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(4/9)台風直撃の中、新たな旅の仲間を加え、イグチさんとふたたび九州を行く 2017年9月15日(金)-18日(月)

台風のことなどすっかり忘れ、福岡天神で酒を呑み、中洲へ移動しさらに酒を呑み、豚足スープを呑み、博多ラーメンを食べ、順調に旅を続ける愉快な旅の仲間一行。旅のキーパーソンの一人、イグチさんについて少し語りたいと思います。
画像は今回の話の中身とは関係ありません(笑)
注)2017年9月の記事になります。


◾️イグチさんたちと知り合ったきっかけ

さて、ここでようやく宮崎の友であるイグチさんの紹介をしたいと思います。
イグチさんとわたしは同年代。知り合ったのはネット上で、その後、盛岡にイグチさんがいらしたのを機会につながり、付き合いは今に至っています。

「宮崎の焼酎『鶴の荷車』が旨い」とどこかに書いたことがあり、それをイグチさんが目にし、以来、ネット上でやりとりを始めたのでした。
「宮崎に面白い人がいるなあ」と、どんどんイグチさんが気になり始めたのでした。

イグチさんと知り合ったときと同時ぐらいに知り合った、岩手県内の友人たちと呑み歩いているうちに、仲間の一人が飲食店情報のメールマガジンやら掲示板をはじめ、それが面白かったので、仲間内でネタ探しで呑み歩く機会が増えていきました。
そのときの仲間の一人が、当時は岩手県に住んでいたイクヤさんでした(のちに秋田県へ引っ越しされました)。

そのネット上でのやりとりを目にして、いつしか呑み仲間になったのがツッチさんであり、まあそう考えると縁とは不思議なものですね。
イクヤさんたちと盛り上がり、酒の話や酒場の話をネット上で発信していたら、イグチさんやツッチさんと繋がったわけです。

◾️イグチさん、来盛する

さて、そのイグチさんでありますが、10年ほど前にはるばる宮崎県から宮城県まで蔵見学のため遠征した折、さらに北上して岩手は盛岡まで足を伸ばしてくださり、「ベアレン醸造所」で待ち合わせし、その足で紫波町「月の輪酒造」まで一緒に蔵見学をしました。

このときにイグチさんと同行していたのは、盛岡出身で東京在住のuniさんという方で、ありがたいことにuniさんとも、それ以降も何度か盛岡で宴席をご一緒させていただきました。

そのときわたしは、生まれたばかりのムスメが体調を崩していたので、夜の街を案内することはできなかったのですが、以後、数年に一度のペースでイグチさんは盛岡にいらしてくださるようになり、その都度、夜の盛岡を案内させてもらいました(そのうち1回は、ツッチさんも含めた3人で、仙台で開催された共通の知人=前述の呑み仲間の披露宴にも出席しました)。

そうやって「ぜひ今度は九州宮崎へ」とお誘いをいただいていたのですが、我が家が共働きで、ムスメも小さいということでなかなか機会を見つけられなかったのですが、ムスメが大きくなって手がかからなくなったのを機に、2015年、初めて九州へと上陸することができたという経緯になります。

◾️行動力と知識の人イグチさん

と、ここまで書くと大体わかると思いますが、イグチさん、実に行動力のある方なのです。ネットで気になる書き込みを見つけ、連絡を取り、実際に会いに来てしまい、以後、何度も何度も宮崎から盛岡まで足を運んでしまう人なのでした。

そのことに驚きもあると同時に、当然ありがたいと思う気持ちもあり、今となっては、ただただ出会えたことに感謝なのです。

ここまで付き合いが長く続くには、今言っているように、イグチさんの行動力というのもひとつ大きな理由ではありますが、酒と肴と酒場とそれを取り巻く環境・文化・歴史などなどといったところへの興味関心の共通項が多いのも理由となっています。

また、イグチさんは、地元九州宮崎だけでなく、われわれが知らない東北全般の 風土・民俗・慣習・食文化に関しての知識も豊富であり、一緒にいるとこちらの方が教えてもらうことが実に多いのです。

その行動力をもって、忙しく動き回っているにも関わらず、いつ仕入れて、いつどこで勉強しているのだろうかというほどの知識量に、毎度不思議に思ってしまうのでです。

あとはその個性の中核を成すのは「個」としての面白さでしょう。基本、物凄く気遣いが細かい、気配りの人なのであるが、ある側面は豪快そのものであり、そういったアンバランスさが、いつもわれわれの中に笑いを引き起こすわけです。

当然、本人自身のユーモアセンスもありましょうが、行動のひとつひとつが“イグチさんらしさ”に溢れていて、「やっぱ、イグチさんだわwwww」と面白く嬉しくなるのです。

真冬の仙台で泥酔して半袖一つで失踪した事件、「ネッスンドルマ」で芝さんに叱られた事件、ワイン会に焼酎を持ち込んで参加者に振舞ってしまった事件、買ったばかりのiPhone7の画面が朝起きたら割れていた事件等々、本当に面白いエピソードには事欠かないのです。

◾️イクヤさんとの共通点も多い

さらに、反社会勢力系の話やプロレス系の話や音楽系の話には、イクヤさんとの共通点が多いのも特筆すべき点です。このあたりの話、わたしは毎度ついていけません(笑)

なかでも、趣味と嗜好が共通する二人が、2年前の鹿児島の夜「軍国酒場」で軍歌を熱くデュエットしていたことは強烈な思い出として残っています(ツッチさんとわたしは二人についていけず、お通しの金平糖と乾パンをつまみ芋の湯割りを吞みつつ、二人の気が済むのを待ったのでした)。

といったように、旅のアテンド役イグチさんについては、正直、書いても書いても書き足りなく、なかなか伝わらないと思うのですが、この旅行記の中で少しずつその個性に触れてもらえたらと思っています。

今回の旅も、お子さんがまだまだ小さいにも関わらず快く同行して下さっており、イグチさんのご家族にも深く感謝を申し上げたいところなのです。

(5/9へつづきます。)

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