。
内容としても非常にユニークで今まで知らなかったタイの文化を学ぶことが出来ます。
簡単に紹介すると、タイの子供は生まれて3日目までは精霊の子、4日目以降に人間の子とみなされるという言い伝えがあるらしいのですが、タイ人の友達に聞いてみるとそんな話初めて聞いたと言われました。笑
今のタイ人も知らないような昔の文化や慣習などが紹介されていることもあるみたいです。
私はこの教科書を毎日少しずつ(10~20分)学習していました。各章が大体6ページ程なので、1週間1章というペースを意識していました。

②単語



単語も中級タイ語総合読本同様に毎日学習していました。
3級出題の単語量が結構多いので、3級合格するには単語量を増やすことが必須でした。
私は朝起きたら枕元に置いてある単語帳を勉強していました。
単語学習を1日のルーティンに織り込むことで、習慣化し単語量を増やすことが出来ました。

ノートの左側を単語、右側を文法に分けて学習をしていました。


意識していたポイントとしては、出来るだけタイ文字で単語を覚えるということです。
最初はアルファベットベースのタイ語で暗記をしていましたが、タイ文字を見ると馴染みがなく、勉強したタイ語を定着させるのに手こずりました。
その経験からも、タイ文字でしっかり単語を覚えることをお勧めします。
正直、私はまだタイ文字だけを見て声調が何になるのかよくわかっていないです。ただ、多くの単語に触れる中で、なんとなくこの文字の組み合わせだとこういう発音になるというのが雰囲気でわかるようになりました。
いつかはしっかりと声調のルールを体系的に勉強したいです。
わかりやすい勉強方法とかがあれば知りたいです!

③タイGo


タイGoはタイ人とマンツーマンのオンラインレッスンを受講することができるサービスで、発音矯正や文法の学習、フリートークなど要望に応じてレッスンを自分でカスタマイズすることが出来ます。
料金も非常にリーズナブルで、私は10回プラン(7,150円)の契約をし、週1回(25分/回)のペースで利用していました。
利用の目的としては、基本的に発音のアウトプットがメインで、ネイティブスピーカーがどのように発音するのかを学習していました。
タイ語は声調で意味が変わってくるため、発音が非常に重要になりますが、自己学習だと、どうしても発音の悪い癖がつきやすくなってしまうので、タイGoはとてもオススメです。
あとは、普段の疑問や気になる点をピンポイントで質問できるので、疑問を溜め込まずに学習をすることが出来たと思います。

④過去問


最後に過去問です。タイ語検定は過去問の量が限られているので、過去問だけの学習は少し厳しいかと思います。
過去問自体は、試験の2,3週間ほど前から勉強し、試験の流れや傾向をインプットしました。
個人的には長文の文章穴埋め問題が難しかったです。というのも、あまり穴埋め問題といった種類の問題は他の教材では学習することが出来ないため、数少ない過去問を繰り返し解いていくしかないないからです。
全体的には、過去問を解く過程で頻出単語などに触れることが出来るので、試験直前とか試験に近いタイミングで勉強することをお勧めします。

試験結果


今まで述べてきたような学習を続けた結果、70.7点と合格ライン(70点)ギリギリでしたが、合格することが出来ました。

聴解力が絶望的に低かったです。。
知らない単語が最初に出てきて焦ってしまいました。


手応えとしても、合否どちらでも納得できる点数だと感じていたので、合格できてよかったです。一方で、長文のテーマによっては不合格だった可能性も十分あり得たので、まずはどんなテーマ・内容でも合格できるレベルを目指したいです。

準2級に向けて

次は準2級を目指していきたいですが、まずは中級タイ語読本を完璧に理解できるようにもう1周学習しようと思っています。
後、タイ語は準2級以上になると一気に参考書の数が減るので、どのように勉強すれば良いか模索中です。
おすすめの学習方法があれば是非教えて欲しいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?