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日常的郷愁メドレー(歌詞まとめ)

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早いとこ曲をつけてあげたい
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2022年5月の記事一覧

[二十一世紀少年団(22nd edit.)]

お前に掛けるような言葉じゃないが 間が悪いってのは恐ろしいな 三擦り半にお小言を言うなら 千摺り全部数えててくれないか 觔斗雲みたいなランタン シン化論 未来は簡単 ギタリズム背負ったサンタ ネック握って捕まえたらサ お先は安泰な 我ら花形 二十一世紀少年団 些細な問題だ 誰が蚊帳から移住先も正念場 経済紙上 踊る見出し中出し 完全無視 バナナはオカズなのだな したり顔の飛沫 らぢえーしょん 全く期待外れな人生の半ば 食う寝る処に困らないんだな 四の五の六のお小言を言う

[Curl Cloud Big Crunch]

無理くりなウインクに潜り込んだ絡繰は 時に擦り切れた僕ら 歯車のターミナル あの頃 望んだ覚えもないな 同じ雨に打たれた傘が恋だった 目をそらして初めて目に入ったカフェテリア 古びたガラスに霞んだ君と僕の現在 物語を壊しちゃおうよ 思い出が幻を見せない この場所で Suburbia Dreamers 丘の向こう側 モノレールが昇ってくるわ 螺旋の階段の先は 過去の形をした筋雲の彼方 ジリジリと蒸発する身体 叫びたくなるよ 塞いで このまま息が止まったっていい 君と僕のまま

[Lively]

朝が来て 日の出を少し過ぎた頃 ふと起きて やけに体が心を急かす 5時の踏切が あたらしい街の産声さ 昨日降られた夕立が 足元で名残惜しげに Misty town, when new lives are born no longer you can stay here alone. 人生は美しいね 喜びを語る詩が 幾千ともなくあったり あなたの名前だったり 笑い合ったりしているうちに どれほどを見てきたの 僕ら長生きしなくちゃね あなたの 一言噛み締めながら 坂道を 太

[アンニュイ・メトロ]

アンニュイメトロが2分後に また息を止めて駅を出る 扉吐き出した 窓越しに 見つめたって奴ら 戻れないさ 図体ばかりのビルディング 猫も杓子もみんな背比べ 誰がため 床面積 延べ 夜に駆け出せば同じことさ だけど奴らは 知らない 扉を出たって 見えないまま 敵味方さえおぼつかない メトロポリスを出られない ノーウェアボーイ ただこの世で 罵倒と光化学のガス部屋で 1つ噛み跡を 拭っても メトロポリスから逃げられないさ 金持ち共の人の波 縋りながら 妬みながら ノーウェア

[アンブレラ・デイドリーム]

小洒落たストリートを ふと思い出す この街の並木道で そっと傘をさす さわやかな そよ風があなたから 囁いた空想のメロディ そんなリアリティ あなたのお気に入りの 傘の持ち手には 不思議で素敵な ジュークボックスが 旋律は 風向きとあなた次第ね 聞こえる空想のメロディ ただ隣を歩くだけで アンブレラ・デイドリーム その音は アンブレラ・デイドリーム リアリティ 幸せの形が 見える気がするような あなたとわたしを 繋ぐリアリティ 並木の色を数えて ふと木枯らしが この街の

[キセキ]

奇石を砕いた顔なしモアイは 疑問も合点も許さないから 間を抜ける乾いた風に 従い歩く人の群れ 奇跡を統べる異国の神は 振らないサイコロ全部隠して 自分の番もマス目の数も 知らずに歩く人の群れ 軌跡を語る飛行機雲は 成功じゃないものを遠く見下ろし 月面みたいに足跡1つ 残さず歩く人の群れ キセキの標に五感を向けず ただただ歩く人の群れ 物心ついてから 完璧な日 一度だってないけど 週末のカフェ 君と飲む 甘めのカプチーノ それが僕の成功さ キセキなんだ わかるだろ 黄

[夢現の彼ら]

おやすみの前に少しだけ 話を聞いて 相槌だっていらない 下らないけど 僕の決意 出逢ったあの頃から 随分変わったね 僕ら 壁のアナログ時計 ふと 四月イッピが舞い落ちる音 三つ子の魂百までと 口癖をからかい合ったね 四半世紀足らずの日々が 奪わなかった唯一つ 松葉杖に苦笑いの彼も あっけないね 帰らざる人 愛しき人よ 君をどれだけ 悲しみから守れるのかな 永遠は無いと知ったから 隣の君に餞を 朝起きて見る常夜灯と 照らされる壁に染みてゆく 大人になるってさ 今までの