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日常的郷愁メドレー(歌詞まとめ)

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早いとこ曲をつけてあげたい
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#夏

[エピローグ]

エピローグに代えて 君は今でも泣いている 隣に座っている 二人のどちらが待っていたって 僕には違わないんだ エピローグに代えて 君を今でも覚えてる 生け垣を照らすのは隙間だけ 上手な手の繋ぎ方なんて 初めが駄目なら全部ダメ 中身が全部漏れていっても 同系統色パッケージ エピローグを込めて 車がバイパスを騒ぐとき 年を指折り数えるとき 間違いでも知っている 居場所を知っている 傘の手元に奪われたもの つき返されたらあっけない 赤い花を香れば 今でも確かに求めている 証

[巴の港と夏の夜]

ひと時の夜風が聴こえてくるよ ある夏の日の夜のこと 雲影が月と戯れている 止めどない気がするだろう ひとしずくにもしも込められたのなら 海原を漂いながら 体から力が抜けていく ただ港がつまえるのを待つ 明日が来なければと願う 凪いだ港のように あなたの胸の中に眠る 巴の港のように ある夏の夜のこと ひとこと夜風の置き手紙を見た あの夏の日の夜を超えて 過ぎてしまえば微睡むような 日々も金縛りではないから 明日が来ることでまた あなたを恋しく思えるのなら 決して必ずと

[秋の夜長]

星空の近さはきっと 秋の風が宥めすかした 天球の泣き跡 いちばん綺麗な思い出も 葉っぱを剥がしてしまうから 天球に映して そのまま消してしまうほどに 満天の夏を 琥珀に染めたら 秋風に流して 二人寝の近さをずっと 秋の夜長 絡めてほら 天蓋に隠して 他の誰にも見えないように 夏雲みたいに過ぎないように 季節はいつも 後ろ姿を追ってしまう それすらも肥沃な 星空の魔力だ 抱かれていても 気づけなかった夏の色 移り果てて行けど 風吹けば確かなことは 甘美な琥珀色 人知れ

[Pink to Indigo]

波打ち際は島の形を 撫でては愛し合いながら 与えたり奪った果てに サヨナラを言う 僕らの夏は黄金色のように 消えてなくなると思ってた 泣いたり笑い飛ばしても 絡まったまま 二人なら愛の他には 何も要らないと夜を越え 歩き出すには 若すぎて 夕暮れが早くなるのが 気に入らないよ、と君は 叫んだっけ 黄金色の海に向けて 僕らが数えた日の光 消えてなくなる訳じゃない やがて来る明日の朝も きっと同じ 誰もがそう 愛を愛するゆえ 愛を憎む 摂理とも知らず 二人同じ夢を見てた

[サテンでソーダ]

真夏が明けたら サテンでソーダ飲もうよ アイス付きだとなおさら 二人占めしようよ 恋に落ちた日のような ポップ 甘美 爽やか 何月なんていいから ただ君が欲しいな 真夏が明けたら サテンでソーダ飲もうよ 季節外れだとなおさら 二人占めしようよ 恋が実った日から 言葉は時計の代わり 何日なんていいから ただ君を数えてる 朝を分かち合うのは ベッドじゃなくてもいいさ 違う日の出二つを 二人占めしようよ 君は誤魔化すけど その時を覚えている? 電話口 笑い合うごと 君は何

[海辺ごっこ]

アカクラゲのイタズラ ヒョウモンダコのテマネキ とどのつまり紅が刺すのを 僕だけが知っている 白波が立つのを恐れてか 君はパラソルの下 海面下生命活動の何たるかを 僕だけが知っている 探らないでおくれ 何だか左足をさするけど 触らないでおくれ 浜辺の君はミザリな話 ウミガラスは髪を 繰りたがるのだろう 海賤あれば山賤もあるだろ 君だけが知っていなよ 変わらないでおくれ 何だか君は察するけど 騒がないでおくれ 定めの時が来たりとは無し 探らないでおくれ 何だか左足をさ

[Real Summer]

in my DREAM LAND 気の長い太陽が 沈むまで考えてた この頃の胸騒ぎの意味は 6月が持て余した 紫陽花の束と suburbian days 真夏の手招きはすぐそこ 灼熱がエナジー 飛び込めばイイ 立ち上る蒸気すら 二人の高まりのメタファー go on to our REAL SUMMER 海辺直通の電車に揺られて leavin' my DREAM LAND 本物の夏へ行こう カラクリに塞がれた 幾千通りものロッタリー 二人の願いが引き寄せたのなら 素直な