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ローケーキ

Raw=生、という意味

収穫・加工・調理の過程で 
48度以上の高温にさらすことなく作られた
焼かないケーキ

ビタミンや酵素を生きたまま
体内に取り入れることができます。 
(48度以上で栄養や酵素が死んでしまう)


✔︎100%ナチュラル
✔︎乳製品・卵不使用(ヴィーガン・ベジタリアン)
✔︎小麦粉不使用(グルテンフリー)
✔︎白砂糖不使用
✔︎罪悪感なし(ギルトフリー)


食物繊維を多く含んでいて低カロリー
ヘルシーで健康や美容に効果があって
ダイエットやおやつにピッタリ✨


卵や牛乳のアレルギーがある方も 
授乳中にも安心して食べられる

しかし、食べすぎや食の偏りには
注意してくださいね!(なぜかは後ほど)



主な材料は
カシューナッツなど生のナッツ
ココナッツオイル、未精製の甘味料、
スーパーフードなど。


材料を撹拌して、冷やし固めるだけ!

超簡単!そして、オーブンがなくても 
作れるのもうれしいですね。

「クラスト」ローケーキの土台となる部分
「フィリング」というクリームの部分
これらも全てこの材料でできています。

材料を変えて簡単にアレンジもできます!
お好きなフルーツにナッツを混ぜて
ミキサーで撹拌▶︎ふわふわのムース
カカオバターとカカオパウダー▶︎生チョコ


フィリング
ホイップクリームみたいなものは
カシューナッツなどを一晩浸水して
ミキサーやフードプロセッサーで
なめらかになるまで攪拌
冷蔵庫で冷やして固さを調節すれば
普通のケーキのようにデコレーションできる


一般的なスイーツとロースイーツの違い

一般的なお菓子は主に
小麦粉・バター・卵・白砂糖で作られてて
栄養素は糖質と脂質と少しのタンパク質
そしてごく僅かのミネラルやビタミン。


ロースイーツは糖質や脂質以外に
多くの種類のタンパク質(アミノ酸)・
ビタミン・ミネラル・食物繊維・
酵素が含まれています。




生の食材には食物酵素が多く含まれるため
体の代謝がよくなって
体調改善、便秘解消、美肌などの効果が。

卵を泡立てて空気でふくらませて
小麦粉で形をキープして焼き上げる
一般的なケーキと比べて

ローケーキは空気でふくらませることがなく
食材そのものの密度をキープしています。
だから、少量食べるだけでも満腹感がある!
食べておいしく罪悪感なくスイーツを楽しめるのです。


一般的なケーキなど小麦や砂糖の食品を取ると
血糖値が急上昇し、インスリンが過剰分泌され
脂肪が蓄積されてしまいます。


ドライフルーツやメープルシロップなどの甘味を
使用するローケーキは血糖値の上昇がゆるやか。
食物繊維も豊富で栄養価も高いので健康面でも安心!


ただし、
焼いて膨らませる市販のケーキとは異なり
ロースイーツは体積分の材料が必要なので
一切れ当たりのグラムは市販のものと比べ重たく
種類によってはカロリーや糖質・脂質など
大差ない場合も。
⚠︎カロリーは低くないので食べ過ぎには注意が必要!




しかし
ロースイーツの大きなメリットは
カロリーや糖質が低いとか高いとかいうことではなく


三大栄養素と言われる
▶︎糖質・脂質・タンパク質以外の栄養素が豊富なこと
▶︎酵素が含まれているということ
ここが最大のポイント!


これらの栄養素は
三大栄養素が円滑に体内に吸収され
活用されるようサポートする働きがあります。
 

ビタミンB1▶︎糖質をエネルギーに変える際に役立つ
B2▶︎タンパク質
B6▶︎脂質に対応
マグネシウム▶︎代謝などに必要な酵素を補う補酵素としての働き

ビタミンE、ポリフェノール▶︎抗酸化物質
体の細胞を日光や食べ物に含まれる有害物質などから守り老化を防いでくれる


このように、使用する食材によって
様々な代謝に関わる栄養素や
内臓の状態を整えたり強化したりする栄養素などを
ロースイーツを通して摂取できます。


特にロースイーツは、
酵素の有無に大きく着目した食べ物


酵素は、植物でも動物でも生きたもの
にしか含まれていません。

体内で生産される消化酵素と代謝酵素、
そして食べ物に含まれる食物酵素があります。


人間がー日のうちで
生産できる酵素は決まっているので
一度にたくさん食べたからと言って
使用できる酵素の量には限りがあります。

お肉や加工品など消化に負担のかかる食べ物を食べると、消化までに時間がかかり、消化器官が疲弊します。

しかし、野菜や果物などの生の植物を
中心とした食生活では、
植物たちの持つ食物酵素が消化を助けてくれる。
体の疲労を軽減することに繋がり、
代謝酵素による細胞の修復や入れ替えなどの
体のメンテナンスが円滑に行われるのです。




