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はじめての乳房検査にドキドキ



人生初のマンモグラフィ検査


母も祖母も、おばたちも乳がんになっていないので、私も乳がんにならないだろうと思っていました。さらに、貧乳だから乳がんとは無縁と思い込み、乳がん検診をずっと受けてきませんでした。

マンモグラフィ検査は、板で胸を挟みます。その際、痛みを感じる人もいると聞いて嫌だなという気持ちがありました。何より心配事は、貧乳の私の乳房をちゃんと挟んで検査ができるのかどうかということです。検査室の前で、ドキドキしながら待っていました。

むぎゅ~と伸ばされる


女性の検査技師さんが、私の名前を呼びました。検査室に入って、はじめてのマンモグラフィ検査です。3Dマンモグラフィというもので検査をするそうです。機械を抱えるように立ち、板に胸を乗せます。すると技師さんが胸の位置を調整。胸を伸ばして板でぎゅ~と潰されます。

驚いたのは、乳房というものはよく伸びるということです。小さな胸でもちゃんと挟めるようです。技師さんの技術ってすごいです。

痛みは、思っていたよりありませんでした。私は、痛みよりも圧迫感のほうが気になりました。技師さんのお話では、乳房をしっかりと挟んでぺったんこにした方が被ばくが少ないということです。そういうことなら、多少の痛みや圧迫感など我慢します。

何枚か写真を撮って、技師さんが画像をチェック。「しっかりと撮れています」の言葉とともに、マンモグラフィの検査は終わりです。ドキドキした初マンモグラフィ検査は、意外とあっさり終わりました。

超音波検査


はじめてのマンモグラフィ検査のあとは、乳房の超音波検査です。超音波検査の検査は、お腹の超音波検査を何度か受けたことがあるので、ドキドキするということはありませんでした。乳房の超音波検査も女性が行うようで、こちらはかなりリラックスした状態で検査を受けることができました。

私は、薄暗い検査室のベッドで仰向けに寝ているだけです。技師さんが、検査用のゼリーを胸に塗ります。次に、プローブといわれる超音波の出る検査器具で、左胸を行ったり来たりしながら検査をしていきます。

まんべなんく、左胸を検査。特に、しこりのある辺りは何度も何度もプローブを当てて撮影。さらに、鎖骨の下付近、脇の下まで。乳房の超音波検査は、広範囲を見るんだなぁ~なんて思いながら検査を受けていました。検査が少し長い気もしましたが、しっかりと検査してもらえることに越したことはないです。

女性の技師さんの存在は偉大


マンモグラフィの検査では、乳房の位置を決める際、技師さんが乳房を手で伸ばして調整します。なかなか普段、乳房を伸ばされるということはないので、かなり抵抗があります。

私が検査を受けた病院では、マンモグラフィの検査は女性の技師さんが行うようです。また、超音波の検査も乳房の場合は、女性の技師さんが行うことになっているようでした。

後日行った造影MRI検査では、上半身を脱いで機械にうつ伏せになるまでは女性が担当。検査を行うのは男性というスタイルで、女性に配慮した対応をしてもらえました。

技術力があれば男性でも問題ありませんが、幾つになっても、多少の恥じらいはあります。特に、乳房となるとなおさらです。

検査前でドキドキしている中、女性の検査技師さんが行ってくれることで、緊張もほぐれます。やはり、女性の方が抵抗感は薄れます。今後、もっともっと女性の検査技師さんが増えてくれることを願います。

これからはちゃんと検診受けようかな


体調が悪いわけではないし、たかがしこり。検査結果は、別に何ともなくて年齢によるものってきっと言われるんだろうな。50間近だし。はじめて受けたマンモグラフィも想像より痛くなかったし、ちゃんと乳房挟んで検査できたんだから、ちゃんと検診受けようかなと思いながら検査室をあとにしたのです。

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