「棚ぼた起業家人生」の作り方・3つのポイント
ども、旅ねこです。
連続投稿10日目。雨模様の熊本です。
今日はキャリアの話をしてみたいと思います。
先日、とある交流会にて、新人の女性起業家さんから質問がありました。
ド直球なご質問ありがとうございます。そうか、私の今の働き方は、見る人が見れば手に入れたい肩書?ポジションなのですね。
私の場合、実力でこのポジションを手に入れた、というより「たまたまお声がかかったので」。この一言につきます。子育て×在宅×ITというのが当時は珍しかったのかもしれません。
講演のお仕事も「旅ねこさん、こんなテーマで喋ってくれない?」の無茶振りをこなしていたら、いつの間にか出来ることが増えちゃった。という感じです。
なので、参考になるかどうかわからないのですが、創業当初から10年間くらいの活動を振り返ってみたので、よかったら読んでみてください。
やっていたことはおもに3つです。
創業期から始めたこと3つ
1.キーマンと付かず離れずの距離にいる
商工会議所に関連するセミナーや交流会にできる限り顔を出していました。そこで、支援機関の方や地元企業の方と名刺交換をし、私の得意分野と顔を覚えてもらいました。
「ああ、旅ねこさんですね。この間もお見かけしましたね^^」の声をいただけたら顔認証成功です(笑)
当時の私は筆まめで、今後もつながりたいキーマンには定期的に近況などをメール等でお知らせしていました。
「ちょうど良かった、これ相談しようと思っていたんだけど…」
とご依頼いただくことがしばしばありました。
キーマンと付かず離れずの距離感にいる。
ここがポイント大きかったと思います。
行政関連・商工会議所・支援機関・金融機関は横のつながりが強いので、ひとつ信用ができると、横スライドで講演のオファーをいただけることが多いです。
私の場合、自然にそのような流れができ、最終的には、よろず支援拠点のコーディネーターや、農商工のプランナーまどを務めさせていただくに至りました。
仕事仲間は本を参考にしたそうです。
2.将来の仲間や顧客との接点をつくる
今となっては誰も信じてもらえませんが(笑)当時の私はとてもシャイで人見知りで、おおよそ自分から誰かに声をかけられるキャラクターではありませんでした。
起業したのに、これはまずいわけで、コミュ障解消かねて、共に学べること・仲良くなれること・最終的には私に興味を持ってもらえるよう意識しイベントを企画しました。
例えばこんな感じです。
「パワーランチ会(異業種交流会)」を毎月開催。10人〜30人集客。
起業家イベントを定開催。セミナー・異業種交流会・ビジネスマッチング・プレゼンイベントなどを実施。随時50〜200名集客。
テーマは、独立開業・フリーランスの働き方・ネット活用・女性の働き方(男女共同参画)あたりが中心でした。ここでは参加者が主役なので私は完全黒子に徹しました。
「旅ねこさんはどんな仕事をされていますか?」と質問があったときだけ手短に紹介する程度にしました。結果的には、その欲のなさがよかったのかもしれません。
3.自分を知ってもらう発信媒体を育てる
起業する前からブログを書いていて(当時はブログという呼び名はなく「楽天広場」がそれ)、ブログ・メルマガを書いたことが現在の仕事につながっています。起業して以降はテーマごとにブログを別に作り、毎日発信していました。
「イベントでは自分のPRはしなかった」と書きましたが、私に興味がある人はブログを読んでくださっていて、「旅ねこさんってこんな考えを持っているのね」「このテーマで話してもらいたい」など、参考にしていただいたようで、諸々のお仕事につながったと思います。
いいね数やフォロワーはあてにならないものです。
冒頭のご質問、希望の肩書を手に入れられるか?
との問いですが、タイミングもあると思います。
チャンスが来たら、すかさずキャッチできるよう、日頃から、「こういう仕事がしたい」と発信しておくのもアリと思います。つながりから「こういう募集あってたよ」と声をかけてもらえることがあるからです。
以上、3つの視点で書いてみました。
なにかしらご参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。
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