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日常的郷愁メドレー(歌詞まとめ)

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早いとこ曲をつけてあげたい
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2023年4月の記事一覧

[天照]

夜伽が とうとう始まる アンタはいつも企む ABCDEFGと ええことしぃの再定義 波止場には ぼんぼり こだわりを乞うベイ スケベなチャンネー見つけても 余計な逡巡 出遅れる おお、姫よ アンタのせいだ アンタのせいなんだ しかし アンタのような光りが 一本ニンジン 育ててんだろ わかってるさ 今日と明日は雨 だからモールが空いた 都心のビルは ふたりでひとつ 乾いて行けちゃう 便利な地下歩道 おお、姫よ アンタのせいだ アンタのせいなんだ しかし アンタが出したサ

[メッセージ]

先延ばしの先に例えば今夜 帰る場所を変えられず揺りかご 歪んだ泣き顔はそれも綺麗ねと 指で弄ぶ 手編みの紅糸 夜が溶けてゆく たかが昔の話 だらしないのはヤメにしようか 誓った褥にも寂しさ滲ませて 臆病だってひとりでに生まれない 指を絡めれば傷で傷が癒えてゆく 叶わないアヤメ どんな高嶺の花よりも 叶わないアヤメ 道端に散った 夜が溶けてゆく たかが昔の話 二人だけが またたいて見えた夜 魔法のランプを聞きそびれてしまう 明かりを消してしまえば暗闇は 呪いをただ注ぎ

[目からタラコ]

毎度のバスは超満員 痴漢防止に努めるべし 見知ったような、ないような顔を 突き合わせても所詮バブルのごとく 消えてゆく毎日 馬鹿を治すための少年期 いずれブッ飛ぶ命 坂を下るように数字が増える むしろ減ってないか 天使がやってくる 知ってるんだ もうそろそろだ 天使が舞い降りる でなきゃおかしい 辻褄が合わない 嗚呼、人生賛歌! 三度の飯より与太話 意思表示そびれて乗り過ごし 見知った奴の呆れ果て顔 付き合わせて悪いがこれは僕ンだ 痺れるぜマタタビ 飽き性を掴み離さな

[咲かないツボミ]

家中探して見つからなくて ズボンの中から出てきたり 出かけに降っていた雨が お昼過ぎには止んでたり そんな小さな奇跡より もっと叶わないと知っている でも そんな小さな奇跡より 強く望んで手を伸ばす 貴方の心は戻らない 割れた花瓶すら慰めようと 雫を垂らしている 一人感想戦 虚しいよ 駒を無理にでも詰めてしまいたい 言葉の数は狂いなく 過不足なく二人を引き離す そんな小さな気持ちより ずっと前から決まってた でも そんな小さな気持ちより いまだ変えてしまえそうで 貴

[あまごい]

「昔々のことでした 里を見守る女神様 答えを知らしめたはずでした 言葉を知らずに村人は 村人は」 季節は折々の布を重ね 見透かして見惚れて見えなくなって 愚かなやるせなさを未来と呼ぶなら 時を千切ってそのあとで 隣り合う破片を持ち寄り 数えたあとでまた始めよう (One cloud ago I'm proud of that time) 虹色の街の 二人に思い思いを馳せ 今の僕らは 手を振り合うだけ 探り当てた先に 柔らかな香り 触れたひとひら あなたの手のひら

[堕地]

酷い悪夢は 僕の娯楽だ 昨日のツケを 寄せたつもりか ドロドロの口内を コーヒーでゆすぐ 味も知らないが 今日も旨い、旨い 小さなポシェットで 歩くようになった 入りきらない分は ただ空元気と知る 青空が恨めしい 雨でもそうだが とにかく何も無くていい 地面だけでいい 地面だけでいい 重力だけがいい 歩ければそれでいい あとは農作業 マスクなんて浅知恵だ 穴ごといらない 酸素ボンベが流行って 売り切たらいい どんぶりだってわかる 高くついたところで いずれは取り返すだろ

[ブルーサイダー]

語るに及ばぬ 小僧の暮らし 僕のなんて特にそう 食事ばかり楽しいので 体重はとうに 大台に乗る 小難しい本を持ち歩いては 分かった風で 開いて閉じて その「ありがとう」の魂胆を 少し疑ってしまうよ 見違えるような暮らしも きっと 何度か あったけど 例えば君の歓声を浴びた日は とうに靄の中 哀しげな日々ならば 落ち込み続きの毎日ならば 愛おしい その予感たちに 言葉を添えて今 微笑みかける 帰る先は 明日も明後日も 変わることなく六畳間 窓がぽろり 水を零しても 夜半

[偶発的昨日今日]

ハイウェイも半世紀が経ち コンクリートの化粧直し こうして人生20年 僕にも頼めるかな? 昨日で5年 何故か覚えてた あいつと最後に絶交してから 断捨離だの 禁酒だと 人間やたら 切り落としたがる ついでに豚肉も だから髪の毛はいいよな 後悔先立たず、だから 先に立たれると何かと 調子が狂うもの 今日やろうと心積もりを 結局持ち越すところまで 予感しながらバイパスを渡る 僕のために何人 立ち退いたんだろう? 偏在が遍在するよ 都心が幾つあれば気が済むの? 荒天ってのは

[Higher than the sky]

しゃがれ声でも 叫びあげたい 君の名前を 求めてやまないと 君よりほかに報せたい 代わりに届けよう 見たこともない Higher than the sky 密やかに触れていて 雨垂れが巡りゆくように 同じ哀しみを持つ人よ 君よ 不躾な憧れを どうか赦してほしい 君の目に映るとき 淡い光を交わしたくて 送る 魅せられず散るのなら 一度きりで構わない 紙飛行機が滑るよ 自ずとならば墜ちるだけ 足元にも 辿り着かないまま しゃがれ声でも 叫びあげたい 君の名前を 求めている

[北斗市のカントリー]

稜線は上と下とに隔てる 身寄りをゆらゆらの世に授ける 神様かもね 曇が悲しいのは コンクリが虚しいのは 大丈夫 ここにおいで 思いがけず 御馬さんの近さ ふりさけみれば ガス掛かる雄牛さん トンボロを 我が物顔の貴方さま オンボロの 工場街はいかが? アッパーハーバー ジャズのような街 アッパーハーバー シャツ一枚でいい 目は口ほどにモノを言うね 見渡せば 汽車の汽笛にも似て 都会のことを 田舎すらも忘れて 昔から汽車は工場に 背を向ける カラフルなジーゼル車が 駆け抜

[不]

しあわせを願っているよ この星の誰よりも 僕だからできる不誠実を 片手に 手を振るよ しあわせを願っているよ 油まみれの かなえでも 君は集めて こちらに見せて 輝いているね しあわせを階段に喩えるなら 調べてご覧 足元はどこから どこへ しあわせは4文字ことば 仲良しこよし 割り切れてよかったね (僕は)いまさらだ 遠慮しとこう 腕が多いので 君はきっと なんだって最後に怖がる しあわせを願っているよ すべてを手にしてご覧なさい 不可能なことないさ 手に余るもの 指