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不満を平等に与えようとする日本

菅総理がコロナ禍に5人以上で会食を行ったことでここぞとばかりにバッシング報道がはじまった。

私はこの手の報道をするマスコミとそれに便乗して批判をはじめる人について兼ねてからおかしいと思っている。


総理の会食は一般人が食事会や忘年会するのとは違う

総理の会食というのは仕事のためのヒアリングである。

政治家、総理大臣の仕事と一般人の食事会や忘年会と一緒にしてはいけない。

彼は政治家としてコロナ禍の今、日本がどう乗り切っていくべきかそのアイデアを知るため各界の人物に会って状況と打開策を探っているのだ。

その機会を今回のマスコミ報道や世論批判でつぶしてはならない。

それを潰すことは日本の未来をつぶすことになる。

行動の表面だけを見て人を批判するのは浅はかすぎやしないか。

なぜ日本はこのような報道と世論になってしまうのか

それは日本人が平等主義者だからである。

日本が平等を重んじる社会であることはいい事だ。

日本で暮らしていれば様々な恩恵を平等に受けることができる。

しかし反面、不幸も平等に与えられてしまうのが日本の悪いところだ。

今回の総理の食事会報道はまさにその平等主義の悪いところがでた結果である。

不平不満の感情を平等に与えたがる日本人


今回の報道でマスコミや一般人が注目している論点を考えてほしい。

自分達は食事にも行かず我慢してるのに総理は大人数で行ってもいいのか?
分科会では5人以上の会食やはしご酒を控えるように言っているのに総理は毎日はしご会食、けしからん。

批判が子供じみている。

この問答はただの揚げ足取りをしているだけ。

先生、遠足のバナナはおやつ代に入れるんですか?
おやつは果物だから弁当だろ!
バナナはおかずではないのでおやつ代に含みます。

・・・。

先生が言うことに反抗する小学生と同じである。

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