市販のスイーツは
白い小麦粉や白砂糖やブドウ糖果糖など
精製された食材がほとんどです。
油も工業用の溶解剤を使用して抽出された植物油や
食べるプラスチックと言われている
マーガリンやショートニングが使われています。


白砂糖などの精製された食品や
動物性の食品は炎症を促進させる働きがあり
腸管を荒らし体の抵抗力を低下させ
アレルギーの悪化や免疫力の低下を引き起こします。
 

・着色料「カラメル色素」
日本で使用される着色料の8割に使われてる
亜硫酸やアンモニウム化合物によって
化学反応を起こして作られていて
カレーやお漬物、チョコレート、焼き菓子、清涼飲料水、など、さまざまなありとあらゆるものに。
昔ながらの砂糖を煮詰めて作る作り方は
町の小さなお店やこだわったお店しか行っていない。


安全であると認められているとはいえ
使用基準が設けられているし
そもそも、普通に作ると
チョコレートもカレーも焼き菓子も茶色になります。
本来であれば色をつける必要がありません。
ずっと綺麗な色を保つためだとか
カカオは高いから量を減らして着色料を加えようだとかそんなコスト意識から生まれた発想なのです。




対して、ロースイーツは、
もともと「健康食品」という観点から生まれた食べ物。
基本的にはオーガニック食材を中心として
天然の植物に大きく手を加えずに使用して作ります。


植物がカラフルで様々な色味を持っているのは
種の保存のために、虫や鳥たちの目印として。

植物の持つ色(色素)は、
外敵から身を守るための防御機能。
植物たちは自ら移動することができないので
周辺環境に大きく左右されます。
紫外線や、大気汚染、水質汚濁、寒冷、
そして葉や木の実を食べてしまう虫や鳥、人間。

足を持たない植物たちは、
それらを甘んじて受け入れるしかないのですが
強い色で相手に警戒心を抱かせたり
青臭いにおいや渋み・苦みで
相手を遠ざけようと対抗策を持っている。

色素・味・匂いなどのその植物を特徴づける物質は、
ファイトケミカルと呼ばれる栄養素。
1万種類以上あるそれらは抗酸化物物質、
さらにはビタミン・ミネラルなどの 
栄養素の働きを円滑にしてくれる働きも。

代表的なのは
ポリフェノール・カテキン・カロテンなど。
植物たちの生命の根源である光合成の場・葉緑体には
クロロフィルという緑色の色素が含まれていて
その色素(葉緑素)によって光合成が行われ
生命活動が維持できるのです。

このように、自然界で植物が持つ色味や味は
人間を楽しませるものではなく 
生命力の塊・栄養の宝庫なのです。
 


現代の食材たち

精製された食品は不純物を取り除いた食品
砂糖は甘く、小麦粉は白く、
扱いやすくなり雑味がなくなり
甘味の添加、お菓子の成形などには
ちょうど良いかもしれません。

しかしその不純物にこそ
ビタミンやミネラル・ファイトケミカルが
含まれているのです。
現代のお菓子は、農薬や添加物など体にとって
毒素となる物質が多く含まれ
ビタミンやミネラルやファイトケミカル・酵素など
毒素を無毒化しようとしてくれる物質が減少。

特に、空気や水や土壌が汚染されている現代は
野菜や果物・穀物そのものが持つ栄養素自体が
昔と比べると減少傾向にある。


現代の食生活は
三大栄養素(特に脂質と糖質)が過多になりがち。
昔の人以上に積極的に
その他の栄養素を取り入れる必要があります。
 
 


プラーナという考え方
 
プラーナとはサンスクリット語で呼吸や息吹を意味。
日本でいうところの気。元気、勇気、活気、、、

人の生命力に大きく関わる生命エネルギーのことで
アーユルヴェーダにおける大切な人間の構成要素のひとつ。(別名…宇宙のエネルギー)

ブレサリアンという
仙人のようにご飯を食べない不食の人々は
このプラーナを食事の代わりに取ることで
生きるためのエネルギーを得ているそう。


生命力の強い食べ物を食べることで
自身の体調を整えることができると考えられます。

プラーナが多い食べ物は
新鮮な野菜や果物、ナッツ類、未精製の穀類など。

動物の肉や加工工程の多い
ファストフードなどは死んでいるため
プラーナは含まれず、逆にプラーナを消耗するとも。

同じスイーツをたべるのなら
口で満足だけでなく、見た目も満足そして
心と体が喜ぶお菓子を選んでみませんか?


私は、普通のケーキを食べるときと比べて
食べ終わったあとの軽さが違うのを感じます!

ネットでレシピを検索すると
難しく思われがちですが
実はとっても簡単につくれるので
ぜひトライしてみてくださいね!