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【鎌倉】 学業成就、縁結びのご利益を頂ける葛原岡神社

鎌倉市には主たる神社が40社以上あります。その中で、学業成就、縁結びのご利益を頂ける葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)に参拝しましたのでそのご利益を紹介します。

鳥居

鎌倉駅、北鎌倉駅から30分程度歩くと周囲が開けて鳥居がみえてきます。

葛原岡神社_鳥居

鳥居をくぐる前に。。。この鳥居の右隣りに次に書きます「魔去る石」があります。まずはここで邪気を叩き壊して、幸せな運気を取り込んでから鳥居をくぐりましょう。

ご利益①:「魔去る石」

葛原岡神社_勝る石

魔が去るように願いを込めて盃を石に当てて割ります。「魔が去る」が転じて「勝(まさる)」ということで幸せを勝ち取る石。割れるまで何度当てても構わないそうなので、しっかり割って、幸せを勝ち取りましょう。

葛原岡神社_盃

この盃を勝石に当てます。初穂料は1枚100円です

縁結びの男女石、縁結びみくじ、絵馬掛け、成就お礼の折り鶴奉納所、など縁結びに関連するパワースポットが集結しています

葛原岡神社_みくじ全体

ご利益②:「縁結び(男女)石」

葛原岡神社_ムスビ石

「縁結び守り」をうけたときに赤い糸とその糸に通された5円硬化をいただけます。縁結び石に掛かるしめ縄に結び付けます。結び方は以下のとおりです。

赤い糸の結び方
・良縁、縁結び、女性の場合は右側の男石
・人間関係などの絆をムスビたい方は中央へ
・良縁、縁結び、男性の場合は左側の女石

ご利益③:「だいこくさま」の良縁ご利益

葛原岡神社_大黒様社

葛原岡神社_御朱印大黒様

だいこくさま=大国主大神は、良縁の神様で毎日の生活を幸福にお導きくださいます。このお社の中に非公開ですが、だいこくさまの御神体が鎮座されていると授与所で写真を見せていただきました。

この御神体の木像は、二宮尊徳翁邸内の樟(くすのき)で作られたと伝えられています。

手水舎

葛原岡神社_手水

最近はどちらの神社でも手水舎に柄杓(ひしゃく)が置かれていないことが多きですが、こちらもそうでした。龍の口からでる水で清めました

ご利益④:「縁結び絵馬」「縁結びおみくじ」

葛原岡神社_絵馬

少し丸目のハード型シルエットの絵馬です。ご縁結びのお願いを書き入れましょう

葛原岡神社_みくじムスビ場所

恋色のおみくじ。良い内容でも悪い内容でも今の自身の鏡として心に留めることが大切ですね。

ご利益⑤:お礼の「おりがみ」でご利益に感謝

葛原岡神社_おり紙

葛原岡神社で縁結びを祈願して、願いが叶ったら神様にお礼にお参りします。社務所で、「お礼のお参りに来ました」とお伝えするとおりがみがいただけ、それで折り鶴を折って結び石の近くのボックスにお礼の言葉とともに奉納します。


本殿に向かって少し上り坂の参道と左側には合鎚稲荷社が見えます

葛原岡神社_拝殿までの上り坂


ご利益⑥:「昇運の神龍」のお力で願いを確実に早く神届けていただく

葛原岡神社_昇運の神龍

御本殿造営の際に、旧本殿に納められていた神龍で御祭神を守ってきた。神様のおつかいとして願い事をより早く届けていただけるようにお参りするそうです

ご利益⑦:「合鎚稲荷社」、人間関係を良い方向に導く

葛原岡神社_相鎚稲荷斜め

葛原岡神社_相鎚稲荷正面

合鎚稲荷社の「合鎚」は刀を鍛えるときの動きに由来するものだそうです。鍛冶の仕事で師匠と弟子で向かい合い、師匠が槌を打つ合間に弟子が槌を打つ行為で、現在の正しい漢字表記としては「相槌を打つ」という使い方で「合槌」の字が使われます。

ご利益はお稲荷様ですので、「五穀豊穣」「商売繁盛」などです。また「合鎚」の言葉から人々がお互いに「あいづち」を打つように円滑になること、「人間関係」を良くするというご利益があるそうです。

葛原岡神社_御朱印合鎚


ご利益⑧:御祭神:日野俊基卿の学業成就ご利益

葛原岡神社_日野俊基銘

より大きなご利益のために葛原岡神社の御由緒

より深く葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)を知ってから参拝されますと更に大きなご利益が得られると思いますので深堀りしておきます。

御祭神:日野俊基卿

鎌倉時代末期のこと。執権北条氏の政治を正すために、後醍醐天皇は倒幕の計画を立てられた。御祭神である日野俊基(ひの としもと)は、後醍醐天皇の親政に参加し、天皇の秘書的な役割の蔵人(くろうど)となる。優秀な文官であり学者としてしられていた。このことが、学業成就のご利益につながります。元弘2年/正慶元年6月3日(1332年6月26日)日野俊基はこの地で最期を迎えた



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