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“I’ll never forget you” とはいってもね…

昨日寝ようとした時にふと思い出したフィリピン留学時代の話。


フィリピン人の先生と、私と、数日後に卒業する日本人生徒。夜ご飯を食べた後にいつものようにだらだらとくだらない事をくっちゃべっていた。

話が途切れた時、先生が卒業する子に言った。

“dont forget me.”

友達は

“ill never forget you”

と返した。まあよくある会話といえばそうだよね。

で、その後先生は続けて

「“ill never forget you” ってみんな言うけどさ、時が経つにつれていろんな経験を積み重ねていくと、今この時の記憶はどんどん後ろに追いやられて薄くなって行っちゃうんだよね。

今すごく仲良くしていても、何年も経ったらそーでもなくなっちゃう事もあるんだよ。だから毎日目一杯楽しく過ごしてね」

と。


たしかに。ましてや、国境を超えると次いつ会えるかなんてわからないしね。


何故かこの時の事と、この言葉がとても記憶に残っている。


先生はあの当時23歳だった。23年しか生きてないのによくあんな言葉が出てくるよね。

私が23の時にあんな事言えただろうか…


はじめてのナイトマーケットに付き添ってくれたり、夜中までクラブで遊んだり、頼りになる奴かと思いきや、突然学校を脱走して行方不明になったり。

本当よくわかんない人だったけど面白かったな。笑


たいして連絡もとらなくなったけど、こないだの私の誕生日には突然メッセージがきてびっくりしたわ。

大丈夫、私はあなたの事忘れてないよ。


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